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ペトラ・イッタの編集履歴

2023-06-11 20:33:20 バージョン

ペトラ・イッタ

ぺとらいった

ペトラ・イッタとは、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物。

ほらほら、お嬢様 頑張って〜。

CV:広瀬ゆうき


概要

アスティカシア高等専門学園のメカニック科2年生。

グエル・ジェタークを慕い、ラウダ・ニールフェルシー・ロロと共にジェターク寮に所属する。


人物像

公式では「クールで知的な優等生」とされているが、言動はフェルシーとさして変わりなく、グエルの暴挙を止めるどころか煽るなどと、1期では「クールで知的な優等生」の印象を感じさせなかった。だが、ジェターク社CEOにラウダが一時的に就任した辺りから、その片鱗が見えつつある。


スレッタを「水星女」の蔑称で呼んだ姿から、下流スペーシアンやアーシアンへの差別感情を持ち合わせており、フェルシー同様に殴り込んだミオリネを見るや、共に怖じ気付いて終始狼狽えるなど、この時分は「虎の威を借る狐」のようなキャラクター性が目立っていた。

ミオリネとの関係もスレッタ編入前から悪いようで、後述の突貫の際は彼女から相方と共に「やっぱり あんたたちか」と、以前から嫌がらせが行われていたともとれる恨み節をぶつけられていた。


一方で「『水星女』が『氷の君』とデートした」事実をペトラ共々グエルに伝えたりと、恋愛への興味は人並み程度ある模様で、後述される第2シーズンで交わされたラウダとのやり取りから、彼に好意を抱いていると思われる


また、同じく第2シーズンから、気を許した相手ならば出自を気にせずに接する器量や、負傷者を見つけると率先して助ける真面目な面を見せるようになったのもあり、「ランブルリング」以前の言動は歪んだエリート意識から作られた鎧で、本来のペトラは公式の発表通りの優等生なのだろう。


作中の動向

第1話から登場し、スレッタ転入以前からペトラと共にグエルの取り巻きのようにつるんでいる。

フェルシーと共にヴィム・ジェタークに加担し、〈決闘〉でグエルを勝たせる為の裏工作に手を貸す始末。だが、モビルクラフトで突貫したミオリネに阻止される。


エラン・ケレスといざこざを起こしたグエルが、ラウダの愛機であるディランザで無断出撃し、彼に嬲られる様に絶句している。

更に『水星女』の編入後通算3回敗北し〈決闘〉禁止令も破った責をヴィムに問われ、退寮されたグエルの身を案じていた。


地球寮グラスレー寮の〈決闘〉後、『水星女』が地球寮で青春を謳歌しグエルが消息を絶った様をラウダと共に歯痒そうに見つめていたが、彼女の傍らにフェルシーの姿は無かった……。


余談

  • フェルシー共々ミオリネをからかい、彼女の態度を「父親そっくり」と評した。ペトラとしては単なる悪口ながらも、皮肉にも劇中で早いタイミングで彼女の本質に気付いたキャラである。
  • ヘイトを集めがちな言動を取っているものの、フェルシーと共に妙な愛嬌があり隠れファンも多い。
    • 記事冒頭の台詞は2023年3月12日の『魔女ラジ』第22回のゲストでもある演者の広瀬が自身をドSと評しただけあってか、本心がにじみ出たかのようなかなり嫌味な演技となっており、ペトラの人となりを窺わせる。
  • 第5話でグエルに急を告げるシーンのキャプチャ画像は汎用性が高く、新製品の告知、コラ画像との組み合わせなど様々に利活用されている。
    • 残念ながら一部から期待されていたであろうBlu-ray&DVD発売告知CMには出演出来なかったものの、総集編第二弾にて新録される機会を得た。
  • 同じく(本質的には)直情的と評されるラウダと異なり、ジェターク家の居ぬ間では悪態を吐いていたりと知性を全く感じさせない姿から、意図的な描写と思われる。
    • ただし、公式ホームページの情報は希にだが、極初期の案をそのまま載せている場合もあり、上記の考察は過度な裏読みの可能性も否定できないので、少々の注意が必要でもある。
      • 因みに初期案ではセクシー系と、クールで知的な優等生とは別の意味であり得ない設定が考えられていた。フェルシーは意地悪キャラとまんまだったが。


関連タグ

機動戦士ガンダム水星の魔女


主要人物

スレッタ・マーキュリーミオリネ・レンブランエラン・ケレスシャディク・ゼネリ


アスティカシア高等専門学園

ジェターク寮
















ALERT

見てない…。

ネタバレされたくない。


※Season2以降のさらなるネタバレ注意!!


俺は、続きに…。最新情報に進めていない!

