プロフィール
キャッチコピー | 『冷血御曹司』(『1』のみ)、『冷血党首』(『2』のみ) |
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国籍 | なし(日本国籍は捨てた) |
格闘スタイル | 三島流喧嘩空手 |
身長 | 181cm |
体重 | 76kg(『1』から『7』まで) 85kg(『8』) |
血液型 | AB型 |
好きなもの | 親父の嫌がる顔(「1」)、混沌とした世界(「2」) |
趣味 | スニーカー集め(『1』の時) |
仕事 | 親父の邪魔(御曹司なので金には困らない(『1』の時)) |
代表的な技 | 風神拳(最速霧足風神拳)、雷神拳、奈落旋風、忌怨拳、踵切り、ダブルアッパー、魔神拳、閃光烈拳、旋蹴り |
声優 | 中田譲治(~TT)→篠原まさのり(鉄拳4~) / 白石涼子(鉄拳5・少年時代) / 山路和弘(OVA)、高山みなみ(OVA・少年時代) |
概要
シリーズの重要人物の一人で、初代と『4』と『7』の主人公(但し、家庭版『4』では主人公が仁になっており、『7』もメインストーリーでは平八の方に重点を置かれているので主人公と言うよりはラスボス的な扱いで一八を使用可能な回数は平八と比べると非常に少ない)である。
また、外部作品にも参加するなど本シリーズの代表的なキャラクターでもある。
(ギネス記録を四つ持つシリーズの主人公でもある)
(自分、父親、母親、息子、妻、祖父の全員がある意味ラスボスの経験者である)
年齢は『1』では26歳、『2』で28歳、『4』以降では年齢不明になっている。
李超狼は元・義兄弟の関係で、ラース・アレクサンダーソンとは異母兄弟に当たるといった複雑な人間関係を持っている。
一八と平八との熾烈な親子喧嘩が中心として本シリーズのストーリーが展開していると言っても過言ではない。母や祖父である仁八とは仲が良かったが、平八には幼い頃から帝王学と三島流喧嘩空手を叩き込まれ、五歳の頃に谷底へと突き落とされる。胸に残る大きな傷跡はその時のもの。同時期に母が帰らぬ人となっていた事もあり、平八に対して激しい憎悪を抱いている(この事件についての真相は『7』にて語られる)。
家族関係がよく分かる一例(?)
何やってんだこいつら
キャラクター性能
常に最上位クラスに位置する強キャラである。
浮かせ技(大ダメージを狙えるコンボ始動技)は発生15Fが基本の鉄拳において、13Fの浮かせ技を持つ唯一のキャラクター。(発生13Fというと他キャラでは左アッパーで小突くものが基本だが、一八は逆にこちらが15Fだったりする)
確定反撃が優秀で、中下段の二択によるガードの揺さぶりも強い。
また最速霧足風神拳という強力無比の技を持つ。この技はダメージも高く素早い確定反撃技且つ浮かせ技であり、さらにガードさせて有利(ガードした相手より先に一八が行動可能になる)。この際の「ドリャ」が彼の代表的な掛け声として知られているほど。
上段攻撃なのでしゃがみで避けられるが、全体硬直も36F(3/5秒)という短さなので慣れていないと反応が難しい。
但し、コマンド入力は非常にシビアで、これを高確率で出せるか出せないかで強さのランクが変動してしまう諸刃の剣でもある。特に一八は立ち状態で出せる浮かせ技がコレしか無く、全体でみても風神拳とダブルアッパーしか無いので尚更依存している。
また一八は技1つ1つが強力な反面、大抵の場面で使える様な所謂「出しとけ技」をほとんど持たない。よって相手との間合いや体力状況などから的確に判断して動く必要がある。
ストーリー
『1』
『鉄拳(以下1)』では財閥を奪い取る復讐の為に「The king of iron fist tournament」に参加。この大会の決勝で平八を倒し、かつての平八と同じように今度は一八が平八を崖から突き落とした。そして、三島財閥当主として君臨する事となる。
『2』
『鉄拳2』ではその後の動向が語られており、北海道に自らの理想とする独立国家を築くために活動し、北海道をほぼ手中に収めてしまう。
しかしまだ生きていた平八が『2』にて逆襲を果たし、一八は活火山の火口に落とされてしまう。
『3』
『3』では登場しなかった…が、『4』で平八に敗れて火山の火口に落とされた後にG社によって蘇生され、九死に一生を得ていたことが明かされた。そして、自身のデビルの力を知るためにG社の元で力の解析を行っている。
『4』
