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ラグナクリムゾンの編集履歴

2024-01-07 20:49:50 バージョン

ラグナクリムゾン

らぐなくりむぞん

「ラグナクリムゾン」は、小林大樹による日本の漫画。

挑むは、絶対強者。抗うは、強制運命。限界のその先へ──。


概要

作者は小林大樹氏。月刊ガンガンJOKERにて2017年4月号から連載。23年11月現在、既刊13巻。竜を狩る人々の物語を描いたバトルファンタジー。


テレビアニメが2023年9月30日からTOKYO MXMBSBS11にて連続2クールで放送。初回放送は1時間スペシャルとなった。アニメーション制作はSILVER LINK.


主題歌


ストーリー

人類は古より竜と呼ばれる怪物の脅威に晒されていた。

太陽暦498年、レーゼ王国の都市ロナベーラ。少年ラグナは相棒であるレオニカと共に狩竜人をして生活していたが、ある日を境に謎の声と共に悪夢を見始める。

そして遂に、その悪夢が現実となるかのように上位竜と呼ばれる人の姿をした竜が竜の群れを率いてロナベーラに襲撃を仕掛けてきた。


登場人物

CV:小林千晃

本作の主人公。竜を狩る狩竜人の少年。落ちこぼれであるが、相棒であり家族でもあるレオニカの「最強がほしい」という夢に共に歩みたいと願っている。

しかし、ある日から「それは叶わない」という謎の声とレオニカが竜との戦いで命を落とすという悪夢に苛まれることになる。そして・・・。


CV:村瀬歩

もう一人の主人公。かつては竜を率いる竜王の一人である翼の王だったが、竜の神に反逆して竜王の力を剝奪され、世界を彷徨っている。

しかし、竜の神を殺すことを諦めてはおらず、虎視眈々と機会を窺っている。

彼とラグナが出会う事で物語は始まる。


  • スライム

CV:ファイルーズあい

クリムゾンのしもべ1。

普段は少年の姿をしているが、正体は何でも食べる半透明の不定形生物。

精神は見た目通り幼く、語尾に「~でしゅ」とつけて喋る。


  • ゴーレム

CV:東地宏樹

クリムゾンのしもべ2。

ロボット。ボディチェンジで戦闘用機体から人間そっくりの義体により、戦いから潜伏からまで何でもこなせるが、プログラムされたAIはやたら軽薄もといチャラい。


  • キメラ

CV:能登麻美子

クリムゾンのしもべ3。

人造獣人の少女。影を媒介に攻撃や移動を使える。

人から獣に変身できるが、形態ごとに知能指数が変わり、人の姿だとアホの子になる。


CV:水瀬いのり

本作のヒロインの一人。一人称がボクの12歳の少女。ラグナと共に生活する家族であり、狩竜人としてコンビを組んでいる。まだ若いながらも神童と呼ばれる程の剣の腕を持ち、最強を夢見ている。


