漫画わいどしょー
まんがわいどしょー
スカッとする体験談を漫画動画に作成してYouTubeに投稿している。
動画は基本的に1日1本19時00分に投稿されているが、時々休みになることがある。休みとなった日はコミュニティでの過去動画の紹介で対応していることが多い。
動画の長さは、当初は5分未満の動画もあったが、2019年12月7日以降は5分以上9分未満が大半を占めるようになり、2020年7月29日以降は9分以上17分未満の動画が多くなり、2021年2月14日以降は10分以上に定着している。
チャンネル登録者数は25万人を超えている(2024年10月現在)。
基本的には、動画ごとの登場人物は異なるが、後述するツンデレのお嬢様の「亜里沙」やハイスペックオタクの「尚樹」等、登場エピソードがシリーズ化されたキャラクターが存在し、同一世界線である理由から、彼女らが交わり関わる挿話が幾つか散見される。なお、シリーズ化のキャラも絵師や声優の都合で、各回で容姿や声が異なる場合がある。
動画の内容としては、非常識な人物や不倫した妻もしくは夫を成敗するといったものがメインだが、稀に悪人側が主人公として描かれている話も投稿されている。だが視点を変えているだけなので、やはり調子に乗りすぎて自滅もしくは成敗されることには変わり無い。そのような回はいずれも主人公が破滅後も自分の過ちに気づかないという反省の色がないまま終わるという人間として終わってるといっても過言ではない人物像となっている。中には序盤は主人公が不倫された被害者と視聴者に思われたが、実は主人公が不倫をしていたという回もある。
近年は悪人が最終的に反省し改心した回、悪人の成敗よりも主人公たちの人情にスポットを当てた回、悪人が存在しない青春ドラマもしくは恋愛ドラマ系の回、女性キャラが一切登場しない回など特殊な回が増えている。
複数にわたり登場する人物のみ解説する。
なお、コラボ回などで共演することもあり、一部はお互いに面識がある。
柊 亜里沙(ひいらぎ ありさ)
「ツンデレお嬢様・亜里沙!」シリーズの主人公。
大人に対しても物怖じせずに、言いたいことははっきり言う強気な性格。
一見すると空気が読めないように思えるが、思いやりのある性格でもあり実家の財力や持ち前の技術力の価値を見出す審美眼と行動力で困っている人を救っていく。
父は企業グループの総帥で、甘い物を好む。
加藤 尚樹(かとう なおき)
「ハイスペックヲタ・尚樹!」シリーズの主人公。
「二次元に生きる真の武士(モノノフ)」を自称するオタク系の青年。
「萌」と書かれたピンクのドテラと赤縁眼鏡がトレードマーク。話し方もテンプレ的なオタクが用いる武士言葉であり、オタクとしての軸がブレていないマイペースな性格。
読んだ漫画の影響で武道に長けており、格闘に強い。また商才もあり、大川とともにオタク向け事業を営む在宅ワーカーである。
大川 智哉(おおかわ ともや)
「ハイスペックヲタ・尚樹!」シリーズに登場。
尚樹の幼馴染で親友。
オタクだが、外見や口調は普通の常識人。尚樹と共に会社を興しオタク向け事業(シェアハ、コスプレ衣装の販売レンタルなど)を複数展開する。
根津 浩一郎(ねづ こういちろう)
「温厚な根津さん」シリーズに登場。主人公ではなく、登場回の主役を導く役が多い。
什器レンタル会社「ワイドレンタル」本社に勤める、眼鏡と細目、ロマンスグレーが特徴の中年サラリーマン。
冴えないおじさん風だが営業の実力は底知れぬものがあり、取引相手や若輩者などには適切なアドバイスを授けて良い方向に導いていく人格者。営業などで培った人脈も広く、それを活かして人助けすることも多い。
社内でも、会社の会長や社長はじめ重役たち上層部からの命を受けて行動、問題解消することもある。
