「紋田というもんだ」
CV:KENN
概要
「ひろがるスカイ!プリキュア」に登場する青年。
その正体はバッタモンダーが人間界で生活してゆく為にアンダーグ・エナジーを使って変装した姿。普段は交通整理のバイトを行い、とあるボロアパートで生活している。なお、バッタモンダーの隣の部屋には、プリキュア達に敗れて改心し、人間界で暮らしていたカバトンが住んでいる。しかし、お互い隣の部屋に元同僚が住んでいる事には気付いていない様子。
美大生を自称するが、これは落ちぶれた今の生活を送る羽目になった原因のプリキュアたちに復讐(というより嫌がらせ)しようと、たまたま1人でいたましろに近づくための仮の姿。見た目もそれらしく取り繕っただけなので持っているスケッチブックには何も描いておらず(ソラとツバサには『真っ白な絵ですね!』『確かに!』と変な勘違いをされていた)、絵を見せて欲しいとましろに頼まれた際にはスマホで適当に絵の画像を検索して見せていた。
表向きは爽やかな好青年を演じているが、その内心では思い悩むましろへの嘲りやトラウマであるプリキュアへの恐怖心でいっぱいであり、ちょっとしたアクシデントが起きるたびに正体がバレないかと内心ビクビクしていた。もっとも、あげはが既視感を覚えていた程度で正体がバレる事はなかったが。また、エルに頭に乗っていたバッタを見て『バッタ!バッタ!』と言われて迫られた際にもかなり焦っていた。
要するに、ギャグ的な意味でギャップの差が非常に激しい。
と言うか、自分に最も屈辱を与えたソラや、ソラほどではないが自分をビビらせたあげはではなく、一番大人しそうなましろを嫌がらせのターゲットにする辺り、ヘタレな所は全く変わっていない事がうかがえる。
また、ましろをターゲットにしたのはたまたま彼女の夢を知ったからというのもあるが、最後の作戦であったシャララボーグ戦の際に「動かないで!」と自身のトラウマを刺激したのがプリズムだったからだと思われる。
絵本の読み聞かせの一件で自信をなくしかけていたましろに、夢をへし折ってやろうと「悪く言われる覚悟がないならプロ作家になるのをやめるしかない」と告げるが、逆に励ます形に捉えられてしまい、後にましろから感謝・応援されてしまう。
図らずも初めて応援されたことで、彼の心にも変化が表れたようだが……?
余談
紋田として再登場する約1ヶ月前に、新たにバッタをモチーフとするヒーローが30分後に登場しており、一時間後にはバッタのロボも存在するため、ニチアサにて三連続でバッタを見せられる事態となった。
関連タグ
黒須(プリキュア):似たような事をやらかした先輩。しかもあちらは本当にプリキュアの心を折る事に成功している。
百井京介:15年前のプリキュアにおける虫モチーフの仮の姿。