「好きです 死んで下さい…!」
CV.伊瀬茉莉也
概要
「男殺し」の異名(ただし本人はこの異名を嫌がっている)を持つ女スパイ。ヤンデレ・ストーカー・サイコパスの三拍子が揃った超危険人物。ホレた相手をスパイ技術で粘着し最後には殺す、尾行と暗殺のプロであり、「彼女にしたくないスパイランキング」三年連続一位を達成している。暗器の針「地獄針」にはあらゆる種類の毒が仕込まれており、相手に催眠を掛け操ることもできる。本人曰く特技は掃除(人含む)であり、潜入任務のために家事全般にも心得がある。
闇サイトで見たことで太陽に一目ぼれし、彼を殺すために同じ学校に転校してきた。そのため恋敵に当たる六美を罵り倒しながら太陽の暗殺を謀るがことごとく躱され、更に自身に危険が迫った際に六美に庇われ救われた結果色々目覚め、両名にゾッコンになってしまう(ちなみになぜか六美へは殺人衝動が向けられていない)。
その後、太陽を狙う他のスパイの包囲網が苛烈になっていく中「他ならぬ私を退け、今も私が狙っている太陽様が他のスパイに殺(と)られるなんて我慢がならない」などと相変わらずのこじらせを発揮し、太陽を鍛えることを目的に夜桜家にメイド(兼、六美の個人秘書)として居候することになる。が、これ以降言動が比較的まともになっていく(そもそも太陽と六美が絡まなければ案外普通なのかも知れない。また夜桜家に迎え入れられた事で擬似的ながらも「帰る事のできる場所」と「家族愛というものを学ぶ機会」を得て、正しい意味で「愛情」というものを見つめ直す事が出来た可能性もうかがえる)。
他の兄弟も特に彼女を邪険にする様子は見られず、外出時に土産を買ったりと関係は良好な模様。何故か一時期、辛三と武器や罠などアイテムの開発をしたり共に買い物に出たりする描写が目立ったが、辛三自身が究極の奥手であるため、そういう関係が構築されたかは不明なままとなっている。
あと、この頃に昼ドラにハマって影響され、太陽にスパイらしからぬノー根拠であらぬ嫌疑をかけ、六美に呆れられたりしている。
作戦30以降長らく出番がなく、作戦46~49の「夜桜屋敷襲撃事件」でも夜桜家の面々から「巻き込むのは忍びない」として(名目上の)おつかいに出されて騒動から遠ざけられ活躍の機会に恵まれなかったが、作戦60にて半年以上ぶりに登場した(そして赤ちゃん化していた太陽に尊死をもって瞬殺された)。
ただし作戦46~49が収録されている6巻には「おまけマンガ(ネーム形式)」として「夜桜屋敷襲撃事件」の裏で巻き起こっていた騒動を描いた『あやかちゃんのおつかい大作戦!!』が収録されており、こちらでは主人公となっている。ここでナイトチェリー(夜桜家のフロント企業のひとつ)の存在を知ると共に襲撃防衛戦に参加させて貰えなかった事を悲しみ万と京子に慰められる。
対タンポポ殲滅作戦では六美・京子と共にバックアップメンバーとして参加。主には京子の射撃の補助観測員として活躍した。
時間が経過した「5年後」の時点でも、なかなか出ては来なかったがアイさんもろともに存在は匂わされており、家族の掲示板に名前が書かれていたり、太陽や六美のセリフに出されたりと、もはや「家族の一員」として安定の貫禄すらある。
変わらず太陽と六美に仕えていてあるふぁとひふみの事は「あるふぁ坊ちゃま」「ひふみ嬢さま」と呼んでおり、ものすごく可愛がっている。二人の転校に関しては寝耳に水だった模様でアイさんもろともに泳いで二人に会いに行こうとした模様(六美と太陽が必死に止めたようだが)。
関連タグ
スパイ ストーカー ヤンデレ サイコパス 狂乱ピンク メイド
関連キャラクター
サンズちゃん…好きな人にベタ惚れな追っかけ、ピンク髪が共通する中の人繋がりキャラ(ただしこちらは一応純粋な追っかけであり、ヤンデレやサイコパスではないだけ、サンズの方がまだマシだが)。