概要
『新機動戦記ガンダムWEndlessWaltz』に登場する組織。
TV版『新機動戦記ガンダムW』におけるオペレーション・メテオから始まった地球圏統一戦争終了後、A.C.196年に地球圏統一国家内における武装蜂起の制圧の為に作られた、大統領直属のスパイ組織。
言ってしまえば「良識的なOZ」のようなものであり、地球圏統一連合軍やOZ、ホワイトファング、ガンダムチームなど、様々な部門の軍事のエキスパートたちが名を連ねている。表向きはプリベンターは軍事組織や治安警察の類ではなく「情報部」扱いであり、地球圏統一国家が連合の二の舞を避けているようにこの組織もOZの二の舞を防ぐべく権力には干渉せず、あくまで戦闘行為の鎮圧…いわゆる火消しのみに尽力している。言うなれば完全平和主義実行による世界的な軍縮に伴う軍人の受け皿も兼ねているというわけである。
最終的な目標は人類の戦争廃絶であり、プリベンターは最初から解体されることが目標となっている組織なのだ。
『FrozenTeardrop』の時代においても存在しており、火星で起こる騒乱をどうにかしようとしている。
主要なメンバー
- プリベンター・ゴールド:当組織の発足者。
- プリベンター・ウォーター
- プリベンター・ファイヤー
- プリベンター・ウィンド
- プリベンター・クラウド:アルトロン自爆後に参加。後に火星支局の局長に。
以下4名は後日談「PREVENTER 5」にて加入。
スパロボでは
『ガンダムW』はヒイロらが反体制派(大体の作品で自軍部隊は体制側)であることに加え、なかなか一カ所に集まらないというのもあって再現回数が少ないのに対し、『EW』はこのプリベンターさえあれば(五飛以外)すぐに味方に合流する名目が出来るので、プリベンターの登場回数は非常に多い。SRWの主人公がここ所属であったり、自軍部隊の名称として一時的に使用されることもある。
また本編終了後であっても五飛らがガンダムを爆破解体せず、そのままプリベンターに加入しているケースも多い。
関連項目
新機動戦記ガンダムW EndlessWaltz FrozenTearDrop
ロンド・ベル:「主人公たちが所属する独立遊撃部隊」の先輩でありスパロボやGジェネでも共演が多い。言ってしまえばこちらは良識的なティターンズと言ったところか。
世界平和監視機構コンパス:同じように戦争の根絶を目標としている、複数組織から選抜された精鋭集団。
ソレスタルビーイング:同じように戦乱の根絶を目標にしているがこちらは私設武装組織である。