さらには万和組の組長・万和洋造と幼馴染(しかもその家族はじめ組員とも顔なじみ)という一面もあり、彼の「目が笑ってない笑顔」をしながらのドスの効いた発言はヘタなチンピラも震え上がる。数える程の非常に稀なことだが、更に怒りを募らせると細目が開眼した本気を込めた怒気を発する。
自身も護身術などの有段者であり、素人ヤンキーやチンピラ相手に勝てるほどの実力を持つ。
幅中 信宏(はばなか のぶひろ)
「温厚な根津さん」シリーズに登場。
根津の勤めるレンタル会社「ワイドレンタル」会長。後に孫の高村佳乃(たかむら よしの)も入社する。
戦後の動乱を一人で生き抜いてきたことから、老齢ながらチンピラ風情にも負けない胆力を持つ。
天城 東吾(あまぎ とうご)
「便利屋・東吾」シリーズの主人公。
ベリーショートの金髪に加え顎鬚とジャージにサングラス、恰幅のいい体格で、言葉遣いも荒いことから現役ヤクザと勘違いされることが多々あり、その度に「ヤクザじゃねぇ、便利屋だ」と言い返すのがお約束。
その実体は世話焼きで人情に篤い好漢であり、「弱きを助け強きをくじく」を地で行き、素性を知る商店街のお年寄りから子供たちまで様々な人に慕われる。
ヤクザ時代の経験によって社会の表裏を知り、人生の酸いも甘いも噛分け、あらゆる物事を器用にこなしてみせる。悪筆なのはご愛敬。
格闘の強さを活かしてボディーガードも請け負うほか、「探偵業みたいな仕事」にも片足を突っ込んでおり、格安で仕事ぶりも上々なことから多くの人に頼られる。
カタギではあるが、同じく組抜けした元組員の一部とは今でも付き合いがある。また、悪党の制裁に組の仲間と連絡を取ることもある。
背中には龍の刺青を掘っているものの、「若いころにノリで入れたが、これのせいで市民プールや温泉に行けない」と後悔しており、便利屋で稼いだ資金でコツコツと刺青を消している。
根津とは懇意にしており、二人がタッグを組み人助けや悪党成敗をする展開になることも多い。
山代 瑠香(やましろ るか)
「便利屋・東吾」シリーズに登場。
東吾の中学時代の同級生・山代大貴(やましろだいき)の妹。大貴の人柄はこの動画にて触れられている。
モデルとして上京したもののブラック事務所だったため上手くいかず、兄・大貴の死によって地元に戻るも、毒親のせいで精神的に参っていたところに東吾と再会した。
東吾や根津の助けで商店街のモデルを務めたことから仕事が増え始め、ローカルタレントとして活躍するようになる。その後、毒親は東吾の「ヤクザ時代のダチ」によりカニ漁行きになった。
以来、東吾に懐き、彼の便利屋稼業を手伝っている。
東吾には恩義以上の感情を抱いており、度々東吾の嫁になりたいと迫るが、毎度つれなくあしらわれている。
原田 杏里(はらだ あんり)
「便利屋・東吾」シリーズに登場。
東吾がいる商店街にある弁当屋の娘。
ヤンキー風の外見と態度ながら、サービスの良い気さくな性格から客に人気がある看板娘。
クズの従兄を東吾が成敗したことで、登場当初は東吾に仄かな想いを寄せていた。瑠香とは親友として仲が良い。
東吾の関係者が料理で悩んでいる際に頼られることが多い。
店の移転の際に世話になった「ワイド不動産」の大羽剛史(おおばたけし)に告白され、杏里も返事を保留にはしているが満更でもない様子を見せている。
万和 洋造(まんわ ようぞう)、一義(かずよし)、仁美(ひとみ)
「温厚な根津さん」「便利屋・東吾」シリーズに登場。
万和洋造はヤクザ組織「万和組」組長。普段は妻・子供たちと4人暮らしで幼馴染の根津とは家族ぐるみの付き合い。東吾とは根津を通して依頼をしたことで知り合う。
また娘と仲良くなった施設育ちの飯島澪(いいじまみお)の親代わりも務め、幼馴染の理髪店主の息子と縁結びもしている。
長男・一義は大学卒業後に家業の一つだった人材派遣業を真っ当な形(会社化)で継ぐ一方、組員たちと行動することも有る。
