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概要

ナルシスとはドールズフロントラインに登場する人物であり、新型のNYTOである。

登場は大陸版の夏季大型イベント「鏡像理論」。

NYTOの中では最も異質なメインウェポンを持たないNYTO、しかし階級は最上級NYTOであり、その実力は見かけとはかけ離れた苛烈な攻撃性を持ち合わせている。

武器が無いと言っても足に着いた反重力装置で様々な場所を障害物問わずに滑空できるため、移動に関してはかなり大きなアドバンテージを得ている。また自身に向けられた攻撃を分散させる特殊能力も持っており、本人の高度な知能と狡猾さも相俟って非常に脅威的なNYTOである。なお本人の周りには無数のホバーブレードが飛行しているが、これは通常攻撃に使っているものと思われる。

日本版での発表時

公式の出した鏡像論攻略支援の動画内では、同イベント内で登場する新たな3体のボスの中で唯一

「頑張れば勝てる!!」

と表記されていた。(他2体のボスは「逃げる!!」と表記され、公式が回避を推奨していた)

また、スコーピオンからは、「名前通りナルシス~って感じの外見だもんね...」と言われており、他の2体分のボスの怒りをぶつける対象にされていた。

容姿

これまで出て来たNYTOの中では最もシンプル。

ストーリービジュアルはかなりアグレッシブな立ち絵になっており、いつも狂気的な笑みを浮かべ、凶悪な発言を連呼する。その様子から、誰が呼んだか「悪落ちMDR」。

ROからはSOPⅡと似ていると言われていた(SOPⅡ自身は「酷いよ」と否定していた)

骸骨のような仮面を頭の右端につけ、体の大部分が露出した服を纏っている。仮面は通常状態では顔に張り付けているが、戦闘状態に移行する際に顔の横にずれているようだ。

脚は針のような脚部にブースターのついた異形の姿をしており、これを使ってフワフワと戦場を飛び回って敵を攪乱すると思われる。

髪色は灰色の混じった白、眼のふちに着いた赤い隈取はにじんだような歪な模様を描いている。目は赤と黄色のオッドアイである。

周囲に浮遊しているホバーブレードは自在に操ることができ、その威力は真っ直ぐ飛ばすだけで一陣の強風を吹き起こしその余波で小柄な人形(作中ではコリブリ)が吹き飛ばされそうになるほどである。SOPⅡはこのブレードによる攻撃がほんの少しかすっただけで金属の腕にひびが入った。

更にブレードに特殊な機構が備わっているのか、ブレード本体に触れずとも周囲の物を切り裂くことができる他、高火力のビームを射出できる模様。

戦闘面では

かなりの強敵であり、これまでのBOSSとは一層違った厄介さを持っている。

ナルシスは近接戦闘/遠距離戦闘の2パターンの攻撃スタイルをもち、3つのスキルを有している。

「ホバーブレード」

戦闘開始すると8本のホバーブレードを展開し自身への攻撃を防ぎ、更にそのホバーブレードを用いて攻撃を仕掛けてくる。これによりRF人形や後方を攻撃するスキルを持った人形でなければナルシス本体にダメージを稼ぐことが非常に困難になる。

このブレードは破壊可能なのだが、20秒ごとに再生される為破壊する意味はあまりない。一応ブレードを1本破壊するたびにナルシスの回避が20%ダウンするのだが、全てのブレードの破壊はオススメしない(理由は後述)

「シャープクロウ」

これは一体の人形をターゲットにし、警告メッセージが浮かんだマスの上に立っている人形に、残っているホバーブレード一で斉に攻撃し、防御無視の必中ダメージを与えるものであり、ダミー1LINKをほぼ確実に削ってしまう。

警告してから攻撃されるまでに多少の猶予があるのでしっかりとコントロールして回避すること。

攻撃の対象となるのは、ナルシスに与えたダメージが最も高いユニットとなる為後方のアタッカーとなる人形が狙われやすい。

ナルシス戦はRF人形主体の部隊編成が基本である為、RF人形が攻撃対象になりやすい。ただし、RF人形は脚が遅いので、「カモフラージュマントを装備から外す」・「M950A等の部隊の移動速度上昇のスキルを持つ人形を編成する」といった対策が必要となる。(M950Aが居なくともマントを外した状態であれば、警告がでてすぐに移動させれば間に合う)

「アサシンモード」

展開している全てのホバーブレードが破壊されると発動する。この状態になるとナルシスは一定時間点滅した後無敵状態になり、最もリンク数の少ないユニットに致命傷を与えてくる。これを7回繰り返すと通常状態に戻り、再度ホバーブレードを展開する。

アサシンモードを発動させてしまうと部隊が甚大な被害を負ってしまう為、発動させないことが大切となる。

発動させてもフォースシールドで攻撃を無効化するという戦術も取れるが何度も成功するものではないので非推奨。

また、素のステータスも過去のネイト達よりもかなり高めになっている。

戦力を十分増強させ、戦術を練ってから討伐に向かおう。

余談

グリフィン人形での攻略が難しい場合、融合勢力の鉄血部隊を用いることで割と簡単に倒せたりする。

特に1リンクであり、攻撃中に何度もシールド展開が可能なアルケミストと後方への攻撃が可能なイェーガーとの組み合わせや、シールドスキルを持つ前衛人形とジャッジの組み合わせは、公式も推奨していた。

ストーリー内での動向

序盤

「・・・大丈夫?」

「お姉様がこんな風にされたの初めて・・・」

初登場は大型イベント鏡像論から。

ストーリー冒頭で、保安局から追われている途中の自身の姉妹個体の前に現れ、ボロボロになった彼女の身を案じていた。そして彼女から次の任務の指示を受け行動を開始する。その際、姉からお父様から自分を殺す指示を受けた場合、ちゃんと殺せるか問われた時に、意気揚々と殺す旨を伝えていた。

