概要
初七日に裁く裁判官。
三途の川の手前で罪に対する嘘の有無を審議をしている。
最初の裁判官。死後七日目における裁きを担当する。倶生神(人の両肩にいる神で、片方は生前の善行を、もう片方は悪行を記している)からの報告を元に、無益な殺生を初めとする仏教の五戒に反していなかったかについての審理を行う。また、その死者がどこから三途の川を渡るかを決める。本地(本来の姿)は不動明王とされる。一説には始皇帝がモデルとも。
「ゲゲゲの鬼太郎」の秦広王
第5期で登場。十三王の一柱で大柄な白髪の初老男性の姿をしている。
「鬼灯の冷徹」の秦広王
閻魔大王よりも閻魔大王ぽいとの評判である(後に小野篁のせいと判明した)。
篁は一見忠実な部下だが、常識的な秦広王からすれば不用意、不穏な発言や突拍子もない行動に唖然とさせられたり驚かされたりすることが多く、「頭はいいけど阿呆」「なんか危ないやつ」と評している。
最近は骨董集めにハマっており、秦広庁には彼が集めた皿や壺がたくさん飾られている。他にも蕎麦打ちの趣味も始めており、それを篁に「THE 定年後のお父さん」と爆笑されているのを聞いてキレた事もある。