復活。これ以降は平八だけでなく仁の命も狙うようになり、三つ巴の関係になった。
『4』以降では重要な要素である"デビル因子"と呼ばれるものを体内に秘めており、それによってデビルに変身できる超人的設定も加わった。(デビル化自体は初代から設定としては存在していた。詳しくはデビル一八の記事へ)
『5』
『6』
『7』
『7』では刺客として襲い来る拳を極めし者との戦いを挟みつつも、ついに平八との長きに渡る親子の因縁にその手で終止符を打つ事に成功、物語の大きな転機となった。
『鉄拳』シリーズのキャラでは1番先に紹介される事が多いが、その割には上記の通り出番や活躍を仁や平八に奪われがちである。
しかし、近年では後述の『スマブラSP』にゲスト参戦した事で知名度の向上、更に『7』で平八を倒し、続く『8』で純然たる悪役として君臨した事から再評価されている。
シリーズの人間関係
- 三島平八(父親)
過去の経緯から、もはや親子とは思えないほど憎しみ合っている相手。「三島平八」と呼び捨てにし、相対すれば殺意を隠さない。親子喧嘩も当然殺し合いである。
- 三島一美(母親)
とある理由で一八の幼少期に死去。一美とは仲が良かった。一八は、平八の悪事に心を痛めた所為で一美が病死したと思っており、平八を恨んでいる。一美が死亡する前、自分が平八と一八を止められなかった後の事を知り合いのとある格闘家に託し……。
- 風間準(妻?)
過去に一八と対峙した際に彼の放つ神秘的な力に吸い込まれた事が切っ掛けで互いに惹かれ合い、彼の子供(=仁)を身篭もる。闘神の襲撃を受けた後の消息は不明もしくは死亡(作品によっては彼女と関係を匂わす異形の存在が登場する)。
1998年のOVAアニメでは、準との距離が縮まる過程が描かれており、幼い頃に泣いている準を見かけ、優しい言葉をかけて気遣うという、現在の一八からは考えられない一面が描かれた。が、この出来事がきっかけで、準は一八を憎しみ、ひいては彼の中に息づくデビルの力から救おうと決意することとなる。
『8』での掛け合いでは、一八にしては珍しく素で驚いている事から思う所はあった模様。
- 風間仁(息子)
実の息子だが、父親としての情愛は皆無。彼の持つデビル因子を覚醒させて葬り去り、その力を奪おうと企んでいる。仁からも討ち果たすべき相手として憎悪されている。因みに、一八のED以外の対決では平八とは半々位だが、仁には高確率で敗北している。
- 三島仁八(祖父)
幼少期では尊敬していた数少ない相手であり、「じいじ」と呼んで親しんでいた。しかし『5』の一八エンディングでは……。
- 李超狼(リー・チャオラン)/ヴァイオレット(元・義兄弟)
一八のライバルとして、平八に中国から養子として連れてこられたが、三島流喧嘩空手の技は極わずかしか教えられなかった。財閥を追放された後は変わった方法で一八ら三島家に復讐を成功したことも(ただし家庭用版キャラ別エンディングであり、物語本筋とはパラレルの関係)。
鉄拳5では特殊な掛け合いが発生し、直接話をしているシーンがある。
積年の恨みをぶつける李に対し、「目の前を飛び回るクソ蝿」と形容する等、一八の方も面倒くさい相手だと思っている節がある。
- ラース・アレクサンダーソン(異母兄弟)
平八とスウェーデン人との間に生まれた、デビル因子を持っていない異母兄弟。三島財閥の私設部隊「鉄拳衆」の中でも特に戦闘能力の高い隊員だったが、財閥が世界に宣戦布告した為、ソレに対する抗議目的で脱隊。仁の真意を知った後は、仁や上記の李超狼らと共に、一八や平八と対立する第3勢力に着く。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
2021年6月15日25時のE3で行われた「Nintendo Direct」にて、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の有料追加コンテンツ第10弾として、参戦が発表された。
詳細はカズヤ(ファイター)を参照。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
ミュウツー:ポッ拳のミュウツーはナムコスタッフのセルフオマージュとして、三島一八の技を元にしたモーションを使用する。ちなみにミュウツー実装前から初期組として参戦していたピカチュウは平八のモーションをベースとしているが、敗北シーンでの腕を組んでそっぽを向くポーズなど一八のオマージュも一部混じっていた。