ネタバレ注意!
「カーター将軍、「遺跡」の中身が欲しいのならば、要求を呑んでもらおうか…。」
「22番コードが欲しい。報酬は奴らの情報だ。」
概要
ウィリアムとはパラデウスのトップと目される男であり、元90Wishの研究員である。
その素性は不明な所が多いが、まともな感性を持った人物とは言い難い。
ドルフロでのビジュアルでは顔は隠れているが、外観を見る限り若い男性と思われる。
(パン屋作戦では白髪の壮年男性。(リメイク版ではドルフロ同様顔が隠れた屈強な男だった。)なお、この姿でドルフロのNPCで初ボイスラインを得る(パン屋作戦にて)という快挙を遂げた。)
またウィリアムという名称は本名ではないことがほのめかされている。
ゲーム内では通信で登場、名前が出たのは「連鎖分裂」イベントから。素性が不明なことや正規軍などにパイプを持っていることから不気味なキャラクターとして認知された。銃器メインの本作では珍しく生体化学や遺伝子学の研究者のようでクローンの制作に秀でている。
ペルシカ曰く「自分の知るどの奇人変人よりも奇妙」「身の毛もよだつような研究を選んでいた」。
パン屋作戦リメイク版での日本語版声優は森川智之。
劇中の行動
やってることがほぼほぼ悪行のマジモンのクズであり、全ての元凶とも言って過言ではない
まず手始めに、ドルフロ本編が始まる前からクローン人間を使ってグリフィンを襲撃。幹部級のスタッフを虐殺して多数の損害を出す。
蝶事件に直接的にかかわりリコリスの死因を作り、鉄血の暴走を招いて世界を混乱に陥れる。
イベント「異性体」では、ベオグラードに爆破テロを仕掛け、パラデウスの軍勢で襲撃、無数の民間人も巻き込んで多大なる被害を出す。なおここで行ったのは信者を使った自爆テロ。
なお、このテロの目的は政府の要人を信者に拉致させることにより、彼女の身柄と引き換えにある情報が入ったコードを手に入れるため。なおこの取引でコードの解放を渋るゼリンスキーにとんでもない対価を提示。それが協力関係であった正規軍の情報。
信頼性のかけらもあったもんじゃない。
上記の会話はカーター将軍に散々要求を言った後に、流れるように国家安全局に情報を売り飛ばした時のセリフである。
あまつさえカルト宗教を隠れ蓑に被害者を拡大しているというのにその悪行はとどまるところを知らず、倫理観が完全にお留守。NYTOを多数生産して兵力を増強しているが、使えないNYTOは飼い殺し状態にしてある。使えるNYTOもぞんざいな扱いをしており、高位のNYTOでなければ名前も与えず捨て駒同然に考えている。
自分のことを父親と呼ばせておきながらも彼女らに対して全く愛情を注いでいないという歪みきった人物である。
「お父様」と呼び慕われている癖にとんでもない仕打ちである。人の心はどこに行ったのか?
人間関係
元同僚だが、とある事情からか蛇蝎のごとく嫌っており並々ならぬ殺意を向けていた。そしてついに、彼に死をもたらした。
同じく元同僚、彼女に対してはある人物に似た人形を作ってほしいと頼んでいた。
それが誰かは不明。グリフィン襲撃は彼女に目的を果たしてもらうよう仕向けるためのものだったらしく。それを知ったペルシカは恐怖していた。
信頼関係にあった正規軍のトップ。こちらからはさんざん要求を言うくせに、息を吐くように彼の情報を売った。さすがに可哀想である。
ちなみにこれが決め手となり正規軍がエライことになった。
パン屋作戦において
—————「ノイエル、ノイエル、私は君のお父さんだ。」
パラデウスがどうなったのかは明らかにされていないが、彼の身柄はロクサット連邦にあり、未だに暗躍しているようだ。そして、ここでも共同研究者のフィリップ博士と不和を起こして計画をおじゃんにしている。
ここではNYTOだけでなく、3女神計画なる計画に関わってパン屋作戦のヒロイン、ジェフティたち姉妹を作り出した張本人である。その上妹のノイエルを麻薬で洗脳改造して姉を襲わせる、スパイを差し向ける等外道な行いしかしていない。おかげで主人公のチームからは蛇蝎のごとく嫌われていた。しかし、パン屋作戦から十年後…。
やってることは30年前とまるで変わっていない。この男、どれだけ犯罪を犯したら気が済むんだろうか。
その目的
NYTOにOGASを植え付けて培養地にしており、OGASを育成することによって崩壊耐性を持ったNYTO、すなわち遺跡のカギとなる存在を生み出して、遺跡の技術を手中に収めること。
彼が求めている逆崩壊技術は遺跡内の資料が無ければ完成しないものなので、遺跡のセキュリティパスを突破できる手段を求めている。(そもそも人類のレベルで扱える技術は崩壊液しかなく、それ以上の遺跡技術は専用のパスが無いと利用はおろか入手も困難。)
しかしその研究は難航しており、OGASを頼らずバラクーダノードをNYTOに回収させて代用品にしようとしていた。しかし、なぜ遺跡の崩壊技術にこだわるのかは不明。
余談
あまりの悪行に中国のプレイヤー諸兄らにより色々なあだ名がつけられている。その内いくつかを紹介すると
「自分のことを父親だと勘違いしている下衆。」
「ありがとう、シラク大統領。(彼はクローン人間の制作を禁止する法律案を出している。)」
「中国同人ゲーム史上最悪の敵」
「なんでお前まだ死んでないんだよ(パン屋作戦をプレイした実況者より)」
「ドルフロの世界の鬱度を急加速させた男」
「限界突破し、なおも止まらないレベルのモンスターペアレント」
「父親の名を騙る生ゴミ」
「悪行の満漢全席」
「人間が行えるすべての犯罪をコンプリートした男(海外のVillanswikiより)」等。
「動くな。」(パン屋作戦リメイク版をプレイした実況者から、animatedバージョンだったため言われた。)
まあ嫌われていてもしょうがない人物ではある。
関連タグ
パラデウス・・・自身の傘下の組織
・・・彼曰く娘たち、家族とはいったい何なのか考えさせられる。
とある少女たち‥‥失敗作のため廃棄していた。彼女たちはいまだにウィリアムを慕っている。本人はそのことに全く気付いていない
その正体はルニシアの弟。遺跡の逆コーラップス技術を用いてルニシア(ちなみにNYTO達はルニシアのクローンもしくは同じ脳回路を持つ)を復活させ、ついでに彼女を絶望させた世界に対し復讐することを最終目的にしている模様。
羽中氏は微博で彼について「もしあなたの優しくて美人で巨乳な姉が孤独の中突然死んだら、あなたも世界に復讐したくなりますよね?」とコメントしている(当然、中国のプレイヤー達からツッコまれた)。