CV:喜多村英梨
概要
『ファイナルファンタジー14(旧FF14)』及び『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』に登場するララフェル族の男性NPC 。
フルネームは「パパリモ・トトリモ」(Papalymo Totolymo)。クラスは呪術士。
携える杖は「ゴールデンアイ」の銘を持ち、パパリモの家系に代々受け継がれてきた家宝である。
鬱蒼とした「黒衣森」で出会う、ララフェル族の青年。
暁の血盟の一員であり、イダ・ヘクストとコンビを組んで活動している。
可愛らしい外見と声からは想像もつかないが、年齢は42歳と暁のメンバーの中でもかなりの年長者。
毒舌かつ冷笑家で、直情的なイダと意見がぶつかることもしばしばだが、凸凹コンビとしてしっかり連携が取れている。
シャーレアンの魔法大学を主席で卒業した俊英。賢人ルイゾワの一番弟子であり、エーテル学に深い知識を有す。
趣味は魔道書の閲覧。
新生編中盤、砂の家が帝国軍の襲撃を受け、ミンフィリア、ウリエンジェ、タタルらと共に捕らわれの身となってしまう。
その後手がかりを得て救出に来た光の戦士一行によって解放され、撤退戦ではウリエンジェともども前線に立って戦った。
新生編終盤、ナナモ女王暗殺の嫌疑をかけられた光の戦士および暁の血盟は逃亡をはかるが、追手を食い止める為にイダとその場に残り、その後は消息不明となる。
関連タグ
※以下、パッチ3.5以降のメインクエストのネタバレを含みます。
ネタバレ
追手を打ち倒し、逃走する際にイダと共に連絡用のリンクパールを破壊。足取りを辿られないように処置を施していた。
その後、かつてイダが身を置いていたアラミゴ解放軍の本拠地、ギラバニアのラールガーズリーチに身を寄せる。
そこでアラミゴ人を扇動する謎の男「鉄仮面」に注視。衣装を変えてこっそりと潜入、その動向を探っていた。
蒼天編終了後、長らく連絡が取れなかった暁の賢人らとようやく連絡が取れ、復帰。
しかしこの頃からパパリモは「終わりの始まり」の予兆を感じ取っていた。
その後、バエサルの長城にて鉄仮面ことイルベルドが、アシエン・エリディブスから渡されたニーズヘッグの眼を触媒に、自らを含めたアラミゴ人の死と絶望を糧とし、信仰に拠らない蛮神「神龍」を召喚。
これを見たパパリモはルイゾワの愛杖「トゥプシマティ」を手に、5年前のカルテノーの戦いで師が命と引き換えにバハムートに使用したのと同じ封印術を行使。
一時的に神龍を封印することに成功するが、そのまま光に呑まれて行方不明となってしまった。
パパリモが死んだのかどうかについては、その後も明言されていない。
しかし彼がイダの首に施した賢人の紋様が消えた事などから、死んだという認識をされている。
その反面、描写が曖昧なことや、退場後のフォローがほぼ存在しないことから「逆にいずれ復帰するのでは?」と考察するファンも存在していた……が、その後「暁月のフィナーレ」において死亡が明示された。詳細は後述。
元々はイダことリセ・ヘクストではなく、本物のイダとコンビを組んでいた。
イダとリセがアラミゴ難民としてシャーレアン植民都市に身を寄せた時に知り合い、イダをルイゾワに紹介したのがきっかけで彼女は救世詩盟に入った。
イダはその後アラミゴ解放軍に身を投じ、パパリモも相棒としてこれを支援。しかし本編開始の6年前にイダは死亡し、パパリモは形見となった仮面をリセに渡す。
リセはイダとして戦う事を望み、パパリモはリセの首にイダと同じ賢人位の紋様を魔法で施した。なお仲間はリセだと一発でわかっていたが、あえて気づかないふりをしていた。
前述の通りリセとは口論が絶えなかったが、心の底では「2人目の相棒」と呼ぶほどに彼女を信頼していた。
暁月のフィナーレ※ネタバレ注意
回想という形で、折に触れて登場。
そしてLv89ID「星海潜航 アイティオン星晶鏡」。
死者の魂が還る星海にて「師の理念を継いだ賢人の想い」が、名杖の形を借りて登場。怨念を残して彷徨う死者と相対する光の戦士一行を励まし、力を貸してくれる。
フェイスで突入していた場合、暁の賢人達はこれに対して様々な反応を示し、彼への感謝を口にする。
また、物語をある程度進行させると、彼の父親と思われる老紳士が登場するサブクエストが出現。
クエストの中で、この老紳士とルイゾワは大学の同期かつ親友であったこと、老紳士の息子はそんなルイゾワに懐き弟子になりたがったこと、ラストスタンドのプレッツェルが好物であったことを語ってくれる。
そして、光の戦士に息子と共に戦ってくれたことに対する感謝を述べるのであった。
ゲーム中では明言されなかったが、話の内容から、息子とはパパリモのことで間違いないだろう。
後に朔月秘話や世界設定本にてこの老紳士の名前が「ネネリモ・トトリモ」であることも判明したため、老紳士の息子=パパリモはほぼ確定である。