ALERT
















Season2以降の解説

プラント・クエタでの「事故」から二週間後、学園ではオープンキャンパスが開かれており最終日に執り行われる予定の「ランブルリング」と呼ばれるバトルロイヤルについて、久々にフェルシーと肩を並べ、ホルダーとして強制参加のスレッタを含めた地球寮生徒に対し、やや的外れな釘を刺していた。

ランブルリング開催前にはジェターク寮のハンガーにて、同僚の寮生に対し「打倒スレッタ・マーキュリー」を掲げるラウダに近付いたペトラは、珍しくしおらしい空気を纏いながら「ラウダ先輩のディランザは私が完璧に仕上げました」と伝えた。ラウダが突然現れた襲撃者に倒されると、カミルらとともに心配する様子を見せた。


ヴィムに代わってCEOとなったラウダの秘書を勤めていたのか、ジェターク社のCEO室にてスーツ姿でラウダの側に控えていたペトラだが、失踪していたグエルの帰還をラウダと共に驚愕してしまう。

その後、実兄の帰還で緊張の糸が切れたラウダを医務室に運んだ後、ペトラはえもいわれぬ感情の涙を流しつつ、ラウダとジェターク社の近況をグエルに報告していた。

弟まで手にかけてしまったグエル先輩

(だいたい合ってる?)

そして復学したグエルをジェターク寮の他の面々と共に迎え入れていた。ちなみに彼の復学については、フェルシーに伝えるタイミングがなかった模様。その際、オペレーターにラウダとの関係をからかわれていた。


ある事情で全てを失い(リンク先ネタバレ注意!)、温室の管理を行っているスレッタにフェルシーと共にラウダの取り巻きとして現れ、ラウダのスレッタに向けた「空っぽな水星女」を聞くや、フェルシーと共に僅かに顔を歪めたが、要件を終えたラウダが去ろうとしたのでフェルシーとその後を追った。

去り際をよく見ると、スレッタに心配そうな眼差しを向けている。


ベネリットグループで総裁選が繰り広げられる中、平穏を取り戻しつつある学園では授業を終えてなおも呆けているスレッタに一喝するように声を掛けた。

授業をほぼ聞いていないスレッタを見て、ペトラは「何のために授業に出ているのだか……」と呆れつつ講義内容を教え、その最中で「〈ランブルリング〉……アンタが居なければ、ラウダ先輩は死んでいたかも知れなかった……」と、オープンキャンパスでの出来事に礼を伝え、それを切っ掛けにスレッタから「ペトラさんはラウダさんが好きなんですか!?」と尋ねられ、ペトラは明言こそ避けたが顔を赤らめたので事実上の肯定をした。

だが、直後に一連の事件の黒幕によって解放されたノレア・デュノクの暴走により、再び学園が戦火に巻き込まれてしまう。

未だに呆けているスレッタを引っ張りつつ、負傷し動けない生徒を背負いながらも避難する中、ペトラは自らを鼓舞すべく「グエル先輩からの呼び出しがなければ、本当はラウダ先輩とデートだったのに……!。ラウダ先輩が帰って来たら、ランチとディナーの両方をご馳走して貰うんだから!!……じゃないと死んでも死にきれないし!!!」と『自分がしたい事』を口にするや否や、そこにガンダム・ルブリス・ソーンの砲撃が迫り……。

暫くして学園にシーンが戻ると、奇跡的に無事だったスレッタは周囲を見回すと、顔から流血し瓦礫に挟まれるペトラの姿があった……。


その後病院に運ばれ、死んでも死にきれない想いが功を奏したのか一命を取り留めたペトラだったが、絶対安静の半死半生の状態に陥っていた……。


グエラジvol.2

2023年5月14日配信の『魔女ラジ』特別回である『ジェターク寮ラジオ(通称グエラジ) vol.2』に広瀬が出演。

フェルシー役の高田憂希の出演が叶わなかった事を惜しみつつ(もっとも、彼女は別に出演していたのだが……)、寄せ書きをペトラに読んでもらえたのだ!


ペトラの意外な長所として、体育会系のジェターク寮生らしい面倒見の良さを挙げており妹分でもあるフェルシーとの関係に繋がっているのではないかとコメントした(そして、前者は意外な形で劇中にて披露された)。

『魔女ラジ』第22回でドSを自称しただけあってか(?)、グエルとラウダの敗北に悦びを見せつつ断髪したグエルが劇中感想をもらう前に場面を変えられてしまっており(決闘後に)髪型を褒めたいとも発言した。


余談

  • 第20話ではテロに巻き込まれ生死不明の状態で話が終わったため、視聴者からはその安否を心配されている。スレッタやラウダの反応から「彼女が死亡した」と捉える意見もあれば、逆に他の退場した登場人物に比べ、分かり易く死亡した描写が無いため「生存している」と捉える意見もある。
    • いずれにせよ断言出来るような根拠は無いため、次回以降で回答が出るのを待つべきだろう。
      • 上記の通り、ペトラはどうにか無事だったものの、先代のグループ総裁と同じ半死半生に陥ってしまった。
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