  • サイクス・シャルルーク

CV:小野友樹

ロナベーラの狩竜人。都市でもレオニカに次ぐ二位の実力だがガラが悪く、レオニカの付き添いであるラグナによく絡む。意外と面倒見は良い。


  • ミハエル

CV:佐々木義人

上位竜の襲撃を受けて仲間と共に命からがら逃げてきた狩竜人。

逃げた先の村で別の上位竜に襲われ応戦していた所をラグナに助けられる。


銀装兵団

レーゼ王国の特務部隊、第二王女スターリアを中心とした精鋭の集まり。


CV:日高里菜

本作のヒロインの一人。レーゼ王国の第二王女。

生まれつき両腕がない代わりに、物を自由に動かす念動力と万物に宿る気を捉える眼を持つ。

銀気姫という異名を持つが、銀器姫、銀輝姫と字は複数ある。

その異能を生かして、数多の武具を製作しており名工としても有名。


  • ナサレナ・テルジアン

CV:嶋村侑

スターリアのお付きの教育係の眼鏡をかけた女性。

幼い姫に教養と礼節を叩き込んだが、その腕っぷしの強さからゴリラと呼ばれている。


  • アイザック・スターン

CV:前野智昭

銀装兵団の軍事顧問を務める眼鏡をかけた男性。軍での地位は少佐。

生真面目な苦労性。


  • フー

CV:野津山幸宏

銀装兵団魔法士長。関西弁で喋る職人気質の偏屈な男。


  • マジョルカ

CV:高野麻里佳

魔法士兼銀器姫を敬愛する会(非公認)会長。

前髪を伸ばした三つ編みの少女。耳が長いが、片方が焼け千切れている。


  • ガルム・ウルバン

CV:斎藤志郎

銀装兵団の主席剣士長の老人。剣狼という異名を持つ剣豪。

スターリアの剣の師匠でもある。


  • シン・カトラス

CV:畠中祐

剣士長。褐色の小柄な少年。喧嘩っ早い。


  • クリストファー・オルグレン

CV:浜田賢二

剣士長。大斧を扱う豪快な偉丈夫だが、どこか育ちの良さを感じさせる所作を見せる。

右腕は義手でスターリアの念動力で動いている。


  • ヘゼラとグレラ

CV:土屋李央

銃士長を務める双子の少女たち。基本的に天真爛漫だが、時おり冷たさを垣間見える。


太陽神教

この世界の最大の宗教団体。

多数の魔法士や旧文明の科学技術を有しており、特に滅竜導士と呼ばれる戦士たちは上位竜とも互角に渡り合える力を持つ。人類側で唯一竜と正面から戦える一大勢力。


  • カルラ

時の聖女。時間を操る時操魔法の使い手。

同じ顔の人間が何人も存在し、それら全てがカルラである。とある人物と瓜二つの顔をしているようだが・・・?


  • デュラ・ポロ・ネルロ

神教最高指導者にして太陽の聖人。椅子に縛り付けられた燃え盛る骸骨という異形。


  • ガイン

骸の聖人。粗雑な口調のツギハギだらけの男。


  • ラクーシャ

虹の聖女。眼帯をつけた美女。


  • ラプテリカ

竜の聖女。角を生やした褐色の女性。語尾にニャをつけて話す。


  • ギュスター・ノア

網の聖人。サングラスにスーツを着た顎髭の男。常に通信機で部下に指示と叱責を飛ばしている。


  • トールギル

超兵。傷だらけで禿頭の巨漢。


  • ニム・ハムニム

牢獄の聖女。牢の中で常に得体の知れない笑みを浮かべた女性。


  • マリオネッタ

機械の聖女。人形のような出で立ちをした少女。人間をナマモノと呼ぶ。


  • オルゴール

予言者。仮面をつけた黒髪の男。


  • リ・ハクレン

不老剣士。端正な青年だが、口調は老人そのもので物忘れが激しく、目を離すと徘徊している。


  • リ・ルオシー

一等神民。リ・ハクレンの弟子兼介護役。生真面目な黒髪の少女。


古より存在する魔の血族。陽の光と銀気を嫌う人類の天敵にして捕食者。

おおまかに三つの区分が存在し、獣と変わらない下位竜。人語を理解するほどの知性を持ち段違いに強い中位竜。そしてほぼ人と変わらぬ姿と完全な知性、固有の魔法を使える上位竜が存在する。

さらに、竜は血族と呼ばれる六つの派閥に分かれており、それぞれ翼・爪牙・鱗・眼・骨・咆哮という名を冠し、彼らを統率する上位竜を竜王と呼ぶ。


翼の血族

神の命によりレーゼを侵攻した血族。


CV:上田麗奈

翼の血族の第一位階もとい竜王、つまりはクリムゾンの後任。天翼竜という竜名を持つ。

物腰柔らかく見た目は清楚な聖女そのもので、実際に内面も慈愛と優しさに溢れる女性だが、一方で竜の神からの命であれば虐殺もいとわない狂信的な一面を持ち、神からの「国ごと潰せ」という命を受けたのが、今回の戦いの発端。

