突き進めさあ行こう 勝利に向かって
振り抜け 輝け 打て 輝明
概要
経歴
プロ入り前
甲陵中時代は軟式野球部で捕手、仁川学院高では主に三塁手や外野手を守る。
近畿大学進学後、1年春から主軸を任され、大学通算81試合に出場し、打率.288、14本塁打、69打点の成績を残し、大学NО.1スラッガーと評価され、3年秋、4年秋に関西学生リーグMVP、3年秋から3期続けてベストナインを受賞、ドラフト最大の目玉選手と注目される。
2020年10月26日に開催されたドラフト会議では、オリックス・バファローズ、阪神タイガース、福岡ソフトバンクホークス、読売ジャイアンツの4球団が1位指名。2番目にクジを引いた阪神・矢野燿大監督が見事当たりを引き、阪神の独占交渉権が確定、入団が決まった。
2021年(1年目)
オープン戦では新人離れした打撃を見せつけ、最終的に打率.302、6本塁打という成績を残し、ドラフト制度開始(1966年)以降では史上初となるルーキーでの本塁打王を獲得。
公式戦では本職の三塁に大山悠輔がいるため開幕戦以降「6番・右翼」で主に起用される。当初は厳しいマークに遭い打率は振るわず、三振数でリーグ最多を独走するなど苦しんでいたが、その中でも4月9日の横浜DeNA戦(横浜スタジアム)では場外ホームランを放つなど、その大器の片鱗を見せる場面はあった。
すると4月下旬頃から徐々にオープン戦のような調子を取り戻し、4月中に村田修一に並ぶ新人タイの7本のホームランを記録。低かった打率も2割台後半まで戻り、5月2日には大山の休養に伴い「4番・三塁」で出場すると野村祐輔から満塁ホームランを放つ活躍を見せる。更に、大山の負傷離脱に伴い、5月7日からは連日「4番・三塁」で出場しており、そしてその重責をものともせずホームランや打点を挙げる活躍をしている。
また、不安視されていた外野守備に関しても、失策こそあったものの強肩を生かした刺殺等を始めとして概ねそつなくこなしており、盗塁も決めているなど、打撃面以外での貢献も多い。
しかし、後半戦に入ってからは、他球団から真っ先に警戒され厳しくマークされるようになったこと及び足の負傷に伴い、2軍落ちするほど極度の不振に陥ったことが響き(終盤はやや持ち直したが)、不完全燃焼に終わってしまった感はある。
先述の不振が響いてか、新人王こそ逃してしまったものの、普通に新人王レベルの活躍だったことや、球団最多本塁打を放ち、左打者の新人本塁打日本記録を75年ぶりに塗り替えたことは事実であり、同球団の中野拓夢、伊藤将司らと共に新人特別賞を受賞した。
2022年(2年目)
2022年度は、本塁打数こそ減少した他、三振は多いものの打率及び打点に関しては昨年を上回っており、一時期は4番にも据え置かれたほどである。また、終盤にかけて不調の時期こそあれど、昨年程の不振に陥ることもなく終始一軍に在籍し、チーム唯一の全試合出場を成し遂げている等、2年目のジンクスには陥っていない模様(これについては昨シーズン後半の不振が2年目のジンクスだったと言われることもあるが)。更には、球団初となる左打者の新人から2年連続20本塁打を達成している。
2023年度は、再度調子が安定しないことが目立ち、二度にわたり2軍落ちを経験した(2回目は、ベンチ裏で不振から来る不貞腐れたかのような態度が問題視された模様)。ところが、終盤の9月に入ると、これまでの分を取り戻すかのように絶好調となり、打点に関してはキャリアハイを更に更新した。
人物
愛称は「サトテル」「ゴリラ」など(後者は陽川尚将と被るが)。矢野監督からは「テル」と呼ばれており、これは矢野監督自身の選手時代の愛称でもある(ソース)。
推しは「ももいろクローバーZ」の高城れに。本塁打を打った際はももクロの「Zポーズ」をカメラに向かって行う。
高城の結婚報道が流れた際にはファンから「ショック受けてるのでは」と心配されていたが、本人は素直に祝福しておりこれからもファンは変わらず続けていくと公言している。
関連タグ
柳田悠岐 田中将大 千賀滉大 石川柊太 宇佐見真吾:同じく「モノノフ」(ももいろクローバーZのファン)であるプロ野球選手。この内石川とはプロ入り前にももクロのイベント現場で遭遇している。
阪神タイガースの背番号8の系譜
福留孝介(~2020)→佐藤輝明(2021~)
阪神タイガースのドラフト1位指名選手の系譜
西純矢(2019)→佐藤輝明(2020)→森木大智(2021)