概要
Uagadou[Wag-a-doo]
国際魔法連盟認可の11の魔法学校のひとつ。
数あるアフリカの魔法学校の中でも1000年以上の時間に耐えてきたのはワガドゥーだけであり、うらやましいほどの国際的名誉を保持している。
また、すべての魔法学校の中で最も大きく、広大なアフリカ大陸のいたるところから生徒を受け入れている。
所在地について唯一分かっているのは「月の山脈」にあるということ。
校舎
ウガンダの月の山。山の斜面を削って造られた大建築物で、霧に覆われ、宙に浮かんでいるように見える。
ちなみに「月の山脈/Mountains of the Moon」とはナイル河の源流があると信じられていた伝説の山脈。ウガンダのルウェンゾリ山のこと。
カリキュラム・卒業生
多くの(あるいは全てという説も)魔法はアフリカに起源を持つ。
ワガドゥーの卒業生は特に天文学、錬金術、変身術に精通している。
杖はヨーロッパで発明され、アフリカの魔女や魔法使いは前世紀にそれを便利な道具として取り入れた。しかし依然として彼らは多くの呪文をただ指をさしたり、手の動きだけで唱えている。→杖なし呪文
ちなみにこの伝統は彼らアフリカの魔法族にとって、うっかり国際機密保持法に抵触した際の有用な予防線足りえたようだ(ただの手振りだった! 彼の顎を落とそうとしたわけじゃない……)。
2016年近辺で開催された動物もどきの国際シンポジウムにおけるワガドゥー校のシンクロナイズド変身術はマスコミを沸かせ、ベテラン魔女や魔法使いたちを不安がらせた。わずか14歳の子供たちが自由自在に象やチーターに変身するのだから。
大勢の著名な卒業生の中には、アルバス・ダンブルドアの後を継いで「国際魔法使い連盟の最上級魔法使い」に就任したババジデ・アキングベードがいる。
ホグワーツ・レガシーではついにフレーバーテキスト上ではない実際のメインキャラクターとしてワガドゥー出身の転校生、ナツァイ・オナイが登場した。
入学
ワガドゥーの生徒たちは入学許可証を、校長が送る「夢の使者Dream Messengers」から受け取る。
夢の使者は子供が寝ているときに現れ、印になるもの(通常は文字が刻まれた石)を置いていく。目覚めた子供は、手の中の石に気づき、入学を知る。
他にこのような生徒の選別方法を行っている学校はない。