私はティファレトとネツァクを結ぶもの、十三枚目に描かれる死神なり。
すなわちサーティーンデス。あらゆる悲劇は我とあり。
概要
CV:ファイルーズあい
『とある魔術の禁書目録 幻想収束』にて実装予定の鎌池和馬書き下ろしのオリジナルストーリーに登場する、死神を連想させる格好をした少女。はいむら𝕏️
魔術サイドの人間で、すなわち魔術師。あの『魔神』に対抗するために開発された存在。
上条当麻が科学サイド側の『魔神を倒して管理するだけの力』ならば、この少女は魔術サイド側が用意した『魔神を殺すか、そのカードをちらつかせて従わせる技術』を持つ『死神』。
人物
まだまだ詳細不明ではあるが、どうやら常に新鮮な驚き・スリルを求めているようで、純粋な恐怖を味わいたい人格破綻者らしい。
しかし極めて有能なため、彼女達のように魔術サイドはこの死神を切り離す事ができない。
能力
『金色の収穫者(ゴールデンハーベスタ)』
あらゆる死の象徴を再現する術式。
マントの内側に紐を通して神の名を縫い付けており、「ハデス、テスカトリポカ、イザナミ、チャームンダー、オシリス、閻魔、オーディン」それら神が内包する死の象徴を得物に変える。
これは骸骨に鎌、マントの装いが死神を象徴するという逸話を応用したもの。
実のところ、死神と呼ばれる神など存在せず、鎌を持つクロノスやヘル。あるいはムリトゥユなど一部共通点はあれど決定的な証拠が存在せず、そこへ穴埋めする形で組み上げられた術式。
オティヌス曰く『……モデルなき女神像、主なき神殿、王なき墓か。』
『ようは、土の中から裸の女の像が出てくるたびに片っ端からビーナスビーナス名付けてきたのと同じだろ』
オシリスなら全身バラバラ、イザナミなら丸焼き、オーディンなら刺突と首吊り。
攻撃面でも強力だが、防御に割り振ればこれら死の象徴を遠ざける事ができる。
厄介極まりない能力だが、あくまで生きとし生ける者を対象とした術式。例外として死者の攻撃は有効。
対魔神用に備えた高い耐久性を持ち、
右腕には大きな鎌を取り付けた装備があり、鎌の位置を調整するレールスライド式になっている。