概要
TBS系列で放送されているテレビ番組『THE世界遺産』のCMで挿入された、ナレーションの一部。
2011年4月21日深夜、年初よりその予測のつかない展開で人気を博していながら、東日本大震災によるテレビ局の放送予定の変更のため3月23日より延期されていたテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』がTBS局で放送された。
この1ヶ月ぶりの公開は10話から最終回12話までのクライマックス3話分を一挙放送するという特別編成であったため、視聴者は本編合間に、同じテレビCMを何度も何度も何度も何度も繰り返し見せられる羽目になる。
金曜ドラマ『生まれる。』や映画『ハナミズキ』のDVD&Blu-ray発売などが告知されたが、その中で特に多くの視聴者へ強い印象を与えたのが紀行ドキュメンタリー番組『THE世界遺産』の次回予告CMであり「テキーラの原料は、この奇妙な形の植物。謎の白い液体の正体とは?」という、「リュウゼツラン景観とテキーラの古い産業施設群(メキシコ)」の特集内容を告知するナレーションであった。
(ちなみに、『まどか☆マギカ』第11話作中で鹿目詢子たちがバーで飲んでいたのが、奇しくもテキーラであった)
Twitterでの反応は、こちらのTogetterを参照してほしい。。
この白い液体が若干の粘性を帯びた白濁液であることから、なんらかの連想をしている者もいるという。
実際、『まどか☆マギカ』が放送される以前から、わずかながらこのタグは存在しており、だいたいそのような意味合いで使われていた。
関東以外の地域
このCMが流れたのはTBSが受信できる関東地区のみで、同様に『まどか☆マギカ』最終回が50分早く放送された関西(MBS)では、また異なるCMが編成されていた。
そのため21日当夜は、この話題で盛り上がる関東とそれを体感できない関西との間に激しい温度差が生じていた。
なおMBSではアニメのCMが頻繁に流れており、特に『青の祓魔師』の「兄さんが父さんを殺したんだ!」という双子の弟の台詞が強いインパクトを残していた。
関東以外の地域では謎が謎を呼び、それが偶然にも変な誤解を与えやすいフレーズだったので、関東だけではなく全国の『まどか☆マギカ』ファンのハートをキャッチしてしまい、ここまで発展してしまったのだ。
その後
その後、2011年6月18日にはニコニコ生放送で「『魔法少女まどか☆マギカ』日台同時一挙放送」が開催された。
これはネットストリーミング放送というテレビCMとは無関係のイベントだったが、当時を知るファンたちは終盤のテレビでCMが流れていたタイミングになると「謎の白い液体」コメントで盛り上がった。
『まどか☆マギカ』の持つ定番ネタのひとつといえよう。
問題のCM
謎の白い液体の正体とは?
『THE世界遺産』大地を変えたテキーラ
(ナレーション:磯部弘)
「大地を変えたテキーラ/リュウゼツラン景観とテキーラの古い産業施設群(メキシコ)」は、2011年4月24日午後6時より放送された。
関連タグ
謎の白い液体100users入り 謎の白い液体1000users入り
モーニングレスキュー(同じCMネタ。こちらは海外勢に人気)