数十分止めたり、世界を巻き戻すほどの広範囲で強大な時操魔法を扱える。


CV:諏訪部順一

翼の血族の第二位階、雷爪竜。黒い大剣を背負う無頼漢にして、翼の血族最強の実力者。

他の上位竜がアルテマティアに敬意を払い礼節を弁えてる中、敬語どころか、タメ口を叩いたり、からかったりなどで彼女を怒らせている。


  • ディザス・トロワ

CV:武内駿輔

第三位階、風獄竜。見た目は端正な容姿の優男だが、風魔法で生きたまま女性を切り刻むのが好きだという残忍な性格。常に風の声が聞こえると言って、いつも一人で風と会話しているが、全て彼の一人芝居である。


  • ボルギウス

CV:堀内賢雄

第四位階、腕竜。首から下が過去に失っており、普段は人間の腕に寄生している。

クリムゾンの時代から存在する翼の血族の最古参で、立ち位置としてはご意見番。アルテマティアやネビュリムからは先生と呼ばれている。


  • タラテクトラ

cv:竹内良太

第五位階、爆塊竜。スーツを着た寡黙な巨漢。

ゾラと共に竜の群れを統率する将。


  • オルト・ゾラ

CV:置鮎龍太郎

第六位階、狂操竜。黒装束を纏った長髪の眼鏡をかけた男。オネエ言葉で話す。

タラテクトラと共に竜の群れを統率する軍師。


  • ネビュリム

CV:山下大輝

第七位階、結界竜。アルテマティアを信奉する少年の竜。


  • メルグブデ

CV:塩屋浩三

第八位階、肥満竜。その名の通り肥満体の竜。


  • ドルニーア

CV:河本啓佑

第九位階、剣山竜。白装束を纏った男。刺殺魔法の使い手。


  • グリュムウェルテ

CV:子安武人|

第十位階、黒魔竜。1話でラグナ達の住むロナベーラを襲撃する。


  • バロム・シュエラ

CV:佐藤拓也

第十三位階、百足竜。胴の長い巨体でありながら、凄まじいスピードで地中を進める。

なお十三位階とは上位竜に成る途中の半端者の呼称。


  • ウルシュガウルン

第十三位階。やたらと声がデカい粗暴な竜。


  • シャンティオラス

CV:江口拓也

第十三位階。国外へと逃げたレーゼ難民を追撃する任を帯びる。


爪牙の血族

爪牙の王は血族を持たない。

代わりに気に入った人間、もしくは他の血族の竜に武技を教え、王の満足するレベルに至った者らは魔剣を与えられ、その魔剣こと六爪対牙を有した者らが一般に爪牙の血族と呼ばれている。


爪牙の竜王、殺尽竜。

黒ずくめの姿に見開いた目と張り付けたような笑み、とどこか死神を思わせる風貌の女性。

死そのものと呼ばれ、自他共に認める最強の竜。


咆哮の血族

地下要塞ゲヘナホールを根城に太陽神教と長年攻防を繰り広げている血族。

確認されているだけで4つの階層に分かれており、それぞれ上位竜が管理している。


  • バグラム

咆哮の竜王、言実竜。

スーツにコートを着込み、顔の下半分に顎を模したマスクをつけた男。

口に出した言葉を現実で実現化させる魔法を使う。


  • ガルガンティーナ

第四階層管理者・第二位階、重鎧竜。

大きめの鎧とマントを装備しており、素顔や実体はわからない。重力魔法を操る。

第四層「均しの大地」を守る処刑人。


  • エルン・エスキー

第三層管理者、氷角竜。

氷の魔法を操る女性の竜。第三層は極寒の海と氷山に覆われているが、本人は冷え性。


  • ラピスドッツォ

第二層管理者、迷宮竜。

ピエロのような格好の竜。自称アーティストで第二層は彼が作った迷宮。


  • ルポワ

第一層管理者、幻霧竜。

頭部が竜そのものの上位竜。階層一帯を幻影の濃霧で覆っている。


用語

魔力と魔法

世界の外側から来た「世界に変化を起こす力」と「魔力によって起こる変化に方向性を与える表現方法」。

唱えたり、手で印を組んだりと魔法による表現法は多岐に渡り、上位竜は体の中の血の流れそのものが魔法表現となっている。

この世界では、彼らの血の流れを模した絵を魔法陣と呼ばれている。


銀気

普通の貴金属だったはずの銀に宿った「変化を停止させる力」。

世界が魔力に対抗するために与えた、または神が竜を滅するために空から降らせたとも言われている。


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