概要
2003年、当時18歳で『仮面ライダー555』の主人公・乾巧役を務め、好評を博した。『555』に出演したことをとても大切に思っており、当時のキャストやスタッフとは、放映終了後10年以上経った今でも交流があるとの事。中でも特に仲が良いのは、(皮肉にも)555本編では巧と犬猿の仲だった草加雅人役の村上幸平である。
マニア気質を持っており興味を持った分野への造詣がやたらと深く、その対象が多い事が特徴。高層ビル・鉄道・昭和に関係する物が好きな芸能人として知られ、『タモリ倶楽部』の常連でもある。その知識で、草野仁や阿久悠などの芸能界の重鎮をうならせた事もある。
だが、めちゃイケの抜き打ちテストに出演した際にはその博識が逆に仇となり、解答欄に補足として自らが知っている豆知識を書き加えたところ、教師役の岡村隆史の癪に障ってしまい、正解解答を減点されてしまうなど、やや理不尽な目に遭う羽目になった
それに関係しているのか、コーデや髪型も昭和のソレであり、Youtubeに投稿された「20周年記念商品「CSMファイズギア&ファイズアクセルver.2」発売記念 半田健人氏スペシャルPV」で出てきた時の姿はファンを驚かせた。
エピソード
- 幼い頃の遊びは「好きな映画のシーンをビデオカメラでカット割なども含めて完全再現して撮影すること」(明石家テレビ出演時のエピソード)。
- 小さい頃、アンパンマンは偽善だと思っていた(同上)
- 内輪ネタが大好きで、555共演者に小学校の社会の先生の似顔絵などを描いて見せていたという
- 鉄道好きで、同じ鉄オタ仲間の共演者泉政行と唐橋充を巻き込んで地下鉄博物館で遊ぶ。
- 多数の平成ライダー曲の作詞を手がけてきた藤林聖子が目標としている阿久悠を生前の時に唸らせた
- 草加役の村上幸平と二人でカラオケに行き、村上が歌い飽きてからも3時間ずっと一人でも歌い続ける(まさに半田道オンステージ)
- 楽屋に駆け込んで突如ケータイをいじりだしたので気になった啓太郎役の溝呂木賢が聞いたところ、「加齢臭の成分メモってる」(本人曰く「唐橋さんに教わった」とのこと)
- そして上記の事を話題にされた時、そのメモの内容を頑張って思い出そうとした
- 555BDbox発売時「BD再生できるプレイヤー買わなきゃ」なおまだオープンリールを直しつつ使っていた模様
- 555撮影終盤、「今○○ビルの上にいます」と突然海堂役の唐橋を呼び出し、唐橋が「ヤバイ主役がナイーブになってる!」と焦って駆けつけたら「ここから見えるあのビル、唐橋さんと同い年なんです」と一言。その後カラオケで歌謡曲健人オンステージ。
- ドラマ撮影時温泉旅館で怪奇現象に遭遇する
- 幼稚園の頃、幼稚園で飼っていたニワトリと仲良くなった
などなど、面白いエピソードが満載な人物でもある。しかも同じく伝説で有名な天野浩成が天然からくるものなのに対し、半田の場合は己の道をひたすら邁進しているタイプである。
音楽
昭和歌謡曲を愛するあまり、日々研究を行い、自ら作詞・作曲・編曲も行っている。
シングル
- かっこいいブーガルー(2006年12月20日)
渚ようことのデュエットソング。こちらの作詞作曲は横山剣だが、カップリング曲の『新宿、泪知らず』は半田健人が作詞・作曲・編曲を行った。
- 十年ロマンス(2016年10月26日、作詞・作曲・編曲:半田健人)
歌謡曲と鉄道への熱い思いが融合した一曲。
- Justiφ’s(2018年10月21日)
カイザ役の村上幸平と共にカバー&デュエットした。
アルバム
- せんちめんたる(2014年5月28日)
「何としても20代のうちにアルバムを一枚出したい」という思いで制作された。一部を除き、ほぼ全ての曲を半田健人が手がけている。
- HOMEMADE(2017年11月1日、作詞・作曲・編曲:半田健人)
書き下ろし作品に加え、前年にリリースした『十年ロマンス』『美しいままで』のデモ音源と、『Justiφ’s』のカバー曲も収録されている。
- 生活(2018年5月30日)
この頃フォークソングに傾倒したため、フォーク調の曲を多数制作した。高田渡作曲の『座布団』もカバーしている。なお、歌詞カードの末尾には、アルバム制作に使用したギターとマイクロフォンの情報が記載されている。
- 昨日とちがう今日だから(2023年10月、作詞・作曲・編曲:半田健人)
2023年の春に集中して制作された。10月9日にラドンナ原宿で行われる『半田健人〜ニューアルバム発売記念LIVE〜』にて正式に発売予定。
その他
- 筒美京平マイ・コレクション 半田健人(2021年10月20日)
- 『超絶戦士サプライザー』(2021年4月〜)
YouTubeにて不定期で配信されているヒーロードラマ。取り壊しが決定しているビルなどで撮影されており、半田健人曰く「アーカイブとして残したいという気持ちで作っている。」とのこと。共同制作者は川口法博。主演・音楽制作は半田健人。
ラジオ番組
静岡放送の『林哲司&半田健人 昭和音楽堂』には、2008年から現在までメインパーソナリティを務めている。
自らを「あべマニア」と称し、あべ静江とも親交がある。彼女のラジオにも不定期で出演している。