概要
最終決戦だけの特別な仕様である、特にリアルロボットで呼ばれている。
これは、リアルロボットが外部武装や換装ユニット等でパワーアップしているのが多いからだと思われる。
とりわけ、最後の戦いと思われるので次の戦いを考えなくていいのでパイロットの生存率、敵の撃破、任務達成などの確率を可能な限り上げる為に、残された全ての武器と装備と追加装甲をてんこ盛りにして全部乗せにしたフルアーマー仕様が多い。
地味だが、交換可能なパーツは新品に交換され、連戦をし続けてくたびれていた機体がリフレッシュしている場合もある。
また、短時間で急造した為に、テストなどもしていない事がほとんどで、ぶっつけ本番で投入される事も多いが、期待以上の活躍をする事が多い。
ただし、強敵との死闘で大破して機体自体は帰還する事は少ない。
この死闘でのダメージを受けている状態も「最終決戦仕様」とする場合もある。
当たり前ではあるが、作中では「最終決戦仕様」と呼ばれる事は基本的には少なく、プラモデルやアクションフィギュア等の立体物や図鑑やゲーム等の同一機体のバリエーションが複数登場する際にそう呼称される事が多く見られる。
もちろん、リアルロボット以外にも最終決戦仕様は存在する。
スーパーロボットや変身ヒーローや変身ヒロインは、仲間との愛や勇気や友情や絆、人々の祈りや願いや希望などで変身や合体をして奇跡の力を得たり、奇跡の姿になる事が多い。
特に黄金や純白に光り輝いたり、ヒーローやヒロインは翼が生えたりする事が多い。
また、ロボット、ヒーロー、ヒロイン関わらず、特別な必殺技を放つ、合体や融合によるパワーアップ、伝説の武器防具を装着する等は王道である。
また、仲間の武器防具を装着する、仲間の変身アイテムで変身する等も定番である。
もしくは、逆に初期の機体に乗る、初期装備や武装に戻る、最初の必殺技で決める等もあるあるである。
一部だが、続編の最終決戦で新たな形態が登場する場合もあるので「最終決戦仕様」にもかかわらず“複数の形態が存在する”等もある。
余談
画像の『機動戦士ガンダム』のRX-78-2ガンダムのア・バオア・クー戦時のハイパーバズーカ2丁、背中にシールド、腰にビームライフルを装備している状態が、おそらく「元祖最終決戦仕様」とされている。
