前後のストーリー
予告
絵から怪獣が飛び出した!?
子供達が二次元怪獣ガヴァドンと共に育んだ友情。それは怪獣をどんどん大きくしていって...
次回、ウルトラマンブレーザー『朝と夜の間に』
無邪気な落書きに御用心。
登場怪獣
二次元怪獣ガヴァドン
主な出来事
同級生と帰宅しているジュンはアラタに秘密基地に連れて行かれ絵を描いてみてよと絵を描いている。
その夜、秘密基地に怪しげな光が当たり、ジュンの書いた怪獣の絵がうねり出した。
久しぶりに休みをもらったゲントは任務で忙し過ぎてサトコから写真が送られていたことに気づけないでいた。
ゲントは挽回しようと連休を利用して旅行に行かないか誘うが『無理しなくて良いよ』と返されてしまう。
その時TVで『白いツチノコ』みたいな生き物が目撃されたというニュースが流れ、目撃者の書いた絵はジュンが書いた怪獣ガヴァドンの絵そっくりだった。
秘密基地へ向かったジュンはアラタもそのニュースを見て来ていた。絵は消えており、その生き物を探して捕まえる事が出来たがアラタの妹ツムギに見つかってしまう。 その頃、ゲントは自宅でSKaRDからカミクラ宇宙線研究所が昨夜から『未知の宇宙線』を観測した事の報告を受けるが、リモートワークを切りそこねて『休日のゲント』が映されて、慌てて切る。
余談
アラタの秘密基地にあった怪獣の絵の中には、ゲードス、タガヌラー、ドルゴ、デマーガ等、これまでに出現した怪獣の絵も確認出来る。
秘密基地にいたアラタとジュンを叱っていた工事作業員風の親父は、ウツギ星人やウルトラマンオーブでクレナイ・ガイのお気に入り銭湯『鶴の湯』のおやっさん役で出演したことがある諏訪太朗氏である。
ニュースで小さいガヴァドンを見つけた第一発見者の男性は、なんとウルトラマンの「恐怖の宇宙線」本編にもゲスト出演した「内野惣次郎」氏であり、名前の『内野タカシ』もあちらで演じた少年『タカシ』が由来となっており、バットとグローブを持っていたことからも、当時のタカシ少年を意識していたと思われる。タカハシヒョウリ氏のX(旧Twitter)によれば、内野氏は実相寺監督直筆サインが書かれたフィギュアや徳利を保管する等、今もガヴァドンのことをとても大事にしているようで、
「ガヴァドンに再会できたんだ。最高に粋な配役をした」と賞賛している。