概要
パワプロアプリの3周年より毎年年末年始にTwitter/X上で開催されているイベント。
第1回目は「パワプロTV」特別企画 3周年記念ファンアートキャンペーンとして開催され、第2回目はファンアート&スクショ選手権として開催。第3回目以降はファンアート選手権として開催されるようになった。
オリジナルキャラ部門とやきゅうしようよ部門の2つの部門があり、それぞれで最優秀賞及びスタッフ特別選考賞(2018年より)の2つの賞が存在し、受賞されると報酬としてパワストーンやガチャ券が貰える。
例年のスケジュールは12月中旬~1月上旬にTwitter/X上への投稿期間、2月上旬に優秀賞を受賞した作品への投票期間。3月上旬に結果発表が行われる。
傾向としてはやきゅうしようよ部門よりもオリジナルキャラ部門の投稿が多く、オリジナルキャラ部門では制約の無かった第5回目までは選手キャラの投稿が多くマネージャー等のキャラの投稿は少ない傾向にあった。
pixivにおいては受賞を問わず各部門に投稿したイラストをpixivにも投稿するユーザーが見られる。当記事においては性質上オリジナルキャラ部門に関する記述を多く取り上げている。
Twitter/Xでは「#勝手にパワプロオリキャラファンアート」というタグでお互いの投稿したキャラをイラストで投稿して交流するユーザーが見られる。(ちなみに公式も認知している。)
注意事項
投稿する際に注意すべき点は、期間中にアプリ内に掲載される応募条件や募集要項に反しない形であれば大丈夫であるが特に
- ゲームIDが必要な為パワプロアプリをプレイしている必要がある。
- パワプロアプリ公式Twitter/Xをフォローしている必要がある。
- 18歳未満であれば親権者等による同意が必要。
- 投稿した作品の著作権はコナミにある。
- 他人と制作した、もしくは他人が作った作品は投稿できない。
- 過去に優秀賞を受賞した作品は次回以降投稿できない。
- 規定のファイル形式およびサイズに収めたイラストにする必要がある。
辺りは気を付ける必要がある。
当然であり大袈裟かもしれないが実際に他人の制作した作品を投稿したユーザーがいたためである。また、親権者による同意に関しても親にアカウントがバレてしまったというユーザーがいたようでこの辺も注意するべき点であろう。(普段から良識ある行動を取っていれば問題ないが)
著作権においても公募企画に投稿した作品であるため当然であるが、特に優秀賞を受賞したキャラについては著作権がコナミにあるが作品に登場するわけではないという曖昧な立ち位置となってしまうため投稿するのであればある程度の覚悟は必要である。
ファイル形式やサイズに関しても素敵な作品でも条件を満たしていなかったため選考から落ちてしまったというケースがある。
また上記概要欄のハッシュタグにおいてもある程度の良識は必要で、他人に描いてもらいたいという気持ち故のリクエストは節度をもって行うことを推奨する。無論無償のリクエスト等は描き手の良心故だったりするので本当に描いてもらいたいのであれば(若干グレーであるが)コミッション機能を活用するのを推奨する。
詳細は伏せるがある時に実際に荒れてしまったことがあるためである。
ソシャゲという敷居の低さや野球は分からないが公募企画に惹かれてパワプロアプリを始めたユーザーも見られるが良識と節度を持って企画を楽しむことをおすすめする。
また、ハッシュタグのみのツイートやイラストではなく変な画像だったり公式のイラスト、テンプレートの画像のみのツイートも投稿されているがただの冷やかしにすぎずそんなことをしても入賞するわけがないので間違っても同じようにそういった行動もしないように。
ちなみにTwitter/X内で「〇〇(部門のタグ) pic」と検索すると文章だけのツイートは除外されるので多少は見やすくなる。しかし、オリジナルキャラ部門のタグに関しては何かしらの勘違いしてパワプロと関係ない自作のイラストにタグを付けて投稿しているユーザーもいるので投稿が見辛い原因の一つとなっている。
オリジナルキャラ部門
オリジナルキャラ部門でどちらかの賞に入賞すると受賞したキャラがイベキャラとしてパワプロアプリとサクセススペシャルに実装され、据え置きのパワプロシリーズにもパワフェス(パワプロ2022以降)やパワターとして登場する。
8月のパワプロの日が近づき、最優秀賞のキャラが実装される際には衝突イベントというキャラのお披露目イベントが開催されている。
黒戸もね、天音姫恋、本場あんこ、蒼鳥つばさの実装時に開催。理由は不明だが石触宴舞の実装時には開催されなかった。西矢田来一の実装時にも衝突イベントは開催されなかったがその代わりか西矢田のキャラ設定に合わせて「クイズ!西矢田来一のどっちが正解?」というクイズイベントが開催された。