長女・仁美は初登場時は高校生で以前から仲間を守るために喧嘩したことから「般若のヒトミ」の通り名がつく。(その為「退学にならないように見守る」依頼を東吾が受けたが服のセンスのない東吾の尾行は仁美にはバレバレだった。)一方で兄貴ラブのブラコンでもある。
その後退学の危機は乗り切って、友人たちと同じ大学に進学する。
ちなみに「万和組」事務所では、違う組のヤクザですでに足を洗った東吾や友人の増山健夫(後述)らが出入りする場面がある。
山岡 大輔(やまおか だいすけ)
「ダイ〇ン大輔」シリーズの主人公。
めちゃくちゃ食べる大学生で、柔道部部長。
吸引力の衰えない掃除機なみに食べるので「ダイ〇ン大輔」と呼ばれている。大学の運動関係の部員達とは交友が広く、時には非道な飲食店に対して、お仕置きと称して部の仲間及び後輩、他校の戦友達で食い尽くす様はさながら地獄の餓鬼のように見える。
ただし、食に意地汚いわけではなくモラルは弁えており、上記の制裁以外での迷惑行為はしない。様々な飲食店の情報に精通し、食材にも詳しい美食家でもある。気に入った店はSNSを用いて宣伝したり、売り上げアップのための提案をしたりする。
ガタイがいい外見通りの頼りになる男で、後輩らの面倒見も良いが、時折天然ボケな発言をすることもある。
姉がおり、子供のいない叔父夫婦が経営するイタリアン料理店に勤めている。
三木 慎太郎(みき しんたろう)
「ダイ〇ン大輔」シリーズに登場。
大輔と同じ大学に通う友人で、彼らの所属するゼミのまとめ役を務める眼鏡の青年。
大柄な大輔とは違い中肉中背の体型だが痩せの大食い体質であり、彼に負けず劣らずの大食漢。
大輔に対してフォローやツッコミを入れたりする一方で、自身も困っている人を見過ごせず助けることが多い。
平本 天音(ひらもと あまね)
「我武神・天音也!」シリーズに登場。
旧姓・塩山(しおやま)。アラサー(第9話で30歳になった)だが、小柄でかわいらしい見た目の人妻で実年齢よりも低く見られることも。夫の平本誠とはラブラブ。夫とは別の会社に勤務。
実は、伝説の鬼教官と呼ばれた元警察官の武道家・塩山克己(しおやまかつみ)を父に持ち、その父親に幼少からありとあらゆる武術を叩き込まれている。普段はやさしく温厚なのだが、誠が危機に陥ったり、自分がセクハラに会いそうになったりするとブチ切れ、大の男が束になってかかってきても瞬殺する「武神」と化す。
そのため地元の警察署から時折指導してくれと頼まれる他、ヤクザ達も関わりたくないと牽制している(一度だけ、彼女でも対処しきれない相手に対しては、父がマル暴を動かしたことがある)。
母の千月留(ちづる)は気功と日本舞踊を組み合わせた独自の武術の使い手で、克己と同等以上に強い。現在は天音が成人後に故郷の「とある秘境」に戻っているため、夫の克己とも別居中で、克己も千月留には頭が上がらない。
更にいとこの塩山七海(しおやまななみ)も親子二代の自衛官で腕も立つ。
「武神」に覚醒するたびに、誠が彼女ではなく悪役の方の命を心配したり、相手をシバキ倒した後で我に返って「またやっちゃったよ~」と、誠に泣きつくのがお約束。
平本 誠(ひらもと まこと)
「我武神・天音也!」シリーズに登場。
天音の夫で、スポーツ用品の会社のサラリーマン。
元々は父の紹介で、父の友人の娘・天音と知り合った。武道は「剣道を部活でかじった程度」だが、少しでも彼女を守ろうと身体を鍛えている。
至って普通の男性ながら、天音を愛する気持ちは本物で、武力では天音に敵わないと理解しつつも彼女のためになろうとする。
正義感に溢れており、悪党に立ち向かうが襲われそうになった所で天音がブチ切れる展開になることが多い。
三谷(みたに)
「我武神・天音也!」シリーズに登場。
