ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

孫悟飯ビーストの編集履歴

2024-07-13 18:00:41 バージョン

孫悟飯ビースト

そんごはんびーすと

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場する孫悟飯の新形態。
※本記事は、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のネタバレを含みます。

「この程度か.... 今度は僕の番だ!!」


概要

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場する孫悟飯の新形態。


かつて悟飯がセルとの戦いで見せた超サイヤ人2の髪型を更に尖らせた様なシルエットで、シルバーグレーの髪色と黒い瞳孔、赤く輝く瞳が特徴的。白銀のオーラと赤紫色のスパークを見に纏っている。

小説版での記述によるとピッコロを痛め付けるセルマックスへの怒りと、そんな状況下でもピッコロを助けに行く事が出来ない自らへの不甲斐なさの感情が混ざり合い爆発した事で覚醒した。


作中で名称は明かされず、更に本作は情報解禁を徹底しておりグッズなども中々発表されなかった為、公開から暫くの間は名称が不明だったが、後に原作者の鳥山明コメントと共に「孫悟飯ビースト」と発表された。


鳥山明曰く少年時代の覚醒イメージをベースにした悟飯独自の進化であり、名前は悟飯の中の"野獣が目覚めた"事をイメージに「孫悟飯ビースト」と命名された。


「超」の劇中では「超サイヤ人」ではなく悟飯個人としての独自の力で最強の父・孫悟空を越えようとしていた事がクローズアップされていた悟飯。そんな彼にとって、この唯一無二の進化はまさしく究極を超えた到達点とも言えるべきものである。


漫画版では、事件解決後にピッコロにより命名され、悟飯本人としてはかっこいいと好評である。また変身自体もピッコロにコツを教えてもらい自由に変身することが可能となっている。


劇中での活躍

セルマックスへのトドメを刺すべく孫悟飯に気を最大限まで貯める事を指示し、ガンマ1号ゴテンクスら仲間達と共に時間稼ぎを行うピッコロだったが、仲間達は続々と敗れピッコロもまたセルマックスによる圧倒的な攻撃を受けてしまう。

そしてピッコロが追い詰められたその時、孫悟飯は怒りの力で現在の力の殻を破り、更なる強さへと進化した。


今度は僕の番だッ!!!!

赤紫色のオーラを纏って現れた銀髪、そして赤眼の孫悟飯はセルマックスの全力のパンチを無防備で受けても物ともせず、逆にその反撃として放った蹴りでセルマックスの巨体を吹き飛ばした。


追い詰められたセルマックスは地球を覆い尽くさんばかりの巨大な破壊エネルギーの光弾を作り孫悟飯を押し潰そうとするが、そんな状況下でも孫悟飯は不敵な笑みを浮かべる。そしてピッコロの呼びかけに応じ、密かに練習していた魔貫光殺砲の構えを取る。


ビースト

最後は孫悟飯の様子に危機感を覚え飛び立とうとするところをピッコロに拘束されたセルマックスの頭部を、その巨大なエネルギー弾ごと魔貫光殺砲で貫きセルマックスの活動を止める事に成功。セルマックスは搭載されていた活動停止に連動して発動する自爆機能により爆発し、レッドリボン軍の秘密基地もろとも跡形もなく消え去った。


こうしての代より続いたレッドリボン軍との因縁とその野望に終止符が打たれたのであった(コミカライズではカーマインを初めとした僅かな残党が密かに生き延びていた)。


戦闘力

これまで幾度も爆発的な覚醒をしてきた孫悟飯だが、今回も例に漏れず“怒りの力のみ”で圧倒的なパワーアップを果たしている。


その戦闘力はオレンジピッコロが巨大化しても尚、抵抗するのがやっとのパワーで暴れまわるセルマックスの戦闘力が線香花火程度、地球を覆いつくすレベルのエネルギー弾を「シャボン玉」と呼べる程の隔絶した圧倒的なものとなっている。


また、セルマックスの巨体から放たれる渾身の拳を受け止めた際には防御体勢など全くとっていないにもかかわらず微動だにしないどころか無傷で済ませているが、パンチの威力は衝撃波として孫悟飯の体を突き抜け、その背後の軌道上を極太のレーザーのような拳圧の余波が破壊し尽くしていたことからも、セルマックスの攻撃が決して生半可なものではなかったことと、この状態の孫悟飯の防御力がいかに常軌を逸しているかが分かる。


レッドリボン軍の最凶兵器を、まさに吹けば飛ぶような存在にしてしまうその潜在能力はピッコロに「世界中の誰よりも強い」と言わしめる存在であることを再確認させてくれるものであった。


アニメ版とは設定や描写が異なる漫画版超では、スーパーヒーロー編後日談で修行により自在にビーストに変身できる様になっており、身勝手の極意の悟空と手合わせをしている。