第6回ファンアート選手権よりオリジナルキャラ部門はポジションなどの指定が行われるようになり、第6回ファンアート選手権では投稿受付を開始したタイミングで野手のみという制限が付いたことが発表されたためにあらかじめユーザーが用意していた投手・彼女・相棒キャラが投稿出来ないと言う事態が起きた。
受賞したキャラ
第1回ファンアート選手権
黒戸もね(くろともね)
第1回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
絵を描くことが得意で思ったことを絵に描いて伝える癖がある。
2018年の8月24日に実装。
架橋探(かけはしさがす)
新聞部を兼部している女の子。
まだ見ぬ将来有望な選手を探している。
優秀賞を受賞。
ある日グラウンドに落ちて来た宇宙船から出てきた謎の生物。
野球に興味津々で学習能力が高い。
優秀賞を受賞。
夢野太助(ゆめのたすけ)
主人公と同学年の男子マネージャー。
自分で野球をしたいが運動音痴でサポート役として頑張っている。
優秀賞を受賞。
老川銀(おいかわぎん)
野球部のマネージャー。
若い時に高校に通えなかったので主人公と同い年に高校に入学した。
優秀賞を受賞。
長飛ティーダ(ながとティーダ)
両親がプロゴルファーだがふとしたきっかけで野球を始めた女子選手。
ゴルフ界隈では「飛ばし屋ティーダ」と呼ばれており、野球のバッティングでもそのパワーを発揮する。
優秀賞を受賞。
仲真楽恵(なかまささえ)
要領の良い捕手。
チームメイトに強要しているタイムテーブルは秒刻みで練られている。
優秀賞を受賞。
国母楼真(こくぼろうま)
料理が得意な投手。
料理を作る際の手先の動きからヒントを得て変化球の握りを試している。
優秀賞を受賞。
第2回ファンアート選手権
天音姫恋(あまねかれん)
第2回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
カップルを観察するのが好みでカップルたちからは恐れられている。
2019年の8月22日に実装。
白部推理(しらべすいり)
探偵に憧れている選手。問題解決に絶対の自信を持っているが実績はイマイチ。
優秀賞を受賞。
白亜勇馬(はくあゆうま)
恐竜(と思いきや実はチュパカブラ)の着ぐるみを着ており自分は恐竜の生まれ変わりだと思っている選手。
優秀賞を受賞。
不知眠獏(しらねみばく)
不眠症に困っており睡眠グッズのマニア。
優秀賞を受賞。
由仁場こすも(ゆにばこすも)
野球界を征服するためにやってきた自称宇宙人の電波少女。
優秀賞を受賞。
希志りとる(きしりとる)
傘を剣に、ランドセルを盾のように見立てて扱う小学生の女の子。
優秀賞を受賞。
亜熱帯の国にあるハルハル族の酋長の孫娘。
特技の槍投げを活かした遠投を武器とする。
余談だが、「酋長」は放送禁止用語に当たる為もし実装されていたら変更されていただろう。
優秀賞を受賞。
細切彩子(こまぎりさいこ)
見た目は怖いが実はただのお料理研究部員兼野球部のマネージャー。
特技はマグロの解体。
優秀賞を受賞。
第3回ファンアート選手権
本場あんこ(ほんばあんこ)
第3回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
相撲部を兼部しておりおもちゃのバットでホームランを打ったという噂がある。
2020年の8月20日に実装。
菊度アイラ(きくどアイラ)
第3回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
表情豊かで考えることがバレるので仮面をしている。
2021年の2月19日に実装。
酉隈鬼深(とりぐまきぶか)
もともとは歌舞伎一筋だったが、祖父母の勧めで野球もやり始めた。
こんぺいとうが好きな強打者。
優秀賞を受賞。
杉山繭花(すぎやままゆか)
優秀賞を受賞。
森野いかり(もりのいかり)
環境破壊をする人間に怒る古い木の化け物。
自然を守る人間は大好き。
優秀賞を受賞。
雨河エル(あまがエル)
雨女体質のマネージャー。自分が雨女だということに気付いていない。カエルのコートが特徴的。
優秀賞を受賞。
四ツ柳御守(ヨツヤナギミモリ)
ビビりで口数少ない後輩。
死別した双子の姉が守護霊っぽく取り憑いている。
優秀賞を受賞。
古戸計(ふるとけい)
職人肌な選手。バントが得意で、数百分の一ミリも狂うことなく狙った場所に打てるという噂がある。
優秀賞を受賞。
第4回ファンアート選手権
石触宴舞(いしざわえんぶ)
第4回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
