概要
CV:こやまきみこ
ラ・カンの姪で愛称は「ミィ」。12歳でキダ藩次期後継者の姫君でもある。特徴的な髪飾りは母の形見である。愛機は父の形見でもあるランスタッグ。
まだまだお転婆ではあるが、徐々に王族としての器を現しつつある。格闘技の使い手で、小柄な体つきでありながら大人とも渡り合えるほど。料理は不得手で、丸焼きしかできず皆にからかわれていた。
初登場の場面では、「上半身裸の状態で巨大魚を抱える」というインパクトの強い登場を果たした。
ツンデレ気質で特にルージやコトナとの会話でよく見られる。描写は少ないが、スカートの中にかぼちゃパンツを穿いている。
ラ・カンとともに各地を放浪しており、ミロード村でルージと出会ってからは、彼の無知に時に呆れまた揶揄うなど、よく突っかかりにいく。
ラ・カンを「伯父様」と呼び慕い全幅の信頼を寄せる一方で、ラ・カンの心の傷を慮りながらもキダ藩の藩主として返り咲いて欲しい思いの間で揺れていた。
ランスタッグは父の形見であり、彼女もその高い機動性と突進力を活かした高速戦闘を得意とする。
キダ藩に帰郷後、ラ・カンが藩主に復帰してディガルド討伐軍を結成すると、彼女も父親同様にランスタッグ部隊を率いてディガルド武国との戦いに本格参戦する。
ルージのことでもそうだが、面倒見の良いお人好しの気質もあり、同時に普段の乱暴さに反して人心の機微に聡く、何より己が戦争で親を喪った身のため、他者の痛みに敏感なところがある。
物語後半からムゲンライガーに敗れて記憶喪失となったソウタを拾い、(銀髪なので)「ギンちゃん」という仮名を与えて甲斐甲斐しく世話を焼くようになり、共にランスタッグで戦場を駆けるほどになった。
余談
- 第2シーズン以降ではコトナと共にEDを担当し、一体何のアニメかわからないほどハイテンションなデュエットを見せた。デフォルメもされている。演者のこやま氏と伊藤静氏は、放送当時、おはスタにゲスト出演したこともある。
- こちらのイラストは最古シリーズの一つである。