身勝手状態の悟空の反応速度に翻弄され攻撃が当たらず有利な展開に持ち込まれたと思われたが、パワーを溜めてから猛ラッシュを仕掛けることで身勝手の速度を上回って攻撃を当てることに成功している。

互角の戦いが続いたが、途中で中断したため決着はつかなかった。(あくまで悟空は勝つつもりは無く、悟飯が強くなったのを確認をしたいだけだった)

ブロリーとも対戦しており、超サイヤ人を制御したブロリーに対して互角以上の強さを見せている。怒りを制御したてのブロリーよりは悟飯の方が力を上手くコントロールできているらしい。

この際、ウイスをもってして「特別な才能を持っている」と言わしめている。


余談

悟飯がこの形態へ至るまでの直前のシーンは、原作・アニメで人造人間16号がセルに踏み潰され超サイヤ人2へ覚醒するシーンのオマージュになっている。


当初、鳥山明は悟飯の新形態として「怖い顔に青い肌」を持った姿を考案していたが、悟飯のイメージと異なる事に気付き従来の変身と同じ髪型が逆立つこのビーストの変身をデザインした。従来と似たデザインに多少の不安があった様だが、逆に好評の声を沢山貰い恐縮したという。


また鳥山明はこれまで登場した沢山の変身について「これ以上変身されるとどんなデザインにしていいか困ってしまいます(笑)」とコメントしている。


作中では、(状況が状況とはいえ)「ビースト」と言う名称は出なかったが、コミカライズで掲載された後日談では、ピッコロによって命名されたと悟飯本人が語っていた。


一部の視聴者らは「オリジナルのセル戦などのようにまた遊び始めてピンチになるんじゃないか」とヒヤヒヤしていた模様。実際に劇中ではセルマックスの攻撃を受け止めた際に一瞬ニヤリと笑っていたが、状況が状況だった上にピッコロの呼びかけもあったため流石に過去の過ちを繰り返すことはせず、危なげなく決着をつけた。

……が、小説版での記述よると実はこのとき本当にやりかけていたことが判明。最終的には映画と同じくピッコロの呼びかけにより事なきを得たが、仮にピッコロの声がなければ、セルマックスに更なる行動を許した結果として地球が終わっていた可能性もあったかも知れない



ゲーム作品

スーパードラゴンボールヒーローズ

ウルトラゴッドミッション第3弾のSECとして初登場。

必殺技は専用モーションのある『魔貫光殺砲』。

こちらのモーションは同10弾から全ての孫悟飯:SH(ビースト)のカードが劇場版をより再現したバージョンへと変更されている。

同5弾SECではセルマックスを吹き飛ばした蹴りによる攻撃を『紫電獣蹴撃』という技として再現している。


ドラゴンボールレジェンズ

映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」キャンペーンとして参戦。『紫電獣蹴撃』の技名はこちらが初出典。

また究極アーツ『爆裂ビーストラッシュ』は連続打撃の後かめはめ波を放つ技だが、相手の残り体力が必殺技でトドメを刺せる残量のときに放った場合のみ、演出が『魔貫光殺砲』に変化するという孫悟飯ビースト専用の凝った仕様となっている。


ドラゴンボールZドッカンバトル

2022年12月28日からの年末Wドッカンフェスに初登場。

ただし厳密には参戦したのはアルティメット悟飯でビーストはアクティブスキルで登場。性能はATCとDEFが150%上昇。必殺技を発動する度にATCとDEFが最大150%まで上昇。気力が20以上で超高確率(70%)で必殺技が追加発動、24で全属性に効果抜群。師弟の絆カテゴリの味方が居ると3ターンの間ATCとDEF100%上昇、全属性ガードと攻撃特化の性能をしている。

一発の火力が高いのが特徴なのだがこのゲームにおける悟飯はリンクスキルが繋がりずらい、気力不足と言う弱点を抱えており、このキャラも例外ではない(一応気玉取得毎に気力+1されるが大したフォローになっていない)。そのためとにかく気力が溜めずらい(近年ではある程度ではあるが緩和されている)。更にその気力を解決しても必殺を何度か発動してパッシブを仕上げるのにもかかわらず必殺の追撃が確率依存なせいでスムーズに仕上げられないことがある(ただこれは気力問題に比べたら遥かにマシである)。

情報解禁から長い期間放置、対であるオレンジピッコロの性能が環境最強レベルだったこともあり期待外れな性能でユーザーからの評価はあまり良くなかった。結果微ーストなんてあだ名も付けられる始末。

