「エピフィルムが開花します。迷える難民は、救われる。」
曖昧さ回避
イベントとしての異性体についてはこちら。
概要
異性体とはドールズフロントラインに登場する人物群であり。
その正体は、機械化改造の際に失敗して廃棄されたNYTOのなりそこないである。
NYTOは素体となるクローン人間に傘ウイルスの投与と機械化改造を行うことで生まれてくるのだが、その過程で失敗し完全体のNYTOになれなかった個体が彼女たちである。
なお、ゲーム内表記は「廃棄された異性体」となっている。
容姿
ボロボロのフードをまとっており、衰弱している。中には力尽きて地面に伏している個体も見受けられる。その顔にはどこか見覚えがあるように感じられる。エストニア共和国のタリンという都市に廃棄されており、何体もの個体が確認できる。イベントPVでは倒壊した高速道路に一人佇んでいる様子や、廃都の近くに群れている姿が見られた。
彼岸花のような植物が咲き誇る土地に滞留している。
倒れている個体もいるようだ。どうもこの花を大切にしているようで、彼女たちにとっては必要不可欠な存在だそう。どういう原理か花園の上をふわふわ浮いて移動している。彼女たちはどうも、ある人物の体をひどく渇望していて…。
戦闘能力
大した戦闘能力はないものの、3秒間に一マスずつ前進し周りに微小なダメージを与える衝撃波を放つ。範囲は彼女らの足元から広がるスパークを纏った青白い円形のエフェクトから視認可能。
これは、確率でスタンを伴うため浴び続けるのは非常に危険である。
また、特筆すべきはその耐久力。かなりの高HPを持っているのでうかうかしているとデバフ地獄に叩き込まれて足止めを喰らい続けることになる。榴弾系のARでさっさと倒してしまおう。
何故花園に群れているのか?
彼女らは、常時苦痛に苛まれておりその苦しみから逃れるため優曇華を栽培し、それを開花させることによって安楽死を迎えるため花園にとどまっていた。
何故安楽死などという手段を用いてまで死のうとするのかと言うと、彼女らは廃棄物ではあるが安易にその辺に死体を捨ててしまうと、彼女らの父の所業やパラデウスの情報が漏洩してしまうため、彼は彼女らをタリンに留めることで証拠隠滅を行っていた。実際タリンの郊外にはパラデウスの警備兵たちが群れており、脱走者を殺害せんと犇めいていた。
その為彼女らは、碌な治療も受けれず苦しみながら花園に停滞するしか他が無かった。
しかし、この行動にはまた別の目的がある。
それは、お父様が求める崩壊液耐性を持ったNYTOの選別であった。
とある人物の提案により、お父様が求めている完全体のNYTOを献上して救ってもらうために行っていた。
そのため、彼女らは未だにお父様の助けを求めており、健気に自分たちの身を犠牲にしているが…。
「私たちが目的を達成したら、お父様はまた私たちを愛してくれるはず…。」
「もう二度と…捨てられたくない…。」
廃棄された者たちは、花園の中で今日も愛に飢え続ける。
関連イラスト
上の画像は公式イラスト
何故かニートになっている、父親に捨てられてグレたのだろうか?
関連タグ
悲しき悪役‥‥彼女らには何の罪もない、むしろ被害者である。
外部リンク・・・彼女らの本拠地であるタリンは有名な観光地でもある。聖地巡礼をしたい方はこちらを参照。
花園を望む影がある。どこか異質なその人影はたった一人で夜空を見上げた。