CV:野田順子
曖昧さ回避
概要
原作とアニメでは設定が違うため、別々に紹介する。
原作での設定
原作では第90話に登場。ケロン軍幼年訓練所所属のいたずら好きな子という設定。一人称は「オイラ」。タルル上等兵の後輩にあたる。
タルルが自慢するケロロ小隊を一目見ようと、軍に無断でチロロとともに地球へやって来た。そしてケロロ小隊に褒められようと地球侵略をしようとする(その際にケロン軍が臆し気味な地球の厄介な要素をも軽くあしらってしまった。)が、最終的にドロロに止められ、改心してケロン星へ帰っていった。
アニメでの設定
アニメでの初登場は第65話Bパート。一般ケロン人の少女で、ケロン軍には所属していない。一人称は「ワイ」か「うち」で大阪弁を話す。当初、ケロン星で有名なはずのケロロ小隊を知らなかった。
惚れっぽくて尻軽で八方美人な性格であり、タママを上回るほどキュートでラブリーであるという設定。登場するたびに「タママ(65話) → クルル(77話) → ドロロ(94話) → ギロロ(121話) → ケロロ(135話)」とケロロ小隊の誰かに惚れ、今まで惚れていた人への愛を忘れてしまう。
父はケロン星の大企業「ドババ・インダストリー」の社長・ドババである。なおドババの姿は正確には描写されておらず、65話Bパートではシルエット、77話ではロボットに乗車していたため姿すら不明となっている。
3度目から4度目までの登場まではケロロに「カララお嬢様」と呼ばれていた。
本格登場は135話が最後となっており、その後のケロロ小隊との交流状況もどうなっているのか不明のままではあったが、2010年の正月にタママへお年玉付きの年賀状を送っていたことが296話Aパートで判明し(名前は言及されていないが、タママがお年玉付き年賀状を送ってくれたという2枚の年賀状を見せるシーンでタルルと共に彼女のものが出てきた)、少なくともタママとは2010年現在でも交流を続けていることが明かされた。ちなみに内容は一時停止しないと読みづらいレベルだが、よく見てみると「タマ兄ぃ~ 誰かいいお婿さん候補おらへん?」と書かれており、ケロロへの恋心はもう薄れてしまったことが分かる。
なお、上記の原作90話にあたるアニメ第94話は「ケロロ小隊24時」より前のエピソードであり、タルルもアニメではまだ幼いが、原作ではすでに軍に入っていることもあり、物語最後に迎えに来ている。またカララが地球に来た理由も変更されており、アニメではクルルの花嫁修業の成果を見せるためにやって来たという理由になっている。
余談
ちなみに登場はアニメが先。アニメ版の初登場回では乗ってきたメカが軽機動メカと呼ばれていてデザインもそれっぽいのといい、消去してしまったクルル曹長の新型メカの設計データのデザインが諸にガンド・ロワなのといい、そしてなにより彼女の名前がカララであることや父親もそれっぽい名前であることから、明らかに上記の『伝説巨神イデオン』のカララ・アシバを意識したキャラと思われる。しかもアニメ制作会社が同じサンライズであるため、彼女が名前の元ネタなのはほぼ確実と言っていいだろう。