わたしの手で、わたし以外のための行動を。
概要
CV:鬼頭明里
出自、目的など不明。はいむら𝕏️
強さ
回転しながら自動的に浮遊する巨大な大鎌を使用し、本人も高い身体能力を持つ。
一見すれば魔術サイドの霊装に見えるが、高度焼入操作鋼の純粋に科学技術の産物
曰く、刃物に限って言えば得体のしれない下手な新素材より数値を操作して鋼を極めた方が効果的との事。
作中の動向
学園都市で起きた死者の復活現象である『リターン』の最中、新たなる光に襲われている所で偶然遭遇した上条に手を引っ張られ連れ出される。
その後は生者とリターンを区別する壁の向こう側に逃れるも、生きた人間である上条らが死者の側にいて無事で済むわけもなく、今度はリターンたちに追い回される。
そこで怪我をした少女を治療している際、生き返った木原加群と出会す。
謎
死者の復活現象である『リターン』、一見すると神の奇跡に思えるが、死人を動かすだけなら魔術サイドにも技術は存在しており、科学サイドにも死人を生きた人間の様にする術はある。
また、新たな生命を生み出すだけなら男女の営みをすればいいというのがアレイスターやレディリーの意見である。
問題は“同一の生命”を生み出す事が不可能に近いという事。
では学園都市で起こっている死者の復活とは?
木原加群『もう気づいているだろう。我々は死者の魂を呼び戻された訳じゃない。』
作中で発生した『リターン』とは科学的に複製された死者の模倣品である。
血や肉はヒアルロン酸とその化合物、骨格は生分解性プラスチック。服や装備も生前のまま、表情や性格、言動が同じなのは防犯カメラなどの映像から解析したため。
大鎌系の刃物を武器にしていたのも、血や細胞を採取しやすくするため。
木原加群『それにしても、あらゆる命を弄ぶ存在、その正体の方こそ人工物の塊・・・・・・アンドロイドとは皮肉だな。』
シティマカーブルとは人の死を退けた事で与える社会的現象を観測する目的で作られた学園都市製の試作機。
彼女は望まぬ理不尽な別れを無理矢理に経験させらた死者のため、自分の持てる力を使ってそういった問題を解決し、みんなの笑顔を取り戻させようとした。
だが、死んだ事を自覚しない者。そんな奇跡はないと悲観する者。生前の想いに執着する者。ちゃんと死ななければならないと受け入れようとする者。今の自分の状態を罰だと思う者。死んだ事を受け入れられない者。
どうして・・・・・・。片っ端から歪んでいくのよおおおおおおおおおおおおおおおお!?
元凶を前にした木原加群は、この事実は曲げられないと上条に告げる。
それに対して上条は
上条「血反吐を吐こうがどうなろうが、シティマカーブルを必ず助ける! たとえあの子と戦う羽目になってでも!」
嘆く少女を救うため、拳を握り締めた。
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ミナ=メイザース/サミュエル=リデル=マグレガー=メイザース:死者の複製。