「祈りましょう。皆さんが幸せになりますようにと。」
概要
ピルグリムのパイオニア所属のニケ。
金髪碧眼の美女であり、「ラプンツェル=髪長姫」の名に違わぬ非常に太い三つ編みが特徴。この髪の毛は1本1本がジャマーとなっており、一本だけでは微弱でも複数束ねることで効果を増幅しており、ラプチャーが彼女を捕捉することはほぼない。
デザインモチーフはシスター(修道女)。衣装として、黒色のベール(ウィンプル)に白のフィッシュ(襟掛)を身に纏っている。
背中には複数の謎のメカと光輪が浮いている。この謎メカはロケットランチャーをチャージする時に、背中の中央付近へ移動する。
顔以外は肌の露出が一切なく、メカメカしい身体をしている。
彼女の身体については、ファンアートの描き手によって解釈が大きく分かれている。一般的なニケと同じく、衣装のように脱げるものだと捉えている描き手がおり、特にR-18イラストでは肌を露出している描写が圧倒的である。
誰に対しても敬語で話し、母性愛に溢れて慈悲深い性格。
希望がある限り負けることはない、と本人が語るように悲壮な世界であっても前を向くことを忘れず、分け隔てなく優しく振る舞うまさしく聖女のようなニケである。
プレイヤーからも人気があるニケの1人であり、2023年4月に公式で行われた「NIKKEグローバル人気投票」では第4位にランクインしている。
ゲーム内での性能
レアリティ | SSR |
---|---|
クラス | 支援型 |
コード | 鉄甲 |
武器 | ロケットランチャー |
バースト段階 | Ⅰ |
本物のロケットランチャーではなく、メイス状の武器「ホーリーグレイス」から輪形の光弾を発射する。ドロシーからは「杖」と呼ばれており、彼女曰く「狙撃もできず、湿度によって軌道が変わる」とのこと。
HPを回復する能力が多い支援タイプの中でも際立ってそれに特化したスキルが揃う。
自分がフルチャージ弾を発射するとそれだけで味方全体を回復する上、攻撃力の高い味方のHPと回復量をブーストするため、防御が低く死にやすい攻撃型の味方を粘り強く支えてくれる。
極め付けがバーストスキル「ガーデンオブシャングリラ」。全体大回復に加えて死亡したニケをランダムで1人蘇生させるというもの。現状味方の蘇生能力を持っているのは彼女のみである。
代償としてクールダウンが60秒と際立って長くなっているので基本的に一度しか発動することはできない。彼女だけだとバーストスキルの回転がほぼ不可能なので、バーストスキルⅠを持つ味方はもう一人編成した方がいいだろう。
メインクエストの道中戦やボス戦のほか、ニケ同士が戦うアリーナでも、場持ちを大きく安定させるポテンシャルを秘めており、現状、ゲーム内最高クラスのヒーラー能力を持っているニケと言っても過言ではないだろう。
関連動画
ハーフアニバーサリーの祝福第1弾(アリス、ラプンツェル、ディーゼル)
ハーフアニバーサリー声優インタビュー - 三森すずこ(ラプンツェル役)
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以下、ネタバレ注意
もうひとつの顔
彼女にはもうひとつの顔がある。
異性…特に「筋肉質なブラザー」を見ると危険な妄想が止めどなく溢れてくるという、およそ健全とは言い難い嗜好を持っている。
妄想するだけならまだしも、伏せ字な単語やシチュエーションを思わず口走ってしまうことも多々あり、有り体に言ってスケベ丸出し。しかも興奮し出すと、頬を赤らめたうえで表情が崩れ、「はあ、はあ…!」と息遣いも荒くなる。なんだこのドスケベシスターは…。
ニケを大事にする指揮官に対する視線も同様であり、数多の美女に出会ってきた彼でさえドン引きのアプローチを連発する。
趣味は小説を書くことであるが、やはりというか…その内容はお察しください。挙句には前哨基地の図書館内に存在する、エッチな内容のページが載っている本の存在を完璧に記憶している(後述の「身体の秘密」に記載されている設定があるにもかかわらず)。
そしてなによりもおっぱいがデカい。このおっぱいで聖女は無理でしょ。
こんな残念な部分ばかりが目につく彼女だが、普段はとても素晴らしい人柄の性女…もとい、聖女である。本当に。
たまにラプンツェル本人も、自分のあまりの不純っぷりに反省することがある。
過去
数十年前の第一次ラプチャー侵攻の最初期に編成されたニケ部隊「ゴッデス」の生き残りの1人。
「筋肉質なブラザー」に執着している理由だが、ゴッデスの当時の指揮官が自分達に優しかったことが要因と推測される。
ハーフアニバーサリーイベント「OVER ZONE」では、ゴッデスに入隊した当時はスケベな事柄が苦手だったことも明らかになっている。
身体の秘密
パイオニアの脳の構造は現在のニケの脳とは違い、新しい記憶が入ると古い記憶が無くなるようになっている。
さらに現在では、稼働から数十年を経ているため脳が老化し、記憶総量が減ってきているため、ラプンツェルは脳の過負荷を防ぐために、第一次ラプチャー侵攻当時の記憶と、直近1年間の記憶以外は意図的に消去している。
つまり、明日になると、1年前の今日のことは覚えていないのである。
地上を彷徨う目的
ラプンツェルが地上を彷徨っている理由は、地上でラプチャーとの戦いに斃れたニケ達を弔い、墓を作ってあげるため。
ニケの遺体から金色の粒子と化したNIMPH(ニンフ)を自らのロザリオに取り込み、NIMPHに刻まれたニケの記憶から故郷を推測し、そこへ墓を立てて回っている。
前述の通り、記憶総量に限界があるため、できるだけ早期に墓を立てて回らなければならないという「使命」を背負っている。
メインストーリー
チャプター17「指標」ではメインキャラとして登場。指揮官は基本的に彼女と行動を共にする。
クロウの銃撃を受けて息絶え絶えとなった指揮官を発見し、応急処置を施して介抱。回復した指揮官をカウンターズのもとへ送り届ける。
アンチェインドの秘密を知っているであろうスノーホワイトを探している指揮官の真意を汲み、月に1回行われるパイオニア同士の会合へ招待する。会合では紅蓮から厳しい意見が幾度も発せられたが、ラプンツェルは指揮官を庇う姿勢を見せた。
会合終了後、アークへ帰還する指揮官率いるカウンターズを途中まで見送り、彼らに対して激励の言葉を述べて別れたのだった。