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アビスベル=覇=ロードの編集履歴

2023-09-01 21:44:42 バージョン

アビスベル=覇=ロード

あびすべるですろーど

『アビスベル=覇=ロード』とはジャシン帝の新たな姿。

概要

『アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命』にて登場するクリーチャーで、満を持して登場したジャシン帝の強化形態。クリーチャーとしては初の多色アビスロイヤル。

あの革命チェンジを引っ提げてきたことで、アビスデッキの戦術も大きく変化していくことが予想される。


また、今までの高貴な印象から一転してヘルメットとライダースーツを身に着けてバイクに跨っており、同弾のアビス達も革ジャンを着込んだりと、アメカジ旧車會を思わせる硬派な方向にパワーアップしている。


カード詳細

レアリティOR
コスト/自然文明(7)
カードタイプクリーチャー
種族アビスロイヤル
パワー11000
能力革命チェンジ:コスト5以上のアビス
自分のアビスすべてに「マッハファイター」を与える。
W・ブレイカー
自分のターンの終わりに、コスト6以下のアビス・クリーチャーを1体、自分の墓地またはマナゾーンから出してもよい。
各ターン、相手のクリーチャーがはじめて攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。

まず目を引くのが、「コスト5以上のアビス」との革命チェンジ。この点では《アビスベル=ジャシン帝》中心の低コストアビスとアビスラッシュで攻めるアグロデッキよりも、アビス・メクレイドで大型アビスの早期召喚を狙うグッドスタッフデッキ向き。

無論、アビスラッシュ自体とも相性が良く、ターン終了時にデッキボトムに戻るよりも、手札に回収した方が有益な場合は噛み合う。

特に退場時にメクレイド8を行う《スパトー:ド:スパトゥー》とは相性が良く、能動的にメクレイド効果を誘発可能。《スパトゥー》自身がアビスラッシュ持ちであることに加えて、メクレイドで呼び出した後続にマッハファイターを付与できることも、相性の良さをより強めている。

また自然文明との混色ではあるが、革命チェンジの特性上、条件さえ満たせば自然のマナが無くても問題無く場に出せる。


そして固有効果。

1つ目はマッハファイターの付与。

《ジャシン帝》のアビスラッシュとは真逆の効果であり、《深淵の壊炉マーダン=ロウ》や《ド:ノラテップ》の様なスレイヤーなら相討ちを狙え、《ノラディ:ド:スルーザ》ならアタックトリガーでメクレイドor墓地肥やし、《暗刻クロック=クロニクル》や《ブック=ラギルップ》の攻撃時のハンデス、《深淵の三咆哮バウワウジャ》の破壊効果と、高い制圧力を発揮するコンボが多い。

《ジャシン帝》や《邪幽ジャガイスト》と組み合わせれば、味方アビスを実質的なスピードアタッカーに変えてしまえる。しかし裏を返せば、アビスラッシュの長所であったクリーチャーへの攻撃誘導に引っかかるようになってしまう欠点も抱えている。


2つ目の固有効果は《蒼き団長ドギラゴン剣》を彷彿とさせる、コスト6以下の踏み倒し。

アビスロイヤルが得意とする墓地は当然、マナゾーンからもコスト6以下のアビスを出せる。

しかし誘発タイミングはターン終了時と遅く、除去されたら当然使えない上に、マッハファイターと噛み合っていないのは痛い。

しかし、アビスが苦手とするマナ送りに対するケアとして使え、序盤にマナにした中型アビスを出すことも出来る為、アビスデッキにおける戦略の幅が広がる。

ドミー=ゾー/「倒したいか?」》等、自然のアビス呪文を持つツインパクトも登場しており、マナに落ちたアビスクリーチャーの展開もデッキ調整さえできていれば簡単。

トランプ=ランプゼンゼンマ/「さぁ、カードを配ろう」》とも相性が良い。呪文が4枚マナを増やしてからマナ4枚を墓地に送る為、使用可能マナを回復しながら踏み倒し対象となるクリーチャーを用意でき、クリーチャー面はデッキトップにアビスを仕込めるので、メクレイドで高コストアビスを展開するのに適している。

