『FINAL ATTACK RIDE』
『DE-DE-DE-DECADE』
概要
破壊力は30t(派生技の威力は後述)。
仮面ライダーディケイドはカードを使って能力を強化する「アタックライド」という技を持つが、その中でもトドメ技として使われるのが「ファイナルアタックライド」と呼ばれる技である。ディメンションキックは最も多用されたファイナルアタックライドの技である。
発動の手順
①カードを取り出し、ディケイドライバーに投入して左右から押す。
②「ファイナルアタックライド ディケイド」の音声が流れる。標的との間にカードがずらりと並ぶ。
③助走をつけずに真上に跳躍。するとカードも敵めがけて斜め一直線に並ぶ。
④飛び蹴りの体制に入る。人差し指だけを立てて手を額の前でクロスさせる。カードに引かれるようにディケイドが標的にめがけ一直線に降下する。
⑤カードの中を通り過ぎながらエネルギーを蓄え、敵に蹴りを叩きこむ。
⑥着弾した敵に円状のバーコードが刻印されて大爆発。
このように、エフェクトは派手だが全体的な流れとしては昭和ライダーなどと同じオーソドックスなライダーキックのフォームを踏襲している。
派生技と特性
分身ディメンションキック
「アタックライドイリュージョン」と併用して発動。3人に分身してディメンションキックを放つ。理論上は何人でも分身できる。
ファイナルディメンションキック
「ファイナルカメンアタックフォームライド」で発動。オールライダーが巨大なライダーカードに変化し、それをくぐり抜けながらディメンションキックを放つ。
ディメンションキック(激情態)
激情態の必殺技。発動手順については通常のディメンションキックと変わらないが、こちらは自身が発光体に変化し、敵に着弾するまでカードと共に敵を追尾しどこまでも増えていくというホーミング能力が付加されており、まさに「全てのライダーの破壊者」というディケイドの異名通りの技となっている。
ディメンションキック(ネオディケイド)
ネオディケイドライバー版のディメンションキック。仕様はほとんど同じ(映像作品では未使用)だが、ネオディケイド自身のスペックが元の4倍近くまで強化されているため、それに合わせて威力が上がっている可能性が高い。
強化ディメンションキック強化ディメンションキック21
それぞれコンプリートフォームとコンプリートフォーム21の必殺技。威力はどちらも不明。前者は再生怪人とはいえタイガーオルフェノクとアリゲーターイマジンの光線を押し返して倒すほどの威力を誇る。後者は(弱体化していたとはいえ)あのオーマジオウに映像作品中初めてかつ唯一バリアを使わせた必殺技であり、とてつもない威力を誇っていると思われる。
また、いずれの技もディケイドの能力である相手の特性(アンデッドの不死性など)を無視して撃破できる力もしっかり発動するため、どんな相手に対してもその絶大な攻撃力を活かすことができる。
関連項目
ドラゴンジャッ君:無数の本のページのエネルギー体の中を通り抜けながら必殺キックを放つ「火龍蹴撃破」がほぼそれ。
ダークネスムーンブレイク → ディメンションキック → ジョーカーエクストリーム