ノノクラゲ
ののくらげ
基礎データ
全国図鑑 | No.0948 |
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パルデア図鑑 | No.244 |
キタカミ図鑑 | No.074 |
ローマ字表記 | Nonokurage |
分類 | きくらげポケモン |
タイプ | じめん/くさ |
高さ | 0.9m |
重さ | 33.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | きんしのちから |
タマゴグループ | しょくぶつ |
海外での表記
ドイツ語 | Tentagra |
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英語・スペイン語・イタリア語 | Toedscool |
フランス語 | Terracool |
韓国語 | 들눈해 |
中国語 | 原野水母 |
概要
『ポケモンSV』から登場した、メノクラゲのパルデアのすがた……ではなく、メノクラゲと瓜二つの姿を持つポケモン。
名前の由来は「野のクラゲ」で、メノクラゲとは1文字違いどころか棒一本違い。
白い触手に見える足が肌色の頭部から生えている奇妙な姿が特徴で、メノクラゲの頭部の3つの赤いレンズと同じ位置に黄色い斑点模様がある。
分類の通り「きくらげ」がモチーフであり、奇数世代の恒例行事となった本作のきのこポケモン担当で、タイプもドダイトス以来となる「じめん・くさ」の複合。
如何にもか細い足を持っているので一見すると弱そうだが、片足だけでも体を支えられるほど筋力があり、しかも時速50kmの速さで走ることが可能。性格も臆病らしく、ゲーム中でもプレイヤーに見つかると一目散に逃げていってしまう。
彼らも生きるために必死なのだが、見慣れたクラゲポケモンに似たキクラゲが、二本の触手で陸を爆走する姿に腹筋を破壊されたプレイヤーもいるだろう。
キノコのポケモンはキノガッサを除き鈍足のイメージが強い為、その時点でも驚きである。シンクロマシンを使った場合でもその俊足は健在であり、愛好家を着実に増やしつつあるポケモン。
出現率は低いものの、木の根元にいることが多いので、場所によっては緑色の芝生も相まって遠目からでも見つけやすい。視界外からしゃがみ歩きで忍び寄れば、気付かれずに不意打ちすることも可能。
ウミディグダと違い、生態にも棲息環境にも類似性は一切存在しない。現状、本当にたまたま似ているだけとしか説明がつかない不思議なポケモンである。
強いて言えば、「クラゲとキクラゲがたまたま似通った食感を持つ」ことそれ自体を元ネタにしたポケモンだろうか。
また、可食部があるポケモンの1匹でもあり、体から剥がれ落ちたヒラヒラした一部は歯応えがあって非常に美味。「来来来軒」という飲食店では「ノノクラゲとキュウリの酢の物」という品がある程。
彼らもある程度体表に溜まると気になるらしく、定期的にふるい落とす為の行動を取り、リフレッシュを図っている。
色違いは全体が白基調となり、黄色い斑点部分は真っ白に、ピンク色だった部分は白寄りのグレーになっている。
こちらのモチーフはおそらくシロキクラゲ。現実には『○○目』の部分からして異なるれっきとした別種のキノコである。
また、ヨーロッパを代表するキノコ、マッシュルームを意識しているように見えなくもない。こちらにも茶色い「ブラウンマッシュルーム」が存在し、『同種の色違い』という点ではむしろこちらの関係の方が近い。
色合いの変化という観点からみればエノキタケの可能性も考えられる。
こちらは天然モノは黄色っぽいカサに長い白い軸で、養殖物は白いカサに細長く白い軸と、ノノクラゲの色合いや形状とほぼ一致する。
アニメ版
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
46話~『テラスタルデビュー編』のOP「Will」で初登場。
- 51話
- CV:大谷育江
- 本編初登場。はぐれたテラパゴスを探しているうちにリコが落下した谷間に突如大多数の群れで出現。リコの目の前に突然一匹現れた事でリコが驚きの悲鳴をあげ、駆けつけたニャローテに警戒されるもリコがニャローテを宥めた事で事なきを得る。
- ノノクラゲ達は谷に絡まっている蔓に悩んでおり、体の構造上ゆえに自分達では蔓を取る事ができなかったが、テラパゴスとミブリムを通じて事情を知ったリコをノノクラゲ達が上に重なる形で梯子になって谷の上まで登らせ、ニャローテが放った「マジカルリーフ」によって蔓を取り除く事ができた。
- 実はこの地域ですごい数の花弁が地上から空に舞い上がって地面と空を繋げる現象「花柱」は、熱せられた地面に強風が吹き込む事で発生した竜巻にヒラヒラを剥がす為ノノクラゲが飛び込んだ事で起こる現象だと判明した。
- オマケコーナーの『フリード博士のポケモンゼミ』では、メノクラゲと遭遇。しかし、お互いに驚いて全速力で逃げてしまった(参照)。