「ごめんねぇ~ラクス姫はもうあんたなんかいらないってさあ!」
「ヒャハハハ!皆殺しィ!」
CV:福圓美里
概要
新興国ファウンデーションの女王親衛隊「ブラックナイトスコード」の一員の女性隊員。
予告では同僚のダニエル・ハルパーと親しそうにしている。
直感的で衝動的な性格の持ち主で、自分の強さにプライドを持っている。
年齢は15歳で、イングリット・トラドールは姉にあたる。
余談
演者の福圓氏は機動戦士ガンダムTHEORIGINにてフラウ・ボゥを演じている。
またSEEDシリーズの平井久司氏がキャラクターデザインを担当した蒼穹のファフナーでは立上芹を演じている。
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ファウンデーション
以下、ネタバレ注意!!
その正体はアウラ・マハ・ハイバルによって生み出された、デスティニー・プラン導入後の社会で支配階層となるコーディネイターを超えた存在「アコード」の一人。
劇中では、オルフェ・ラム・タオの策略の下、グリフィン・アルバレストの策略と彼らの持つ能力によりキラ・ヤマトを暴走させて協定違反行為を行わせ、ブラックナイトスコード隊の攻撃対象とするというマッチポンプを行い、ブラックナイトスコードシヴァおよびルドラの集中砲火でライジングフリーダムガンダムの破壊に成功する。
最終決戦では他の3人と共にデスティニーガンダムSpecⅡと交戦。
3人と共に同じ能力でシン・アスカを暴走させようとするが……シンが抱える途轍もない心の闇の深さを前に3人共々逆に自らが恐怖して失敗。
挙句の果てにSEED能力を発現させたシンの「何も考えずに本能のみで戦う」という戦法に翻弄され、凄まじい超高速機動攻撃の裏で、仲間のマーズとヘルベルトの仇を討つべく連携を取っていたヒルダ・ハーケンのゲルググメナースのビームナギナタで機体を両断され、断末魔の悲鳴を上げながら爆死した。
その後、親衛隊で最初の犠牲となった彼女の死をビジョンで見た他の3人は死の恐怖に怯えてしまい、デスティニーの手によって彼女の後を追う羽目となった……。
余談
上述の通り、福圓美里氏は立上芹を演じているが芹もまたリデラードと同じく
『役割を決められて産み出された存在』である。
もっとも単なる兵士としてではなく支配者層として作られたリデラードとフェストゥムへの対抗手段(ファフナーのパイロット)として作られた芹という違いはあるが。さらに言えば両親から愛情をもって至極真っ当(やや一途過ぎる部分はあるが)に育てられており、その結果、当人は戦いには否定的で敵味方の区別なく、その死を悼み、悲しむというリデラードとは真逆の精神性の獲得に至っている。
主要キャラであるイングリットの妹だが姉妹関係は特に明かされることも無く、挙句リデラードが死亡した際もイングリットが妹を気遣う描写も無かった。
真の関連タグ
ネーナ・トリニティ…妹という家族構成、遺伝子操作を受けてる、残忍な気性が共通している。