攻め切れ無かった場合の保険として、ブロッカーを出したり、《邪闘シス》や《ハンマ=ダンマ》の登場時効果で相手の戦力を削る等、戦況に応じて柔軟なプレイングをすれば、見た目以上の力を発揮するだろう。


最後の固有効果は、相手の攻撃先を一度だけ自身に固定させる誘導能力。

ブロッカーが不足している状況ならありがたいが、相手も革命チェンジ主体のデッキを使っている場合や、中盤以降、特に相手が手数によるワンショットキルを決める様な状況だと少々心許無い。

とは言え、《フォーク=フォック》の様な汎用性の高いサルベージ手段を始め、相手クリーチャーの破壊とアビスのサルベージもできて革命チェンジ元になる《イード=ミード》、コスト5アビスとコスト1のサルベージ呪文のツインパクト《サドレイン=トレイン/邪神呪文「アビサール」》等、使い回すのはそこまで苦労しない。

緩い条件の革命チェンジアビスで、サルベージ効果持ちの《ダンマ=ザ=ダーティ》も登場したので、革命チェンジ中心のデッキ構成でも無理なく使い回せるのは朗報か。


総じて《蒼き団長ドギラゴン剣》の調整版、かつアビス仕様の《ドギラゴン剣》という印象の切り札。

《ジャシン帝》との相性はまずまず。あちらのアビスラッシュ付与とコスト軽減から、革命チェンジ元の確保には困らない。

その一方、メクレイド中心のデッキ等で《ジャシン帝》に頼らない構築をする場合、速攻性に欠けるという問題点があったが、このクリーチャーならマッハファイターという限定的な範囲ではあるが、メクレイドで出したクリーチャーで即座に攻撃に移れる。メクレイドに反応して蘇生と疑似スピードアタッカー付与を行う《ジャガイスト》と組み合わせれば、打点形成にはまず困らないだろう。


これだけでも十分強いのだが、注目すべきは同弾収録の《フォック=ザ=ダーティ》の存在。

《フォック=ザ=ダーティ》は適当なアビスから革命チェンジで出せる上に、登場時にマナ加速と墓地肥やしが可能。

つまり、今後使い勝手の良いコスト1のアビスクリーチャーが出た場合、最速3ターン目にこのクリーチャーが飛んでくる上に、踏み倒し先の準備もある程度完了している、という全盛期の【成長ドギラゴン剣】を想起させる凶悪な挙動が可能となる。


加えて、革命チェンジと相性の良い新効果『メガ・ラスト・バースト』持ちのツインパクトも登場しており、今後のカードプール次第で更に恐ろしいスペックを発揮するだろう。


余談

バイクに跨る姿は、皮肉にも革命軍の敵対種族である侵略者のリーダー、《轟く侵略レッドゾーン》と重なる。

これは背景ストーリーにて、アビスロイヤルが侵略者と同じヴィラン枠である表現ともとれる。

また、革命ファイナル編背景ストーリーでは、「革命チェンジは侵略進化を解析して生み出された技術」という設定が存在している。


文明に自然が混ざっているが、前弾が首領竜ゴンファンタジスタを倒している為、剛流振の回転の力を得た可能性がある。


恒例のシークレット版、世界の名画シリーズは『エプソムの競馬』。

邪龍ジャブラッド深淵の三咆哮バウワウジャと共に草原を駆け抜けている。


名前はマッドマックス怒りのデス・ロードが元ネタか。


関連タグ

アビスロイヤル

アビスベル=ジャシン帝

蒼き団長ドギラゴン剣


外部リンク

《アビスベル=覇=ロード》 - デュエル・マスターズWiki

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