概要
CV:伊藤静
ルージ・ファミロンがハラヤードで出会った17歳の女性。愛機はレインボージャーク。
幼い容姿のレ・ミィとは対照的に、スタイルが良く大人びた容姿をしている。
特技は体術と暗器の扱いで、伝統衣装と思われるその服には多数の暗器が仕込まれている。
綺麗なお姉さん的キャラクターで、ルージ・ファミロンをからかう面と、異性として意識している面がしばしば見られる。
反ディガルド武国ゲリラを率いるガラガから片思いされ、熱烈なアプローチをかけられているが、やんわりと躱して相手にはしていない。……とはいえ、彼の義理堅さと腕っぷしは信頼している。
クルックーという名の白い鳥をペットを飼っているが、レ・ミィに狙われる場面もあった。
一見すると奔放で信用ならないが、根は義理堅く正義感を秘めた芯の通った「強い女性」。
戦闘術もさることながら、女の一人旅を続けてきただけあって処世術にも長けており、時にハニートラップめいた手段で相手を油断させたり、敵地に侵入するなど、スパイ顔負けの活躍も見せる。
主に胸や尻を強調するシーンが多く、アニメ本編での描写は少ないが実はスカートの中はブーツと同じ色の見せパンを穿いており、正面から見えるものがそれである。CDなどの公式イラストで見ることができる。
実はコトナというのは本名ではない。
正体
かつてソラノヒトが地上に遺した遺産とその秘密を守る山岳民族「マキリ一族」の出身。
かつて一族の掟で族長候補として育てられ、双子の妹のリンナ・エレガンスがいる。
彼女の戦闘術は一族を守るため、族長の後継者として仕込まれたもの。
しかしリンナが「族長候補は族長が決まれば反乱を防ぐため殺される」という非情の掟により命の危機に晒されてしまい、妹を生かすために裏切り者の汚名を着て村を出奔し、各地を放浪していた。
また一族の旧態然とした頑迷な慣習には、族長候補として養育されていく中で疑問を募らせていた様子。
のちにソラノヒトとの接触のために一族の元に帰参するが、族長になった妹に何の事情も話さず出ていったこともあって、憎悪を向けられることになり、さらにリンナは掟を廃した挙句、あろう事かディガルドと結託をし、バイオゾイド生産工場の守備隊として敵対することになる。
最終的にはコトナから真相を明かされ、説得に応じたことで和解することができた。
その伝説
初登場時はルージを誘惑して足止めしようとする悪女、と思わせて実は盗賊団を壊滅しようとしていた「いい人」だが、同行する事になったルージが狭いバイクのような操縦席に同乗する衝撃的なシーンがとくに有名。
どっから見ても性器がお尻に擦り付けられているようにしか見えず、放映当時は祭りの様相を呈していた。
なお『スーパーロボット大戦K』ではカルメン99、藤村静流の女性ホ…お色気過多な2人と組んで悪乗りの限りを尽くしている。
余談
- 『機獣新世紀ZOIDS』の上山道郎氏や『ゾイドジェネレイションズ』などで知られるマーシーラビット氏もグラビアイラストを描いている。
- Pixiv上では、フルネームよりコトナのタグが付いたイラストが多いので、検索には「ゾイド コトナ」で検索をかけた方がより多くのイラストを検索できる。
関連イラスト
関連タグ
レイヴン…同じく常に呼ばれている名前が本名でないゾイドキャラ。『機獣新世紀ZOIDS』では双子設定も共通し兄が家系の当主になっている。人間性と恐竜型ゾイドが愛機であるところは寧ろディガルド寄り。