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個性特異点の編集履歴

2023-08-20 00:13:09 バージョン

個性特異点

こせいとくいてん

漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場する概念。

概要

僕のヒーローアカデミアに登場する概念、及びそれに基づいて流布された終末論


解説

作中における超常能力・"個性"は、両親から子供へと受け継がれることで、より強力なものへと変化していくことが知られている。

個性特異点とは、この点に着目して、将来的に「"個性"が人間の体を破壊する現象が起きる」ということを予測した仮説である。


提唱者は敵連合の「ドクター」こと柄木球大。現在はオール・フォー・ワンの主治医であり、彼の共同研究者としても活動している。

ドクターは個性特異点の概念について、人体をコンピューターの「ハードウェア」、"個性"を「ソフトウェア」に例えて説明しており、ソフトウェアの性能の向上にハードウェアの性能が追い付かなくなり、やがては容量(メモリ)不足に陥って立ちいかなくなってしまうようなものと語った。

彼が学説を発表した時代には、仮説に対する十分な研究や実証がされておらず、この学説に対して懐疑的な研究者が大半を占めていた。

作中の時代では専らオカルトの類として語られることも多く、その場合は「強力な"個性"を持った人間が、悪意を持って世界を滅亡させる」という本来とは異なる意味で用いられている。


この現象の最たる例は、他でもないワン・フォー・オールである。

この"個性"は、「継承」という特殊なシステムによって、通常の"個性"よりも早いスパンで人から人へ力が受け継がれたことで、すでに常人の手には余るほどの強大な力へと成長している。

一般人の肉体であれば受け継ぐだけで肉体が破裂するほどの莫大なエネルギーに加えて、多数の"個性"が精神の昂ぶりによってが暴走するリスクもあり、更には自分自身の"個性"持つ普通の人間が継承すれば、それだけで寿命を削ってしまう。


また、複数の"個性"を操るAFOにとっても、個性特異点における容量の問題は深刻であり、ドクターは彼のために特異点を克服した人間・マスターピースを作り上げる計画を立て、その研究の過程で脳無等の様々の副産物を生み出している。


実際のところ、オカルトとしての個性特異点もまた一概に誤りとは言えず、作中にはたった一人で社会を破滅させかねないほどの危険な"個性"の持ち主が少なからず登場している。

また、緑谷達よりも下の世代の子供達は、彼らよりも更に強力な"個性"を持っており、それを躊躇なく人に向けて放つ姿を見て、作中の登場人物達が将来に不安を抱く場面も描かれている。

それゆえにOFAの歴代継承者達は、緑谷に対して、"個性"という「力」そのものではなく、力を制し行使する「心」が重要であることを繰り返し諭し、彼が道を誤ることが無いように導いている。


関連人物・個性

One For All

個性を受け継ぎ、特異点を過ぎる事で歴代の個性も使用可能となる反面、扱いが難しく暴走する危険がある。


轟 焦凍

の強力な個性が混ざり合ったハイブリッド。


荼毘さん

青い高熱を放つ反面、体質で長時間使用すると皮膚が焼け焦げる。


壊理ちゃん

突然変異により極めて強力な個性を持つが、全くコントロールできず彼女自身を呑み込みかけた。


覚醒

複数の"個性"所持に無改造で適応している。


関連タグ

僕のヒーローアカデミア

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