バグダラス
ばぐだらす
データ
別名 | 甲虫型宇宙怪獣 |
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英表記 | Beetle-Type Space Monster BAGDALAS |
身長 | 25cm~50m |
体重 | 970g~3万5000t |
出身地 | 宇宙 |
概要
第8話「DASH壊滅!?」に登場。
地球に飛来した隕石の中に潜んでいた宇宙怪獣。その名の通り、昆虫に似た姿をしている。
特にバッタやイナゴに酷似しており、尻尾に見える器官はバッタと同じく腹部であり、肢もバッタと同じく胸部から六本生えているが、中肢は退化しているのか小さくほとんど動かさず、大きく発達した後肢で自重を支えて霊長類のような二足歩行を行う。
前肢も発達しているが、二足歩行であるため移動に使うことは無く、熊手のような大爪を活かした攻撃や威嚇に用いる。
体は黄褐色の軟らかい外骨格に覆われており、赤い吊り眼状の複眼を持つ。背中には昆虫と同じ翅を持つが、バッタのような剥き出しの膜翅ではなく、甲虫のように硬い前翅の下に膜翅をしまっている。
上下に開く牙だらけの口の横に、アリジゴクかクワガタムシのような大アゴが生えた構造の口器を持ち、大アゴは専ら攻撃に使われる。
口からレーザービームのような管「触手光線」を射出し、これを突き刺した生命体から生体エネルギーを吸い取る習性を持つ。餌食になった者は激しい発熱と体力低下に見舞われ、最悪の場合命に危険が及ぶ。
徘徊性で、赤外線で獲物を探知する能力と光学迷彩で周囲の景色に溶けこむ能力を有しており、これらを駆使して獲物を探す。
無論飛行も可能で、羽ばたきにより発生する熱風を伴う衝撃波は、武器としても利用できる。
劇中地球に飛来した個体は卵持ちだったため、エナジードレインを行っていたのは元の大きさに戻るためだけでなく、蚊やアブの吸血と同じく産卵前の栄養補給のためでもあったと考えられる。
活躍
隕石から出現した直後はわずか25cmほどの大きさだったが、DASHの面々を含むベースタイタン職員の生気を次々に吸い取って徐々に巨大化し、最終的に50m大まで成長。腹に抱えていた無数の卵を孵すために基地から脱走する。
高熱に苦しみながらも追ってきたカイトの乗るダッシュバード1とドッグファイトを展開するが、翅からの衝撃波で撃墜。直後にカイトの変身したマックスと対決する。
大アゴと鋭い爪、衝撃波でマックスを苦しめたが、最期は飛行しながら正面から突っ込んできたところへマクシウムカノンを浴びせられ、卵ごと爆砕された。
被害に遭った隊員たちも、ショーン隊員が開発した特効薬によって無事回復した。
まだ序盤の8話でありながらサブタイトル通り防衛チームを壊滅の危機に陥れるという普通だったら最終回付近で起こりそうなとんでもない事をやらかした怪獣であった。
以降の作品での登場
ウルトラマンフェスティバル2006
第1部で登場。惑星ディーアーでウルトラマンゼノンと交戦していたが、付近をパトロールしていたマックスがゼノンと交代。ゼノンはフック星人とゴドラ星人を追ってフェードアウトした。
最期はマクシウムカノンを受けて倒された。
ウルトラマントリガー
第7話「インター・ユニバース」にて、イグニスが持つゴクジョーなお宝の一つとしてバグダラスの羽が登場。懐から取り出してバロッサ星人(四代目)に自慢していた。
余談
デザイン画での名称は「甲虫型宇宙怪獣ヴィクティム」。