概要
基本的に初出がインターネットのものに限り、紙媒体で発表されたものを電子書籍化した例は含まない。
有料のものはオンライン出版と呼ぶ。
インターネットは文字情報が主体のため、文章を書く能力さえあれば、どんな人でもおおよそ発表するまでのことはできる。
「小説家になろう」のような小説投稿サイトも多く存在し、我らがpixivにも小説投稿機能がある。
女子中高生の出入りするモバイルサイトには、モバイルならではの表現と文脈を扱ったケータイ小説が独自のジャンルとして発達している。
また、小説サイトのみならず、WEB掲示板の2ちゃんねるでは主に二次創作のSSを投稿するスレッドが立てられているほか、『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』のようなオリジナル作品が人気となった例もある。
動画サイトのニコニコ動画では「NovelsM@ster」のような、ストーリーをアドベンチャーゲーム風に表現した動画も隆盛しており、裾野は広い。
オンラインで人気を博した作品が出版社の目に留まり、紙媒体で書籍化されるケースも見られる……というのはWEB漫画と同様。