概要
ウルトラマンメビウスが地球に降り立つ時に、ウルトラの父から与えられたブレスレット型の変身アイテム。
左腕前に装備して中央にあるトラックボール型の「クリスタルサークル」に手をかざして回転させ、「メビウース!」と叫びながら空に掲げることで、ヒビノ・ミライの姿から本来のメビウスの姿へと戻る。
エンペラ星人との最終決戦や光の国に帰還する際は、ブレス無しでメビウスとなった。
クリスタルサークルを回転させることでエネルギーが解放され、必殺光線「メビュームシュート」を発射したり、光の剣「メビュームブレード」を生成したりできる。解放したエネルギーを左腕にチャージすることで拳からプラズマ電撃「ライトニングカウンター」を発することもでき、ウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトに相当する技「メビュームダイナマイト」を放つ際には自爆したメビウスの再生を行うなど、とにかく万能なアイテム。
変身前・変身後を問わず形状が変化せず、変身前でも「メビュームスラッシュ」や「メビウスディフェンサークル」を使用できる。
『ザ・ウルトラマンメビウス』によると、タロウがメビウスの未知数の力を安定させるための装備を与えてほしいとウルトラの父に頼んだ結果、これが託されることになったとのこと。
ウルトラマンヒカリから託されたナイトブレスと合体することで「ナイトメビウスブレス」になり、メビウスをメビウスブレイブに進化させる。
余談
- デザインモチーフは「炎」。
- ミライを演じた五十嵐隼士氏は、2022年に『ウルトラマントリガー』視聴時に「俺の(メビウスブレスの小道具)は腕に磁石を介して接続していたため、構えるアクションをした拍子に取れてしまうことがあった」と語っており、GUTSスパークレンスのように手に持つアイテムを羨ましがっていた。
- DX版玩具は劇中とほぼ同じ外見だが、発光する所が赤い造形物で覆われている。しかし、肝心の音は劇中とは違うもの。これは前作のマックススパーク や前々作のエボルトラスター も同じであり、商業的失敗の原因となってしまった。