概要
ウィザーディング・ワールドには国際魔法使い連盟に登録済みのものだと11の由緒正しい魔法学校が存在する。後述の学校を有する国以外の魔法族の子供にはホームスクーリング(ホームエデュケーション)※が一般的であり、独自の魔法学校をもつ国は少ない。
つまり世界の大半の魔法族は魔法学校に通うことはない。
ホグワーツやマホウトコロ、そしてKoldovstoretz以外の(現在存在が判明している)魔法学校はかなり広い地域から学生を受け入れてはいるが、前述を鑑みるに実際は学校所在国の魔法族が生徒の多数派であると見られる。
実際ボーバトンなどは、他国(スペイン、ポルトガル、オランダ、ルクセンブルグ、ベルギー)の魔法族も多く在籍するものの大半の生徒はフランス人であると公式に明言されている
※家族による教育、家庭教師による教育、通信教育など、学校ではなく家庭で行われる教育。マグルの社会においても18世紀までほとんどの文化と国において主流の教育手段であった。19世紀初頭の公教育普及で一時は廃れるも、WW2後、公教育への不信感の高まりなどを背景に復活しはじめた。英国、ノルウェー、スウェーデン、西ヨーロッパ、イタリア、北アメリカ、スペイン語圏南アメリカ、南アフリカ、ロシア、中国、オセアニア諸国などなど、公にホームスクーリングを認めているマグルの国々はわりと多数。日本マグル政府は国民に子供を通学させる義務を負わせているが、破ってもドイツのように親に厳しい刑罰が課せられることはなく、近年ではいじめなどを理由にフリースクールなどを利用する児童も増えている。子どもの社会性や知能が育まれないと主張する批評家たちの存在とは裏腹に、存外子どもへの教育効果も高い(リンク)(リンク)。
国際魔法使い連盟に登録済みの一般魔法学校一覧
学校名 | 所在地 | 代表的な卒業生 |
---|---|---|
ホグワーツ魔法魔術学校 | 🇬🇧スコットランド-ハイランド | アルバス・ダンブルドア、ニュート・スキャマンダー、ハリー・ポッター |
ボーバトン魔法アカデミー | 🇫🇷フランス-ピレネー山脈 | ニコラス・フラメル、フラー・デラクール |
ダームストラング専門学校 | ✖️隠匿 ノルウェーかスウェーデンの最北 | ゲラート・グリンデルバルド、ビクトール・クラム |
Koldovstoretz/колдовсторец | 🇷🇺ロシア | |
イルヴァーモーニー魔法魔術学校 | 🇺🇸アメリカ合衆国-グレイロック山 | ティナ・ゴールドスタイン、クイニー・ゴールドスタイン |
カステロブルーシュー | 🇧🇷ブラジル-アマゾン | リバチウス・ボラージ |
ワガドゥー | 🇺🇬ウガンダ-月の山 | ババジデ・アキングベード |
マホウトコロ/魔法処 | 🇯🇵日本-南硫黄島 | |
??? | カナダ? | |
??? | オーストラリア? | |
??? | ? |
その他の教育機関
ウィザーディング・ワールドには、前述の他にも箒飛行の専門学校や、演劇アカデミー(Wizarding Academy of Dramatic Arts)(W.A.D.A.)、語学学校、水中で使う呪文の専門学校、ホグワーツ就学前の児童に呪文含む各魔法的分野を教える学校などがある。
教育水準の保証はできないものの、魔法使い連盟に登録されていない魔法学校も世界には存在する。公式では少なくともアフリカにはそのような学校がいくつか存在することが明言されている。
余談
『ゲド戦記』シリーズは『ハリー・ポッター』シリーズに影響を与えたとされている。たとえば、両親を亡くし「死」に関する呪いで顔に傷を受けた少年の主人公、携帯する杖の概念、魔法を学校で学ぶ、などの設定が『ゲド戦記』からインスパイアされたとされている(参照)(参照)(参照)。