解説
1990年にファミリーコンピュータでリリースされた、『悪魔城ドラキュラシリーズ』の番外編的作品であり、ドラキュラの息子・ドラキュラくんがガラモスの脅威にゆるく立ち向かう。
1993年にはゲームボーイでも発売。移植と言うよりは続編になる。なお、ドラキュラくんは欧米ではゲームボーイ版しか発売されていない。
ゴシックホラーな世界観の悪魔城ドラキュラとは異なり、ポップでコミカルな世界観になっている。
ただし、ファミコン版はやや難易度が高い。特にステージ7以降。
2019年5月に発売された「悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション」にFC版が収録された。
登場人物
ドラキュラくん
ドラキュラ伯爵の息子で、妖気弾を撃ったりコーモリに変身して空を飛んだり等の特殊能力を持つ。
自由奔放でワガママな性格でお目付け役の死神さんの手をいつも焼いている。
悪魔城伝説とか月下の夜想曲の彼と同一人物じゃないのかとの説もあるが定かではない。
トマトジュースを好み、他にも「とんかつ」「すき焼き」「焼肉」「そうめん」「焼き芋」「お豆腐」「マカロニ」「松茸」「ふりかけ」が好物らしい。
この好物にはゲームボーイ版においてある秘密が・・・？
ファミコン版ではいずれはベルモンド一族(シモン？)と闘う運命にある・・・かもしれないらしい。
死神さん
ドラキュラくんのお目付け役の死神。自由奔放でワガママなドラキュラくんは悩みの種。
(もしかして→デス様？)
なお、敵キャラにも同名の「しにがみさん」というのがいる為ややこしい。
ガラモス(ガラモス・キング)
ドラキュラくんの宿敵。どうやら地球外生命体らしく、宇宙の帝王であるらしい。
月下の夜想曲にも隠しで登場しており、やはりドラキュラくんの正体って・・・
関連作品
- 極上パロディウス：スーパーファミコン版でのみドラキュラくんがプレイヤーキャラとして登場。2Pキャラはキッドドラキュラ(ドラキュラくんの海外名)。装備はアクスレイが元ネタ。
- 実況おしゃべりパロディウス：プレイステーション版とセガサターン版で隠しプレイヤーキャラとして登場。ドラキュラくんは「アクスレイ」、キッドドラキュラは「サンダークロス」が元ネタ。
- 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL：シモン・ベルモンド参戦の際、悪魔城ステージのシルエットでドラキュラくんらしき姿が・・・！？本人もスピリッツで登場。ランクはＡＣＥ。憑依ファイターはリュカ。