誠の同僚で天音とも面識あるが、独身ゆえに平本夫妻を冷やかすことも。
またハーフ美女につられてぼったくり居酒屋に入ってしまったり、中学時代の同級生に連帯保証人にされるトラブルにも巻き込まれたこともある。
一方で、天音のいとこの七海にあることがきっかけで好かれている。
増山 健夫(ますやま たけお)
「人情ドライバー・増山健夫」シリーズの主人公。
「便利屋・東吾」にも登場する元ヤクザの個人タクシードライバー。
東吾の友人。実姉の死をきっかけにヤクザを辞めたが、その際に所属した「田淵組」で指を1本詰めている(ちなみに東吾の組抜けの際は、手切れ金500万円で済んでいる)。
東吾と同じく義理人情に篤い性格で、善人には情けをかけ、悪党は元ヤクザの凄味を利かせて徹底的に懲らしめる。
八木 雅人(やぎ まさと)
「お節介シェアハウスシリーズ」の主人公。
彼女に二股かけられた上に捨てられ、会社の同期にミスをなすりつけられて解雇され、人間不信になっていた男性。
田舎のシェアハウスに移り住み、そこで優しい管理人親子やおせっかいな住人達によって変わっていく。
大川 光莉(おおかわ あかり)
「お節介シェアハウスシリーズ」に登場。
田舎のシェアハウスの経営者兼管理人。娘の花音(かのん)と二人暮らし。
シェアハウスの住人を家族同様として大事に想う、雅人曰く「天使のような女性」。
太田 九郎(おおた くろう)
「お節介シェアハウスシリーズ」に登場。
シェアハウスの住人でアニメオタク。
口調もオタク系だが温厚な常識人。アニメ鑑賞会を開き子供たちに懐かれている。
体力に自信があり足は速く、手先の器用さとコミュ力も備えており、何気に強キャラである。
ちなみに、他作品で九郎以外にもオタクの「太田さん」が様々な形で登場、公式に「太田一族」として括られている(詳細はこちら)。
怒鑼美張(どらみちゃん)
「最凶レディース怒鑼美張」に登場。
女性ヤンキーが集うレディースチーム。表記は、鑼の金偏が無い「怒羅美張」の場合もある。
誰にも縛られず自由にバイクやダベリなどを楽しむが、結成の理由が「好き勝手やっていたワルを束ねて暴発しないようにする」だったこともあり、一般市民には手を出さず、人助けをすることすらある。仲間同士の結束も強い。
引退後にはOLや主婦など、真面目に暮らしている者が多い。
ヤンキー界隈では最強レディースとして知られているため、怒鑼美張を騙って悪事を働くクズな輩もいるが、真のメンバーやOGによって制裁されることがほとんどである。
同様のヤンキーチームとして、妹分の「未似怒羅」(みにどら)や、男性版の「怒羅恵門」(どらえもん)、「武宇明」(むうみん)なども登場する。
虹村(にじむら)
「気の良いオッサン・虹村」に登場。
小規模な家具販売会社に途中入社した、大柄と眼鏡が特徴の中年男性。初登場時の年齢は48歳。
ガッツ溢れる明るく豪快な性格。力仕事だけではなく東南アジアの言語も翻訳できるなど、多方面で会社に貢献するが、どこか抜けている一面もある。
20代の頃は陸上自衛隊におり、除隊後にアフガニスタンや東南アジアで傭兵として活動した。ミャンマーでの少数民族の解放闘争にて政府軍の銃弾を右胸に受けてしまい、命は助かったがこれがきっかけで傭兵を引退した。ミャンマーで療養中に家具会社の社長と出会い、彼からのスカウトで日本に戻り入社した。
日本では普通の人間関係を築きたいため、傭兵の経歴を隠し平穏に暮らしているが、柄の悪い連中に絡まれた際には鍛えた筋肉と両肩のタトゥー、さらに右胸の3個の銃創を見せつけて威嚇する。
誠実な人柄から、若き社員の佐々木実(ささきみのる)と意気投合し友人となり、年上好きな事務職員の桜井美咲(さくらいみさき)からは告白され承諾。歳の差カップルとして幸せな日々を過ごしている。