アルコバレーノとは、イタリア語で「虹」の意味。赤ん坊7人がそれぞれ7色のおしゃぶりを持つ。
別名「呪われた赤ん坊」「選ばれし7人(イ・プレシェル・ティ・セッテ)」。
ルーチェ(アリア、ユニ)、リボーン、ヴェルデ、コロネロ、バイパー(マーモン)、スカル、風を指す。
人によってはラル・ミルチを含む場合もある。
今から30年くらい前、謎の男チェッカーフェイスによって集められた各分野の逸材7人(+α)が、運命の日の呪いにより赤ん坊の姿にされ、そのまま成長しなくなり、ある種の不老状態に陥った。例外的に、大空のアルコバレーノ─その当時ルーチェの腹にいたアリアとアリアの子ユニ─は成長するが、代わりに短命の呪いがかかっている。胸にそれぞれの属性の色のおしゃぶりが密着しており、これを無理矢理取ることは死に等しいらしい。おしゃぶりが無事であれば、大空の命と引換に生き返ることができる。精神・体力年齢は呪いがかかった当時で止まっているようである。互いの存在が近づくと、おしゃぶりが光る。
30年近く赤ん坊体型やりながら、互いに反発し合いながらも、各自地道に呪いを解く方法を探していた。そんなある日、チェッカーフェイスが再びアルコバレーノの前に現れた。「虹の呪いを解きたいか!?」
晴れのアルコバレーノ。黄のおしゃぶりを持つ。フリーの殺し屋で、沢田綱吉(ツナ)の家庭教師。
大空のアルコバレーノ。橙のおしゃぶりを持つ。ジッリョネロファミリーの女ボスで、ユニの祖母。予知能力を持つシャーマン。アリア(ユニの母)を孕んだ状態でアルコバレーノ化したため、妊婦姿で描かれることが多い。
雨のアルコバレーノ。青のおしゃぶりを持つ。元イタリア海軍コムスビン所属の軍人で、ラル・ミルチはその当時の教官。笹川了平の家庭教師。重火器のスペシャリスト。
嵐のアルコバレーノ。赤のおしゃぶりを持つ。武道家。イーピンの師匠。雲雀恭弥と顔が似ている。
雲のアルコバレーノ。紫のおしゃぶりを持つ。カルカッサファミリーの軍師。身体が頑丈で「不死身のスカル」の異名を持つ。リボーン達にパシリにされており、扱いの酷さには定評がある。
霧のアルコバレーノ。藍のおしゃぶりを持つ。ヴァリアー隊員。当代屈指の超能力者。7人の中で一際幼さが強調されており、それゆえか元の姿への執着心が凄まじい。
雷のアルコバレーノ。緑のおしゃぶりを持つ。光学迷彩の研究や匣(ボックス)の開発を行うマッドサイエンティスト。
本来は雨のアルコバレーノになる予定だった、アルコバレーノのなりそこない。濁った色のおしゃぶりを持つ。CEDEF(チェデフ)所属。「未来編」では成長した姿で登場し、ツナ達を指導・サポートする。元イタリア海軍コムスビンの教官。ツンデレ。
夜のアルコバレーノ。透明のおしゃぶりを持つ。リボーン達当代以前からいたと思われる。復讐者の創設者であり夜の炎を生み出した者。「継承式編」「虹の呪い編」に登場。