とは言え火力については本物であり、使いづらいと言う弱点に目を瞑れば最強クラスのロマン砲として使える。


2024年2月16日からの9周年ドッカンフェス後半の目玉キャラとして「孫悟飯(ビースト)」の名称で登場。

上述のアルティメット悟飯が期待外れに終わり演出も出し尽くしてもう本編には無かった事からもユーザー間では期待と不安が入り混じる中での実装だったが…


蓋を開けてみれば歴代キャラの全てを過去に置き去りにするぶっ壊れ性能で爆誕した

悟飯系列共通の弱点である気力、元から備えていた高い攻撃力共に文句の付けようがない最強クラスの性能を持ちつつ、新規アクティブスキルやユニット必殺技とこれでもかと性能を盛っており、挙げ句の果てにはそれらの性能はオマケと言わんばかりにドッカンバトルにおいて最重要なステータスである防御性能が完全に振り切れており、誇張抜きで敵の全ての攻撃を完封できる

どのくらい既存のキャラと性能が違うのかというと、まず現在のドッカンバトルの高難度ステージにおける敵の必殺技(基本は1ターンに1回、ステージによっては2回撃ってくる事もある)の火力の最大ATK値が約360万であり、既存のキャラでこの攻撃を受けると極々一部の特殊なキャラ(但し特殊な条件を取ったりそれ以外の性能が低い事が多く、常に運用する事は難しい)を除けばほぼ例外無くワンパンされる。(因みに9周年以前の敵火力の最大値ATK値は約200万であり、大幅なインフレを起こしている)

実装時点で唯一この敵火力に真っ向から立ち向かえるキャラとして9周年の前半ドッカンフェスの目玉として登場したブロリーが存在しているが、そのブロリーですらチームの総HPの半分程を持っていかれる事も珍しくない。(そしてブロリー程の防御性能がない他のキャラが敵の通常攻撃にすら耐えきれずに敗北する事も)

そんな並大抵のキャラはワンパンされ、上澄みの上澄みですら大ダメージを免れない火力を持った敵が蔓延る現在の環境の中で実装されたビーストの防御性能であるが……

パッシブスキル等を考慮し計算した結果、条件が整った状態であれば【敵ATK1000万の攻撃すらもノーダメージに抑える】という異次元の事実が判明した。

現在の敵の最大火力が約360万で、かつそれをまともに受け切れるキャラが他に極限した6周年キラベジとセルマックスくらいしかいない現環境で、である。

因みにパッシブスキルの条件をフルに満たせず、最も弱い状態の防御性能ですら前述のブロリーを上回っているため、どれほどビーストの防御性能が今までと次元が違うかが分かる結果となっている。(因みにブロリーの防御性能はビーストを除けばドッカン内最強であり、こちらは攻撃力が異次元なため現状では攻撃最強のブロリー、防御最強のビーストとして2024年2月現在、ドッカンバトル内のぶっちぎり2強キャラとして環境を席巻している)。ただ流石にかつての1周年ゴジータのような覇権キャラとまでは行かない

演出は映画本編はもちろん(恐らく)セル編のベジータやボージャック映画、ゼノバース2から取られており、普通に映画にあってもおかしくないクオリティである。特にピッコロとのユニット必殺は必見。

微ーストなどと揶揄されていた苦い過去を振り切り、真のスーパーヒーローとして環境に降り立った姿はまさしく師匠から「お前がその気になればこの世界の誰よりも強い」を見事に体現した結果となった。また微ーストの方もこのビーストの実装により相方としての評価が爆上がり。かつての評価が嘘のような大出世を遂げた。

ただその圧倒的な強さが災いして使ってて楽しくないと言う意見が多い。実際(編成にもよるが)こいつを入れてたら大抵どのステージもこいつ一人で勝てることもあり強すぎて逆に使われない、不評と言うソシャゲのキャラとしては前代未聞の評価をされている


ドラゴンボールゼノバース2

ピッコロ及び青年悟飯(&ビーデル)の好感度を最大にするという条件を満たすことでアバターがビーストに変身可能となる。

全種族共通で、髪があるタイプ(地球人、サイヤ人)の種族だと髪が悟飯ビーストと同じになり、全種族とも目が赤目の固有パターンになる。

必要技力は500で性能は潜在能力解放の上位互換だが、他の変身と違い、ビーストのみ変身時に技力を消費してしまう。

その分潜在能力解放よりも攻撃力と技力上昇量がアップし、また△□△△△△△で特殊コンボルートが追加される。


2023年5月11日(木)に配信する「正義のヒーロー編パック第2弾」にプレイアブルキャラとして参戦。


攻撃力が非常に高く、接近戦で有利な必殺技を複数持つ。


関連動画

  • 【映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』キャラクターPV(悟飯ver.)】

※公式YouTubeチャンネル『東映映画チャンネル』より転載


関連イラスト

BEAST!!!スーパーヒーロー

孫悟飯ビースト無題


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボール超

スーパーヒーロー

孫悟飯 アルティメット悟飯

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました