⚠️『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のメインストーリーのネタバレが含まれます
概要
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』において、『レジェンドルート』から登場するペパーの相棒で、彼が幼い頃からの家族である。
本編開始前にパルデアの大穴で大怪我を負ってしまい、バトルはおろか歩いたり目を開くことさえままならないほどに衰弱しきっていた。
しかも、この怪我はポケモンセンターに連れて行ってもどうにもならないものらしく、ペパーはポケモンを健康にする方法を独学で調べ回った。その末に、スカーレットブック/バイオレットブックに記されている秘伝スパイスに辿り着き、相棒を元気にするために秘伝スパイスを求める旅に出たのである。
本編ではヌシポケモンを2体目倒した後に登場。
その前にも、アカデミーでペパーと再会した時に「今はポケモンを元気にする健康料理を研究してんだけど」、宝探し開始直後に「オレの場合はマ…」と存在が仄めかされている。
主人公と共にヌシポケモンを撃破し、手に入れた秘伝スパイス入りのサンドウィッチを与えたことで、マフィティフがわずかながら元気を取り戻したことからスパイスの効能を確信。その後も各地を巡ってスパイスをゲットしては食べさせるのを繰り返すこととなる。
このような事情もあって、ジムやスター団を後回ししてでもレジェンドルートを優先でクリアしようとするプレイヤーも少なくない(感情論を抜きにしても、レジェンドルートをクリアする度にコライドン/ミライドンがライドアクションを覚えるため、移動力向上のために優先されやすい)。
ヌシポケモン攻略後
全てのヌシポケモンを倒し、五種の秘伝スパイスによって完全復活を遂げた後、ペパーとの最終戦で満を持してエースで参戦。レベルはなんと脅威の「63」。更に他の手持ちも脅威であり、ペパー本人が「バトルが苦手」とは言ったが、「弱い」とは言っておらず、目茶苦茶強い。ナメてかかるとマフィティフに挑む以前に全滅する。
しかも、マフィティフは「あくテラスタル」してくるうえ、攻撃力を下げる特性「いかく」持ち、技はタイプ一致で確率でぼうぎょ1段階ダウン効果がある「かみくだく」、あくタイプの弱点をつけるかくとうタイプやむしタイプのポケモンで挑もうとすれば「じゃれつく」「サイコファング」「ほのおのキバ」が飛んでくる。
前述した通りレジェンドルートを最初にクリアするプレイヤーが多い=各ルートボスの中でも一番、こちらのレベルが低い状態で闘う事が多いので、相性や戦術どうこう以前に、そもそもレベル差で押し切られてしまい、逆にレベルが高すぎるとポケモンが言うことを聞かなくなるので彼とバトルする前にジムバッジをある程度は集めた方が良い。もしくは適正レベル内から育て上げた高レベル体はジムバッジ関係無く言うことを聞くのでそちらを出す手もあるが、そんな事してるプレイヤーは極一握りだろう・・・。
ちなみにヌシポケモン攻略後に入れるようになる灯台の研究所内を見ると「オラチフ」と子供の字で書かれたポケモン用のベッドがある。
ザ・ホームウェイ
全てのルートをクリアすると解放されるこのシナリオにおいて、かつて大怪我を負ったパルデアの大穴において、主人公と共にパラドックスポケモンと戦闘する。
なお、ペパーの母オーリム博士/父フトゥー博士がいるゼロラボにあるホワイトボードをよく見ると………
本編クリア後
ジムリーダー再戦後に開かれる最初の学校最強大会では、初戦でペパーと当たる。こちらでもエースで登場し、あくテラスタルしてくる。技構成は同じだが、レベルは68に上がっている。
また、ペパーとのイベントをこなすと入れるペパーの部屋でもマフィティフに会える。なお、この自室についてペパーいわく「俺とマフィティフの巣」との事。
余談
パルデアの犬ポケモン
- 『ポケモンSV』においてDLCで登場するイイネイヌを除き、パピモッチやボチが先行登場してる反面、オラチフとマフィティフのみ発表がなされなかったのはこのマフィティフがストーリーに大いに関わっていたからではないかと推測される。
コライドン・ミライドンとは
- 主人公と共に旅するアギャスことコラミラは元々博士が連れてきて一時期ペパーと共に過ごしていた事がある。コラミラがどこか犬らしい所があるのは実はマフィティフの影響があるのではと考察がなされる。
残された謎
- マフィティフはパルデアの大穴でパラドックスポケモンに襲われた事で重傷を負ったとされるが、何のパラドックスポケモンかはストーリーにおいて明らかにされていない。
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