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恋空

こいぞら

『恋空』とは、美嘉のケータイ小説である。
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概要

美嘉のケータイ小説でありデビュー作。実話を元に創作したとしている。
2005年から執筆が開始され、2006年には書籍化された。
また2007年の漫画化、映画化に続き、2008年にはテレビドラマ化もされた。

ストーリー

主人公の田原美嘉は女子高生
ある日ノゾムにPHSの番号を知られたことがきっかけでヒロと知り合い、付き合うようになる。
妊娠や流産などもあったが二人はさらに強い絆で結ばれていく。
が、突如ヒロは別れを切り出す。後にそれが末期ガンを患ったヒロの苦渋の決断であることが発覚し、美嘉は再びヒロの元に戻る。抗癌剤の投与によって三年ほど生き続けることができたものの、ヒロは結局死んでしまう。
その後、再びヒロの子供を妊娠していることを知った美嘉は、今度こそは自分の手で育てると決心するところで終了している。

批判

・書評家の豊崎由美は、「ケータイ小説」全般における「1年間ほどにおける少女の恋愛、性交、妊娠、中絶、不治の病」という特殊な詰め込み展開を「コンデンスライフ」と名付け、「この作品におけるガン知識の欠落」や「出版社の安易な書籍化」などに警鐘を鳴らしている。
・「実話」とのふれこみだったが、「週刊文春」2007年12月20日号で盗作の疑惑が報じられた。井上香織の小説「さよならの向こう側」にストーリー、全体のプロットが類似していると指摘されている。
・川原や公共施設での性行為、未成年の飲酒、無免許運転、無菌室でのキスなどについて、書籍化・映像化には批判も多くあった。
・特に、がんレイプに関する記述は、多くのがん経験者や強姦事件の被害者から批判が寄せられている。がんに関しては、抗がん剤などの描写があるにも関わらず、味覚障害や生殖機能の破壊といった一般的な副作用はおろか、発熱や嘔吐と言った「抗がん剤による闘病の苦しみ」の描写が皆無である。レイプに関しては、レイプ事件の被害に遭ってから立ち直るまでの期間があまりに短すぎるという指摘があり、主人公がレイプについて容認している部分などに対し、批判も多い。

上記の理由から、この作品を安易に出版した出版社を揶揄したり、インターネット上の一部でこの作品とこの作品を読んで感動した人達のことをスイーツ(笑)と呼ぶネットスラングが生まれている。
更には本作が商業的に大ヒット、そして複数のメディアへ展開という風に、嫌儲意識が強いネットユーザーの神経を逆撫でする状況へと発展した事もここまで批判祭り的な状況になってしまった一因かと思われる。
また、この現象によってケータイ中心のネットユーザーとPC中心のネットユーザーがいわゆる「文化圏」が違うという事、趣味趣向が著しく噛み合わないという事が浮き彫りとなった。

関連タグ

ケータイ小説

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