ボクだよ、ボク‼
このバンソウコウ覚えてるでしょ‼
概要
学年誌で2004年度から2008年度まで連載されていた 今賀俊版甲虫王者ムシキングに登場するムシとしての主人公であるカブトムシ。タンゴの相棒。
羽化してすぐに何者かに角を折られたところをタンゴに見つかり、角を絆創膏で直してもらう。その後、タンゴに助けを求めるべく、アンバーでタンゴを小さくした。
そしてタンゴと協力してカクタスに立ち向かう。
自己犠牲の強い性格で一人称は「ボク」。仲間想いの性格で、連載初期の内は森の仲間との対立を嫌う傾向があり、そこをカクタスに付け込まれる事もあった。
ゲームでの扱い
学年誌の付録として何度かカード化されており、原作となったアーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」とその家庭用ゲームで実際に使用できる。基本的なパラメーターは通常のカブトムシと同じだが、2007年にスーパーアタックタイプ版が登場した。
- 通常版のカブトムシとは「性格なしのムシカードの有無」の違いがある。
通常版のカブトムシとは別のムシカードとして扱われるため、タッグマッチでサビイロカブトと組ませてもタッグネーム「甲錆砲(こうせいほう)」は発動しない。その代わり通常版のカブトムシと併用できる。
- 「GCへの道」ではGBA版ではイベント配信、DS版ではパスワードで入手できる。「GCへの道2」では「GCへの道」からの引継ぎだけで入手できる。
関連タグ
カブト丸:同じく甲虫王者ムシキングのコミカライズ版であるザックの冒険編に登場したカブトムシ。
ネタバレ
ム…ムリだ…。
勝てないよ…。
ボクは…、ボクはあいつにツノを折られたんだ…。
羽化直後の彼の角を折ったのは、欠陥品として人間に捨てられた怒りと恨みから在来のムシへ八つ当たりをしていたギラファノコギリクワガタのマティ(キング以外へのムシを襲った描写は無いが台詞から示唆されている)。
閉じ込められたイータの迷宮内でマティと再会したキングはトラウマがフラッシュバックし動けなくなってしまう。
カクタス軍団を裏切ったヘルクレスオオカブト、ヴィータの助力で正気に戻り出口にたどり着くが、イータには全てバレておりマティに追いつかれる。
再び足がすくんでしまうキングだったが、スーパーアンバーを奪うためにタンゴの首を直に狙ったマティに激昂、立ち向かう。
タンゴは思い上がってなんかいない!!
ボクたちの友達だ!!
タンゴはボクと同じ目にはあわせないぞ!!
おまえは羽化したばかりのボクのツノをくだき、カブトムシのほこりをうばった。
いま、大切な友だちまでうばわれてたまるかー!!
タンゴは、ボクが守る!!
カクタスの操るモグラに襲われ重症を追ったヴィータがタンゴへ最後の力を振り絞って届けた木の葉(カード)でスーパートルネードスローを発動、過去を乗り越えマティを倒した。
更なるネタバレ
最終話、アンバーと一体化とタンゴが出した森の力が全てこもったカードにより最強の甲虫ムシキングとなる。
究極必殺わざ、スーパーキングトルネードスローでラスボス、タランドゥスツヤクワガタとネオカクタスを倒し、長い戦いに決着を付けた。
- なお、ゲームでは「スーパーキングトルネードスロー」は使用できない。