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八目鰻の編集履歴

2012-08-08 00:04:25 バージョン

八目鰻

やつめうなぎ

ヤツメウナギ(八目鰻、lamprey)は、無顎類(円口類)頭甲綱(ヤツメウナギ類)ヤツメウナギ目に属する動物。

概要

ヤツメウナギ(八目鰻、lamprey)は、無顎類(円口類)頭甲綱(ヤツメウナギ類)ヤツメウナギ目に属する動物この世で最も原始的な脊椎動物の一つである。

ウナギ」と言うが生物学においてウナギではない、というか魚類ですらない。

(親記事の「魚」は食文化上のものと考えて欲しい)


顎を持たず、その口は吸盤状で、ヤスリのような角質歯を持つ。

それにより河底の石等に吸いついたり、他の魚類などに取り付き、歯で傷を付けて体液を吸うことができる。

鰻など通常の魚類とは異なり胸びれがない

八目鰻の名称は、目の後ろに7つの鰓孔が並ぶ様を目玉に見立ててつけられたもの。

十六目鰻じゃねぇか等と突っ込んではいけない。

余談

ヤツメウナギを含む円口類は初めて脾臓が発生した動物であるため(これより「下等」な脊索動物であるホヤなどには脾臓がない)、免疫学の研究で用いられることがある。


食材として

日本海側では島根県以北、太平洋側では茨城県以北に分布しており、新潟県山形県秋田県などの日本海に注ぐ河川で多く獲れ、秋田県ではカワヤツメをぶつ切りにして醤油と出汁の濃い目のツユですき焼き風に煮込むかやき(貝焼)が冬の味覚となっている。

関東では蒲焼を売り物にする料理店もある。また、縁日の屋台でもカワヤツメの蒲焼が売られる事がある。

脂肪に富み、ビタミンAを15万IU/100g以上と多く含む事から、江戸時代から鳥目の薬としてカワヤツメの乾物が出回っていた。肝の部分は特に栄養分が多いとされる。


pixivでの扱い

ほとんどが八目鰻の屋台を経営しているという設定のミスティア・ローレライ東方Project)関係のイラストか、残りは不気味な口を強調してクリーチャー扱いするイラストで占められ、純粋に動物としての八目鰻を描いたイラストは少なめである。

それどころか食材であるにもかかわらずミスティアの絡むもの以外では八目鰻料理のイラストも投稿されていない(のみならずミスティアがさばく八目鰻にすら胸びれが描かれていることもしばしばある)。

おなじ「魚」のウナギナマズ、深海魚であるアンコウはおろか、嫌われる虫の代名詞とも言えそうなミミズムカデ、はては寄生虫の仲間ですらもう少し動物として愛嬌があったりかっこよく描かれたりしたイラストが投稿されているのに、ある程度の知名度を持つ実在の動物の中でもここまで扱いの悪い「魚」もいないだろう。


関連タグ

ヤツメウナギ フルフル ワーム シビルドン


ミスティア・ローレライおかみすちー

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