「歯車パワーを見せてやるぞ！」
CV：仁内建之
概要
『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』に登場する歯車のマシン獣。
皇帝バッカスフンドが息子ブルドントの作ったオンブオバケに対抗するため、自身の体にある歯車から生み出した。体のあちこちに歯車が付いており、左手は丸鋸のようになっている。顔の中心にある大きな一つ目が特徴。
能力
目玉から発射されるスーパー歯車を別の機械に埋め込むことで意のままに操り、バーロ兵をパワーアップさせることもできる。
スーパー歯車以外では耐久性に優れ、角からはビームを発射する。また緊急時にはオンブオバケと超マシン妖怪合体する。
活躍
物語冒頭で物陰からオーレンジャー5人が乗っていたジェッターマシンにスーパー歯車を取り付け、ブレーキとハンドルを効かなくして暴走させた後、バッカスフンドと大量のバーロ兵と共に現れ、バーロ兵にスーパー歯車を取り付けオーレンジャー5人を圧倒する。
その後、巨大化したオンブオバケがオーレンジャーロボを追い詰めた際、救援に駆けつけたレッドパンチャーがオンブオバケと戦闘を始めた隙をついて、オーレンジャーロボにスーパー歯車を取り付けることに成功する。
オーレンジャーがオンブオバケに敗北し撤退した後、思惑通りオーレンジャーロボは基地で暴走を始め参謀長でも制御できなくなってしまう。その際オーレンジャーロボの暴走を止めるためにオーレンジャー5人が乗り込んだオーブロッカーをオンブオバケが乗っ取り、さらにバッカスフンドの命令でバラハグルマもオーレンジャーロボに乗り込んだことで、2体のロボが街中で激突する事態を招いてしまう。
オンブオバケがオーレンジャーとカクレンジャーの策略にはまってオーブロッカーから降りてしまい、まんまとオーブロッカーを取り返されると、男性陣3人が乗り込んだオーブロッカーと激突する。スーパー歯車の力もあってかオーブロッカーを圧倒するも、女性陣2人がオーレンジャーロボに乗り込み、オーイエローにスーパー歯車を取り外されオーレンジャーロボは正気を取り戻す。そして突然の事態に慌てふためいた隙をつかれオーピンクに攻撃されオーレンジャーロボから叩き落とされてしまうのだった。(この時落下の衝撃のせいか、回転していた歯車の装飾も止まった)
その後はカクレンジャー5人の攻撃を受けたオンブオバケを援護するために「歯車爆弾」でカクレンジャーを奇襲し、バーロ兵で5人を足止めさせる。オーレンジャーとの戦いでは超力ダイナマイトアタック、ビッグバンバスターを連続で受けてもびくともせずビームで反撃する。ジャイアントローラーを受けてようやく怯んだところにオーレバズーカを受けて遂に倒される。
直後に巨大化エネルギーを受けて巨大化。同時に巨大化したオンブオバケとともにブロッカーロボと戦うも追い詰められ、痺れを切らしたヒステリアの命令で協力することにしたバッカスフンドとブルドントの命令で超マシン妖怪合体しオンブハグルマとなった。
地味？
上記の通り機械を意のままに操る能力は非常に強力でオーレンジャーサイドに多大な被害をもたらしたが、いかんせんライバルのオンブオバケの変態行為が目立ち過ぎるせいで本編では地味な印象を受けがち。
ついでに耐久力もオーレンジャーの等身大戦の必殺技（超力ダイナマイトアタック、ビッグバンバスター、ジャイアントローラー、オーレバズーカ）を全て駆使して、ようやく倒せるほどの脅威の耐久力だったのだが、こちらもオンブオバケがスーパーレジェンドビームを無力化したという偉業と比べてしまうとやっぱり地味さは否めない。
余談
声を担当した仁内建之氏は本作がスーパー戦隊シリーズ初出演であり、1年後の『電磁戦隊メガレンジャー』ではギレールの声でレギュラー出演している。
関連タグ
機界鬼:歯車モチーフの戦隊怪人の後輩。
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
