「闇に堕ちろ、キラ・ヤマト」
プロフィール
生年月日 | C.E.56年8月16日 |
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星座 | 獅子座 |
年齢 | 18歳 |
身長 | 159cm |
CV | 森崎ウィン |
概要
新興国ファウンデーションの女王親衛隊「ブラックナイトスコード」の一員の男性隊員。
ヘルメットには蛇らしきパーソナルマークが入っている。
一見、向こう見ずな性格に見えるが能力は高い。
概要
その正体はアウラ・マハ・ハイバルによって生み出されたデスティニー・プランを管理し人々を導く者として作られたコーディネイターを超えた存在「アコード」の一人。
オルフェ・ラム・タオの策略の下、共同作戦中のキラに「闇に堕ちろ」と精神干渉を行い、成功すると会心の笑みを浮かべた。予定通りにラクス・クラインからキラに対する攻撃許可が出るとブラックナイトスコード隊の攻撃対象とするというマッチポンプを行い、ブラックナイトスコードシヴァおよびルドラの集中砲火でライジングフリーダムガンダムの武装、ウイングを破壊した(なおその後の戦闘はシヴァに任せ、離脱している)。
更にその後アークエンジェルが撃沈されたことに気を取られたシン・アスカの隙を突く形でイモータルジャスティスガンダムも格闘戦で破壊、機体から脱出したシンを握り潰そうと手を伸ばしたが間一髪のところで救援に駆け付けたヒルダ・ハーケンにより取り逃がすこととなった。
なお小説版では、追いかけて始末することもできたが、そろそろ核ミサイルが落ちてくる時間であったため、「仲間の中では直情怪行タイプのグリフィンだが、深追いして自分を危険にさらすほどの馬鹿ではなかった」と解説されている。
また実際に手合わせしたことでシンをたいした敵ではないと判断しており、「雑魚が生きようが死のうが、かまうものか」と独白していた。また小説版ではアウラの自室に皆でいる際にリュー・シェンチアンがラクスを称賛するとそれに続いて「それに、優しそうだった。まるで女神みたいだ」と発言している。
最終決戦ではリデラード・トラドール、ダニエル・ハルパー、リュー・シェンチアンと共にデスティニーガンダムSpecⅡと交戦。SEEDを発現させたシンの「何も思考せずに本能のみで戦う」という(意図してやってるわけじゃないだろうが)戦法に手を焼き、けりを付けるために「闇に堕ちろ」したその結果「こいつの闇は、深すぎる」と逆に他3人共々恐怖を植え付けられて失敗する。
恐怖で竦んでいる所にデスティニーの分身戦法で更に翻弄され、シンと連携し分身の中に紛れていたヒルダ・ハーケンのゲルググメナースにリデラードを撃墜されてしまう。
リデラードの戦死により彼女の死の恐怖と絶望も感じてしまい半ば狂乱状態となり殆ど動けない所を突かれる形で機体をビームブーメランで武器も含め全身を滅多切りにされ、頭部、スラスター、シールドを失い、逃げることも己を守る手段を失った後、長射程ビーム砲でビームブーメランによって出来た傷があるコックピットをゼロ距離から撃ち抜かれ爆死した。
余談
- デザイン発表の時点では唯一担当声優が公表されておらず、専業声優以外のゲスト出演かと推測されていた。
- 公式X(旧Twitter)の企画「SEEDFREEDOMグリフィンは誰だ」にて台詞による一部ボイス公開された後に、担当声優が森崎氏であることが発表された。森崎氏は「レディ・プレイヤー1」でトシロウことダイトウを演じ「俺はガンダムで行く」という台詞で知られており、ダイトウはガンダムに乗るのでなく自分がガンダムに変身してメカゴジラと交戦した。ガンダム本家への出演が実現した形になった。
- 「闇に堕ちろ、キラ・ヤマト」を福田己津央監督は何度もリテイクを要請していたと明かしている。
- 便利そうな「闇に堕ちろ」でありながらグリフィンしか使っておらず、他のアコードも使用できるか否かは分かっていない。
- 意識しているか偶然かは定かではないが、彼と同名の幻獣グリフィン(グリフォン)は尾が蛇である(こいつみたいに)伝承も少なからずあり、前述の通りヘルメットには蛇のパーソナルマークが描かれている。
- 名字のアルバレストの由来はバリスタ(大型弩砲)説がある。
- シンに撃墜されたリューやダニエルがそれぞれアロンダイトとパルマフィオキーナの一撃で葬られたのに対して、グリフィンだけはビームブーメランで滅多斬りにされてから長射程ビーム砲で撃ち抜かれるという、オーバーキルと言っても良いくらいの最期であった。シンとシンが慕うキラを侮辱しただけでなく、彼らの心に土足で踏み込んだことがシンの逆鱗に触れたのであろうか?
- エルドア戦と最終決戦の場で「学習能力がない」と評価したシンに最後は惨敗することとなったので馬鹿にされがちだが、ビームは通じないと知っているのにビームを放ってきた、自分たちに易々と惨敗させられた連中の一人である事実を鑑みれば、このような発言はおかしくないと思われる。