CV:真野あゆみ
概要
菱形幹比古の妹で共同研究者。
聖音高等学校の生徒。
裸身に複雑に絡み合った触手状のケーブルが全身に接続され、一見すると触手に飲み込まれているようにも見える少女。
目と髪の色は共に茶色で長髪をツインテールでまとめている。
その目的は「完全なる肉体と完全なる脳」とのことだが、詳細は不明。
能力
ケーブルの先端にモニターが接続されているものもあり、それを動かすことで「棺桶」を操縦できる。
処理能力は高いようで菱形同様『窮奇』『渾沌』『饕餮』の三機を同時に動かすことができる。
経歴
過去に「プロデュース」の被験者として参加しており、外部からアドバイザーとしてやってきたエステルとその縁で友人になる。
明るく他人を思いやる性格。巨大なパフェを好んで食べていたほか、ボクササイズが趣味だがサンドバッグに拳がろくに当たらないなど運動能力は低い。
何らかの病気を患い余命に不安を抱えており、レベル6となることでその能力で延命できないかと考え兄の計画に参加する。
しかし自分が安全に実験に参加できるようになるには2年はかかると知り絶望、本編の1ヶ月ほど前に入水自殺を図り、幹比古とエステルが自分の遺体を実験に使うよう仕向けた。
エステルの死霊術で蘇生を果たしたかに見えたが、蛭魅本人の魂はこのとき死亡しており、肉体は生前にエステルからくすねた符に宿る「檮杌」の疑似魂魄に乗っ取られている。