概要
審判「ラストジャッジメント」とは、東方Projectの登場キャラクター四季映姫・ヤマザナドゥが使用するスペルカード。
元ネタは最後の審判(世界審判とも)。ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が共有する終末論的世界観で、世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるという信仰のこと。
こちらが確認のVTRです。(画面左側)
二次創作
東方キャノンボールにおける同キャラのスペルカード攻撃(全体攻撃)として採用されている。
付与効果は、相手全員を1ターン麻痺状態にするという強烈な効果。スペカの威力としてはクリティカルとほぼ同程度ではあるが、麻痺はスペカ攻撃を含めて行動できないため、相手を完全に封鎖できる。従ってこのスペカはターン開始時のタイミングで放つことが求められるので、この戦術を重視するならSP値の管理が重要になる。
全体麻痺を与える効果にはドレミー・スイートの夢符「ドリームキャッチャー」、ナズーリンの守符「ペンデュラムガード」、浴衣チルノの凍符「マイナスK・DE・シャーベット」もあるが、こちらはダメージを受けやすい月属性からのダメージ軽減の特性と、高攻撃力のステータス+凹ロールによるスペカ攻撃力上昇があることを生かしたい。
東方ロストワードにおいては同キャラのスペルカードとして採用された。こちらは単体攻撃。追加効果で3ターンの間相手単体に結界異常「暗闇」を付与し、自身の陽防を2段階アップさせる。
防御力を攻撃力に上乗せする硬質弾と相手の防御力バフ・デバフを無視する貫通弾を持つ。
解説文では、元ネタであるキリスト教における最後の審判が解説されている。
また、オリジナルのラストワードとして「黙示の時代」が登場しているが、これは最後の審判の後の顛末を由来としている。
最後の審判の後は新たな天地が創造され、審判を通過した者たちには永遠の命と不滅の楽土が送られ、神とキリストによる究極の統治で人類は恒久的な平和で満たされる。解説文では「映姫の心が真に休まるのは、(罪も裁きも必要ない恒久的な)完全なる平和世界が到来した時かもしれない」と考察されている。
バレット名の元ネタは、冥土で死者を裁く秦広王・初江王・宋帝王・五官王・閻魔王・変成王・泰山王・平等王・都市王・五道転輪王の10人の王、十王。世界の終末の後裁きを与える神の立場とは何らかの類似性を感じる。
余談
旧作との繋がり
東方Project第5弾東方怪綺談5面テーマにほぼ同名の「the Last Judgement」という曲が存在する。