概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』『ハリー・ポッターシリーズ』の、シリウス・ブラックとレギュラス・ブラックの兄弟のこと。
非公式の名称。「ブラック家の兄弟→ブラック兄弟→黒兄弟」という由来。
物語開始時点で既にレギュラスが亡くなっており、シリウスも弟のことを詳しくは話さなかったため、彼らの関係性は謎に包まれている。そのため多くのファンの考察あるいは二次創作の対象になっている。
プロフィール
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Sirius Black | Regulus Arcturus Black |
シリウス・ブラック(ミドルネーム不明) | レギュラス・アークタルス・ブラック |
長男 | 次男 |
1959年11月3日生まれ | 1961年生まれ(誕生日不明) |
1996年6月18日死亡 | 1979年死亡 |
享年36歳 | 享年17歳あるいは18歳 |
黒髪 灰眼 | 黒髪 (眼の色は不明) |
美形 | 美形だが、シリウスに及ばない |
グリフィンドール | スリザリン |
不死鳥の騎士団 | 死喰い人(後に離反) |
「最も明るい一等星」 | 「最も暗い一等星」 |
「ドッグ・スター」 | 「獅子座の心臓」 |
来歴
生い立ち
オリオン・ブラックとヴァルブルガ・ブラックとの間に生まれた兄弟。
長男がシリウスで、次男がレギュラス
純血聖28一族にして「王族」ブラック家の最後の直系。
父親のオリオンはブラック家本家の直系であり、母親のヴァルブルガは元々ブラック家分家出身。二人は親同士がいとこであり、いわゆる「はとこ」の関係にあたる。
ちなみにヴァルブルガの弟シグナス・ブラックの娘がベラトリックス、アンドロメダ、ナルシッサであり、シリウスとレギュラスとはいとこの関係にあたる。
学生時代
ホグワーツ魔法魔術学校にシリウスが入学すると、家の伝統を破りグリフィンドールへ入寮。更に「血を裏切る」ジェームズ・ポッターと親友になった。
レギュラスは伝統に従いスリザリンに入寮。
1〜2歳差のため(シリウスの誕生日は11月3日、レギュラスの誕生日は不明)、在学期間も5〜6年間と長い間被っていた。
純血主義者の両親から「レギュラスの方がシリウスよりも良い息子」とされていた一方、シリウスはジェームズに匹敵するほどの優秀さを示していた。
レギュラスはヴォルデモートの熱心なファンであり、彼に関する記事を切り抜き、コラージュ風に貼り付けて自分の部屋に飾っていた。
そして数年後、16歳の時に死喰い人へ加わる。両親もそれを喜んでいた。シリウスによればオリオンもヴァルブルガも死喰い人ではなかったが、ヴォルデモートが本性を表すまでは純血主義に賛同する魔法使いは少なくなったという。
しかし、ヴォルデモートがブラック家のハウスエルフでありレギュラスが大切にしていたクリーチャーを虐待したことで離反。ヴォルデモートの分霊箱を奪取、クリーチャーに託した。そして自分は毒薬で衰弱しながら亡者の群れに引き込まれながら溺死した。
シリウスは上述の事情を全く知らず、「死喰い人になったが怖気付いて逃げた挙句始末された馬鹿な弟」と認識していた。
卒業後
シリウスは卒業後不死鳥の騎士団に加わり、ジェームズとリリーの子ハリーの代父となる。
しかしピーター・ペティグリューの裏切りにより、冤罪でアズカバンへと長年収監されることとなった。
後に脱獄するが、冤罪は晴れないままハリーを守るために命を落とす。死喰い人ベラトリックスの呪文で魔法省神秘部にある死のベールの向こう側へと落とされてしまった。
奇しくもシリウスもレギュラスも「遺体なき死」であった。またどちらの死にもハウスエルフのクリーチャーが深く関わっている。(クリーチャーに騙されたハリーをシリウスは救出しに行き、殺された。)
シリウスがレギュラスの離反の真相を知ることは遂になかったが、後にハリーたちはクリーチャーから真相を知った。
小ネタ
- シリウス(Sirius)、レギュラス(Regulus)はどちらも恒星由来。シリウスは全天21個の1等星の中で、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星。一方、レグルス(レギュラス)は全天21個の1等星の中で最も暗い恒星である。
- 二次創作ではシリウスが母ヴァルブルガ似、レギュラスは父オリオン似とされることが多い。
- 二次創作ではシリウスがレギュラスより頭一つ分背が高い場合が多い。原作では二人の身長差は不明。ただし、シリウスがかなりの高身長であること、レギュラスがクィディッチのシーカーであったこと(シーカーは通常小柄な者が行う)は原作で記述がある。