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茂木功志郎の編集履歴

2023-10-13 08:05:29 バージョン

茂木功志郎

もぎこうしろう

茂木功志郎とはヒューマンバグ大学のキャラクターである

CV:畑耕平

概要

ヒューマンバグ大学』のシリーズ作品『華の天羽組』の羽王戦争編にて登場。

天王寺組に脅されて強引に傘下に取り込まれた大阪の小規模半グレ組織「煮苦粋(ニクスイ)」の2年目構成員。見た目や言動は如何にも悪ぶった若者といった雰囲気で、また裏社会の人間にしてはやや単純な思考が目立つが、己の身の危険を前にしても他者を気遣い行動を起こす勇気と優しさを持った青年。


敵の本隊を探る目的の一環で正体を伏せて入団希望してきた小林幸真速水泰輝の指導役を担当し、戦闘における心構えや実践技術、組織のおかれた現状を丁寧に教えたりと甲斐甲斐しく面倒をみていた。そうした接し方が小林たちからも多少なり愛着を覚えられたのか、後の天王寺組の下っ端組員らとの闘いでは、ドスとチャカで武装した彼らの攻撃から守られることになった。


小林たちは、今回の潜入目的である情報(後日催される三國貞治主催の宴会日程)を引き抜くとそのまま煮苦粋を脱退してしまうが、先の一件で小林に男惚れした茂木はLINEで連日猛アプローチし、その熱意に折れた小林の決定で協力を許され、宴会当日は速水と共にボートで小林の迎え役を務めた。その後も女装ヒットマンの香月紫苑が連絡担当組員の自宅から入手した情報を元に、大嶽徳史ら東京侵攻組の下へ増援として送られた組員の追跡役を請け負った。


大嶽のつめるヤサを突き止めた後、そのまま小林たちに付いていき天羽組本部を訪れて入門希望するも、抗争がいよいよ正念場を向かえ多忙となったこともあり組長の返答を保留として一旦大阪に帰されることになる。

…そして、最年長幹部の野田一率いる6名による大嶽たちへの襲撃作戦が決行されている当にそのとき、何も知らない茂木は組員らの覚えめでたくしようと再度、天羽組本部を訪れるが…


人物

容姿

明るいオレンジ色の髪に、三白眼・ツリ目に加えて目尻から伸びた長い睫毛で何処かキツめの印象を受ける目元、金色の瞳が特徴の青年。衣装は黒いVネックシャツの上に赤と黒のツートンカラーのジャンパー、黄色いズボン、両耳にリングピアスを着用しており、過去登場した半グレたちの例に漏れない派手な見た目。


性格

本チャンネルにおける「半グレ」は、京極組がそれぞれ長編で相手取っている羅威刃戒炎を代表例に、基本は極道組織の持つ任侠精神や仁義、その他古い慣習を全否定し利益のためなら手段を選ばない新世代の反社会派勢力という位置づけにあるが、本項の茂木については良くも悪くもそうした定着した理念に異なる精神性の持ち主で、己よりも他者の身を案じる心意気と、そのためなら恐怖を押し殺してでも行動を起こす胆力を併せ持つ。


一方で他の煮苦粋構成員共々、裏社会および世間一般常識からややズレた若さゆえの甘い思考が散見され、無理やり傘下に加えて理不尽なみかじめ料ノルマを請求する天王寺組を強く憎んではいるものの、「コロシはせずボコボコにする」「コチラが木刀なら相手も凶器を使わない」などの思い込みを当初は持っており、反旗を翻したXデーには圧倒的な戦闘経験と武装の差で直ぐに組織半壊の窮地に追い込まれてしまっていた。その後も命の恩人である小林に憧れて舞い上がってしまっていたのか、これまでの小林たちとの同行で天羽組が天王寺組と緊張状態にある現状も十分に理解できる情報材料があり、そうでなくても相手方の都合が悪そうな夕食時の夜7時を狙って天羽組本部を訪れている(しかも茂木は、この行動で組員に気に入られて食事に誘われると想定すらしていた)。…ただ、奇しくもその選択が戸狩との交戦で瀕死に追いやられた香月や小峠を救出するという結果にも繋がっている。


