概要
キングダム・オウ禍武斗は、「新生デュエル・マスターズ」において、自然文明が誇る4人の昆虫戦士「ガイアハザード」の一角を担う戦士である。
「最も猛きガイアハザード」」と称され、力強く勇猛な戦士のごときクリーチャー。
マフィ・ギャングの支配者『闇の八王』の一人を破り、『闇の七王』にした武勇伝を持つ。
カブト鬼が切り札として使用し、力の封印されたクリーチャーのみのカードと、本気状態のマスターツインパクトカードの2種が存在。名実ともに自然文明初のマスターレアとして登場した。
カード詳細
レアリティ | MAS |
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コスト | 自然文明(9) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | グランセクト |
パワー | 14000 |
能力 | マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる) |
Tブレイカー | |
破天九語:このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを9つブレイクする。 |
轟破天九十九語
コスト | 自然文明(10) |
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カードタイプ | 呪文 |
効果 | 各プレイヤーは、すべてのクリーチャーを自身のマナゾーンから出す。これらのクリーチャーが出ることによって起こる効果はすべて無視する。(マッハファイターなどの、そのターンの間働く能力は無視されない) |
「キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語」はクリーチャーと呪文という二つの面を持つ「ツインパクトカード」である。
当記事ではクリーチャー面と呪文面をそれぞれ別個に解説していく。
キングダム・オウ禍武斗
クリーチャー面であるキングダム・オウ禍武斗は見た目通りのパワーファイターで、マッハファイターであるため14000という攻撃力で大体の相手を即座に倒すことができる。
しかし、それより目につくのが特殊能力『破天九語』の効果。バトルに勝利した際に、シールドを9つも破壊する豪快な効果を持つ。つまりマッハファイターで即座にクリーチャーを捩じ伏せられれば最後、シールドを増やしたところで跡形もなく消し飛んでしまうのである。しかし、破壊なのでS・トリガーは普通に発動するし、なかったとしてもニンジャストライクや革命ゼロトリガーで簡単に防がれる点は変わらないので注意。
轟破天九十九語
ツインパクトで解禁された呪文面。こちらはコストに置かれたクリーチャーを全てバトルゾーンに出すというこれまた豪快な効果。
この効果はマナ加速が得意な自然文明とは非常に相性が良く、簡単に自然文明のクリーチャーを展開し、場を制圧することも可能。
また、この呪文で出したクリーチャーは登場時効果は発動できないが、マッハファイター・スレイヤーなどの常在効果やゴッドリンク・シールドフォースなどのバトルゾーンに出る前に適応される能力は発動できる特性を持つ。
グランセクトの強力なカードでお馴染みの《古代楽園モアイランド》やエクストラウィンの代名詞《水上第九院シャコガイル》、3体コストに用意し呪文を発動するだけでゴッドリンクが達成できる《ヘヴィ・デス・メタル》など、相性の良いカードは数多く使いやすい一枚となっている。
キングダム・オウ禍武斗の部下たち
オウ禍武斗が属する「ガイアハザード」は自然文明最強の戦士たちであり、また彼らはそれぞれ独自の部下・部隊を擁している。
オウ禍武斗の部下は、体のどこかに「カブトムシを模したマーク(オウ禍武斗は胸部中央)」が刻まれている。
パワーが高くマッハファイターを持っているクリーチャーが多い傾向にある。
アニメ
クリーチャー世界における自然文明最強の4人「ガイアハザード」が1人「カブト鬼」のクリーチャーとしての姿であり、彼が用いる切り札。
カブト鬼
「テメェは最強の文明を知っているか?聞かせてやるぜ!天下無双の物語!!」
CV:武虎
「ガイアハザード四天王」の中でも、「最も猛きカブトムシのガイアハザード」と称される戦士で、己の肉体と頭のツノで、敵を圧倒する巨漢。
情に厚く、厳しいときには厳しく、優しい時には優しい漢気あふれる人物。
自然文明を荒らした切札勝やボルツを敵対視しており、特にドラゴンを持つジョーに対しては完全に敵と見做している。
ジョーと真のデュエルをした際にツノを折られるが、気合いで復活させた(ちなみに、この折られたツノがジョーカーズが自然文明の力を得るキッカケとなる)。
その後は闇の世界より放たれる「黒い流れ星」の対処に追われることとなる。
コラボ版
チャージ3回、フリーエントリー!
レアリティ | P |
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コスト | 自然文明(10) |
カードタイプ | 呪文 |
効果 | 各プレイヤーは、自身の山札の上から3枚をマナゾーンに置く。 |
クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。その後、相手はクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。 |
『謎のブラックボックスパック』で登場した、人造昆虫カブトボーグVxVとのコラボ版。
クリーチャー面は同じ効果だが、呪文面が異なるタイプ。
マナを3枚増やしながら、制限無しのマナゾーンからの踏み倒しが可能な、強力な効果が特徴。
最初にマナを増やす為、踏み倒しの候補に困る事は少ないだろうが、やはりコスト10という重さがネック。
とは言え、元々キングダム・オウ禍武斗を使うデッキなら、轟破天九十九語との使い分けができる為、デッキ構築の幅が広がるだろう。
問題は相手にも踏み倒しを許してしまう点。
先に自分から踏み倒す為、強力な登場時効果持ちでカウンターをくらう危険性がある。
轟破天九十九語と異なり、自分の登場時効果が無視されない点で差別化するべき。
キング・マニフェスト等、早期にこの呪文を踏み倒せるデッキで使うのもありだが、その一方でThe邪悪寄成ギョウとコンボさせるのも面白い。
コスト11の3色ドラゴンだが、この呪文で踏み倒しつつ、相手クリーチャーの登場時効果を奪う効果との噛み合わせが特徴。
終末縫合王ザ=キラー・キーナリーとも相性が良い。
EXライフで場持ちの良いコスト10ドラゴンかつ、登場時にバウンス&墓地からのリアニメイトに加え、相手の登場時効果を封殺できる。
関連タグ
Q.Q.QX.…同期