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バビロンの大淫婦(Fate)の編集履歴

2023-04-28 15:39:37 バージョン

バビロンの大淫婦(Fate)

ばびろんのたいいんぷ

「Fate/Grand Order」で言及されている存在の名称。

ソドムズビースト


概要

FGO開始当初、ネロの担当声優の丹下桜氏が公式ブログで『Fate/Grand Order』において演じる役の1つとして「マザーハーロット」を挙げた(現在は削除されている)ことから存在が判明したキャラクター。


その後ネロについて後述の様々な描写から、登場が期待されて来たが、Fate/Grand Order Arcadeにて、ついにソドムズビーストというビーストクラスのキャラクターが登場した。


詳細はソドムズビーストの記事を参照。



ネロの疑惑の描写

  • 「マザーハーロット」は『Fate/EXTRA』ドラマCD「帰ってきた!ブロッサム先生! 狐沌編」において、アーチャーが「どうせ、この技を使えばセイバーが黒化…マザーハーロット的な666の獣になって、マスターに愛想を尽かされると思ったのだろう?」と発言している。
  • キャス狐がネロに対して「一歩間違えれば悪に堕ちてしまう危うい所がある」と述べている。
  • 第1部第二章マリーの幕間の物語「白百合の王妃と薔薇の皇帝」において、ネロに原因不明の不自然な魔力上昇が見られ、ただの人間であるはずの彼女がサーヴァント並みの戦闘能力を手にした。
  • 同じく第二章にて、アレキサンダーがネロに対して「君は魔王にだってなれる」と発言した。
  • ネロの幕間の物語「幾たび、終幕を迎えても」にて、ネロが最期を迎えた荒野に出現した彼女の亡霊が倒された際、「ああ…聞こえる…都の嬌声…六番目の…」と言う台詞を口にした。
  • ネロ・クラウディウス(水着)のスキル「夏に夢を:A」が消失し「七つの冠:C」が追加されていること
  • ネロ・ブライドの強化クエストに登場したエネミーは黙示録の獣を示唆する七つ首のおろちとビーストIIIであった殺生院キアラカーマであった。
  • 2019年7月に開催されたイベント「ぐだぐだファイナル本能寺2019」の後半戦「オルタ戦線」ではこの時点では反転形態がいないにもかかわらずお試しオルタということで登場していたが……?

なお、公式的には『バビロンの大淫婦』(☆4ネロ・クラウディウスのプロフィール6、書籍『Fate/Grand Order material V』BB解説ページ)という名称が使用される。






外部出演(?)

Fate/Prototype蒼銀のフラグメンツ』最終回にて「沙条愛歌が6騎のサーヴァントの魂と数多の少女の生贄で現界させようとしていた怪物」について地の文が「充分に成長すれば7つの頭と10本の角を持つだろう」と述べており、実際に「ママ」である愛歌が死亡した事で暴走して無理矢理現界した際にそれに近い姿を手に入れている。


上記の通り、伝承における「バビロンの大淫婦」が跨る獣に近い姿を持つこの怪物については「ビースト」と呼ばれているが、この記事で取り上げている存在と同一個体なのかは不明。


余談

水着ネロのスキル名にあるように「七つの冠」を被ると『ヨハネの黙示録』本文で明記されているのは、大淫婦でも獣でもなく、12章3節に登場し、獣と同じく「七つの頭と十の角」を持つ赤い龍(サタン)である。

ただし、大淫婦がまたがる獣も冠を被る、という解釈で書かれた絵も古くから存在している。有名な例ではルター訳新約聖書の挿絵がある。

女神転生シリーズの「マザーハーロット」もこれを引き継ぎ、七つの頭に七つの冠を乗せている。マザーハーロットは同シリーズの『真・女神転生Ⅲ』が初出のワードである。


関連項目

Fateシリーズ Fate/GrandOrder

マザーハーロット 大淫婦バビロン ヨハネの黙示録 ババロン


マスターテリオン(Fate)“LとR”でペアになる存在とされる。

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