能力

半グレとして2年を過ごしているものの、これまでチャカは当然ドスを用いた戦闘、およびそれらで武装する敵対者への対処などの経験(および想定する機会)がまるでなく、飯豊朔太郎はじめ当初入門したてだった新人たち同様に精神性が「コロシ」のステージまで上がっていないとおもわれ、現状では戦力として期待はできない。


ただし、上述されたような窮地においても恐怖を押し殺して手堅い行動がとれる地力が当初より見られるため、今後仮に入門が許され、一定の戦術の手ほどきを受ければ大きく成長する兆しも感じられる。


活躍


初登場回。


天王寺組若頭・大嶽徳史の東京におけるヤサを割り出すため、大阪へ乗り込む許可をもらった小林と速水は半グレに潜入する形で所属していた入団に立ち会い面倒をかける事になった。


後に天王寺組の構成員と揉める予定を共有してその準備を整えるも、多額のミカジメ料をせしめに来た天王寺組の構成員3名が現れあっさり制圧寸前まで追い詰められてしまう。残っていた小林らに逃げるように命じるも、本来は超武闘派である小林の相手になるわけもなくあっさり蹂躙した。彼らを宝と思い今後も力を貸して欲しいと懇願するも、にべもなく断られてしまう。


後に煮苦粋を抜け、速水と連絡を取っていたようで、それを知った小林から速水経由で協力を申し出られる。小林は目的を達成した後に、予めボートによる逃走準備をしていた速水と茂木によって逃れる事に成功した。


翌日小林から顔バレされていない事を理由に尾行を命じられる。大嶽より派遣要請された杉山と藤田を小林から教わった尾行技術によって大嶽の潜伏しているヤサを割り出す事に成功する。その場所は大嶽が戸狩派と共に東京へ降り立ち真っ先に制圧した『北大路組』の本部であり、い抜きでヤサとして使用していたのだった。



成り行きで天羽組の事務所に赴く事になり自己紹介を行い、この時に本名が明らかになる。取り次いだ小峠華太からは世話になった恩返しに交通費を出してやると打診されるも、天羽組に入りたいと宣言するのだった。


小峠から(暴対法の影響によるデメリットや抗争中である事を含めて)半グレと極道では意味が違う事と命のリスクを手厳しく伝えられるも、覚悟の上で受け入れ土下座して熱意を伝え、組長の天羽桂司に意向を伝えてもらえる形でその場を去った。

戸狩の襲撃を受けていることを全く知らずに天羽組事務所を訪れておりなんと香月紫苑が池に浮かんでいたところを発見される。かなりマズい状況ではあるもののギリギリ生存していたらしく、池から救出して助けを呼んだ。

直後に現れた宇佐美純平に身柄の回収を頼むファインプレーを見せる。


その後屋敷に入りなんと倒れていた小峠華太、そして和中蒼一郎と戸狩玄弥の激突を目撃してしまう…。

小峠の救出には行きたいが「自分だと瞬殺される」と葛藤している。



和中と戸狩の戦いを見届ける中、小峠の容体が悪化している状況を見て助けなければいけない思いと生まれ変わる決意に駆られて動く。戸狩に銃で狙われるも、和中のフォローで乗り切り小峠を担いでその場を離れる。後に天羽を連れていた若衆の工藤亘清と合流し、天羽の指示でヤミ医者の下へ向かった。


余談

登場当初から半グレ組織の一員と思えないほどに良識ある言動や行動を取っていた事から、視聴者からは好評であり上京して天羽組または愛天雄への加入を期待されていた。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 華の天羽組

自己犠牲

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