移動式のサーカス団の花形曲芸師。
2021年の8月23日に実装。
白霧凍子(しらきりとうこ)
第4回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
ロジンバックでマウンド上を粉まみれにしてしまうために雪女と呼ばれている。
2021年の12月17日に実装。
法通照(ほうつうてる)
占いが得意だが、占いに頼り切りな自分を変えたくて野球部へ。
優秀賞を受賞。
天地コスモ(あまちコスモ)
宇宙を信仰する宗教の「コスモ教」の開祖。
優秀賞を受賞。
美富士やまさ(みふじやまさ)
富士山のような髪色が特徴な選手。静岡弁を使う。
優秀賞を受賞。
宮城轟徒(みやぎごうと)
異次元級の曲がり方をするカーブと地響きのように低く重い声のおかげで、ついたあだ名が魔王。
優秀賞を受賞。
大澗槐(おおまえんじゅ)
自称最強・自称宇宙人の元気な女の子。
優秀賞を受賞。
木戸丑三(きどうしみつ)
陰気な雰囲気の捕手。趣味はDIY。
雰囲気とは裏腹にポジティブ。
優秀賞を受賞。
第5回ファンアート選手権
蒼鳥つばさ(そうどりつばさ)
第5回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
両親が飛行機に関わる仕事をしているためパイロットに憧れている。
2022年の8月22日に実装。
串社玉緒(なやしろたまお)
第5回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
かっこいい女性に憧れている小柄な野手。
2022年の10月6日に実装。
七色いりす(ななじきいりす)
普段は大人しいがピンチの時にメルティーパレットという魔法球女に変身する。
優秀賞を受賞。
二鷹匠(にたかたくみ)
マイペースな鷹匠見習いの投手。
一人前の鷹匠になるために3匹の雛たちと日々修行中。
優秀賞を受賞。
玖拾弐号機(きゅうじゅうにごうき)
野球界の秘密兵器の人造人間。様々なテクノロジーを搭載している。
優秀賞を受賞。
餅月かしわ(もちづきかしわ)
お餅大好きな女の子。よく杵を振り回しているためパワーが強い。
優秀賞を受賞。
星見宙(ほしみそら)
未確認飛行物体などの超常が好き。身軽で無重力かと思うほどの身のこなしをする。
優秀賞を受賞。
縁尾朝緋(へりおあさひ)
輝くようなルックスの投手…のロボットを操作している引きこもり少女。ロボットは雨に弱く本人は光に弱い。
優秀賞を受賞。
第6回ファンアート選手権
西矢田来一(にしやだらいち)
第6回ファンアート選手権にて最優秀賞を受賞したキャラ。
どんなことにも素早い判断を下す...ようになりたいと思ってる女子選手。
2023年の8月21日に実装。
上下沙優(うえしたさゆう)
第6回ファンアート選手権にてスタッフ特別選考賞を受賞したキャラ。
宇宙生物に寄生された女子選手。
相見紫陽梨&相見リティ(そうみあじり&そうみリティ)
幾多のアジリティ大会で優勝してきたハンドラー。愛犬リティを連れている。
優秀賞を受賞。
虎威天子(とらいてんし)
いたずら好きで変装が得意。
優秀賞を受賞。
小幡沙妹(こばんさめ)
小柄な二塁手。気になる子を見つけるとコバンザメのようについてきて観察する。
優秀賞を受賞。
目泥遊佐(めどろゆさ)
凄まじい眼力で相手投手をガチガチに固める。
優秀賞を受賞。
九貫場コウタロー(きゅうかんばコウタロー)
河童のような外野手兼遊撃手。
優秀賞を受賞。
火比原ゆゆ(ひびばらゆゆ)
みんなの熱気(という名のアビリティ)を読み&感じ取りながら頑張る温泉ソムリエの女の子。
優秀賞を受賞。
やきゅうしようよ部門
やきゅうしようよ部門では1枚絵のイラストの募集となっている。テーマは自由で主に好きなキャラ、その年に実装されたキャラ、試合のワンシーンなど様々な作品が投稿されている。
やきゅうしようよ部門でどちらかの賞を受賞するとパワプロアプリ起動時に画面にイラストが表示される。
その他
上記の通りパワプロアプリ4周年の際に開催された第2回目はファンアート&スクショ選手権として開催されており、スクショスクープ部門というパワプロアプリ内で変わった光景をスクリーンショットして投稿する部門が存在した。
実況パワフルサッカーではお題に沿ったイラストを投稿するパワサカイラスト王選手権が現時点で2回開催されている。
関連キャラ
- 希多見千里:公式情報発信番組のパワプロTVの企画で誕生したキャラ。キャラのデザインと紹介文は公募で募集された。
- 柳生鞘花、片桐恋、魔近ルウ:ニコニコ生放送番組の月2学園パワプロ部の企画で誕生したキャラ。柳生鞘花においてはキャラのデザインが公募で募集された。