その後、ベルリン郊外のボーン村に潜伏していたマハリアンを指揮官とAR小隊が連れ出したところを大量のパラデウス兵を引き連れて追撃した。(恐らくはマハリアンを監視していたと思われる)

圧倒的な数と速度で指揮官達を追い詰めるも、ある人物の命によって派遣されたグリフィン小隊の介入を受けベルリン市内に指揮官達を逃がしてしまう。この際、理由は不明だが彼女を含めた郊外のパラデウス兵はベルリン市内に入れなかった模様(直後のセリフからベルリン市内と郊外では管轄が異なる為であると考えられるが、本人は姉から行ってはいけないと言われていた)

そして指揮官達を逃がしてしまい、姉の期待に答えられなかった事を悔やんでいた時、更に追うかどうかの指示を聞いてきた白ネイトに対し怒りを爆発させ振り返ってビンタを食らわせ吹き飛ばしていた。(その威力は白ネイトの頭が取れるほどであった)

「ちゃんと返事しろ  ん?あんた頭は?」

また、この時本人は白ネイトが死亡したことに気づいておらず、頭が無い事に気が付くと(自分が殺った自覚無し)白ネイトをゴミ扱いして捨てた。そして、生き残りの黒ネイトに次の行動の確認(脅迫)をし黒ネイトがビビりながら立ち去ってから、指揮官達に恨み言を1人つぶやいていた。

「次会ったら、あんたをギッシギシのギッタギタにしてあげるわ・・・」

中盤

ベルリンで計画していたテロの一環でパラデウスの工作員によって隔離壁に爆弾を設置し、隔離壁の破壊と同時にベルリン市内を襲う為に大量のパラデウス部隊を率いて隔離壁に奇襲をかけるも、指揮官達の介入により失敗に終わる。

この時撤退中にマハリアンを殺すべくホバーブレードを射出するも指揮官がかばったことで失敗してしまい、独り言をつぶやきながら撤退した。

「あんたを殺せたら・・・ナルシスはとても喜ぶのに・・・」

なお指揮官達が勝利できたのは隔離壁の防衛する際にその地形上、ナルシス相手に高所をとって遠距離で優位な状態で戦えたからであり平地で近距離戦を行っていた場合、勝利は得られなかった。

終盤

「いい度胸じゃねえか! このゴミカスどもが!」

廃棄されたパラデウスの基地内で、マハリアンに扮したが連れてきたグリフィン小隊に攻撃を仕掛ける。

この時ナルシス本人はマハリアンの姿をした姉から冷たく声をかけられた事で恐れを見せたものの、グリフィン小隊を始末するよう指示を受けると意気揚々と返事を返しグリフィン小隊に襲い掛かった。

「はい!任せてお姉様!」

「きこえたわよね!お姉様の命令だ!」

「フフフッ、ハハハハハ」

「ワタシの為に、パラデウスのために    死ねぇ!!!」

この時のナルシスの戦闘力は桁違いであり、グリフィン小隊の誰もが勝利の可能性を導くことができず、コリブリが「まだアレスの相手をする方がマシですわ!!!」と言い切るほどであった。

EMP手榴弾を正面から喰らっても全くひるまず、かえって狂暴になり、Model99の狙撃を眉間に受けても痛がっただけで一切効いていなかった。

遮蔽物を切り裂きながら圧倒的な力でグリフィン小隊追い詰めるも、背後からAR小隊の攻撃を受け、グリフィン小隊と挟撃される形となるが、指揮官の傍に目標であったダンデライオンを見つけると、更に興奮状態となり本気を出し始める。

この時のナルシスは、ダンデライオンからこのままでは全滅すると提言されるほどであった。

なお、ナルシス本人はダンデライオンを捕まえることで姉がお父様から褒美を与えられ、自分も姉から褒美を貰えると意気込んでいた(ダンデライオンからは回りくどいと言われた)

「ここから、逃げられると、思うなよ!!!」

AR小隊とグリフィン小隊の双方が協力しても抑えきれない強さを前に、指揮官達を逃がす為にグリフィン小隊が捨て身で立ちふさがったことで再び指揮官達を取り逃がしてしまう。

しかし出口を目前にした指揮官達の前に姉がパラデウスの部隊を率いて立ちふさがったことで、グリフィン小隊を全滅させた彼女は指揮官達に追い付くことができ、そのまま姉と共に揮官達を追い詰めていった。

しかし、404小隊によって基地内に仕掛けていた特殊なジャミング装置を無効化されたことで力を取り戻したダンデライオンによって全てのパラデウス部隊が機能停止されてしまうも、特に焦ることなくビーム砲によって動かなくなったパラデウス兵を全て薙ぎ払い、指揮官達にとどめを刺すべく全てのブレードを射出したが、ダンデライオンの身体を用いて覚醒したM4により全てのブレードを止められ驚愕していた。

その後

覚醒したM4によって致命傷を負わされた後、グレイによって回収された模様

由来

大陸版での名称は「ナヒース」。

名前の由来はナルキッソスヒース(呪いの土地と揶揄されたイギリス地方の乾荒原)の造語だと思われる。

尊大かつ狂気的な自己信仰主義の性格を持ち、戦場に出れば自身の味方すら巻き込み混戦状態の地獄を作り上げる彼女をイメージした名前なのだろうか。

なお、そんな彼女だがには逆らえない模様。(※実際の姉妹仲はえげつないレベルで険悪)

表記ゆれ

ナヒース・・・変更前の名称

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