ネタバレ注意!!
cv:遠藤綾
概要
ストーリー開始当初からイダ・ヘクストを名乗っていた女性。
イダの妹で、イダとは6歳違い。
父カーティス・ヘクストはアラミゴ最後の王にして暴君テオドリックに反発し、アラミゴ革命軍のリーダーとして戦った。
テオドリックは倒されたものの、直後に革命を手引きしていた帝国軍の介入により、アラミゴは帝国属州にされてしまう。
帝国との戦いでカーティスは命を落とし、イダとリセは難民となった。
黒衣森に逃れたものの精霊に拒絶され、高地ドラヴァニアを経由してシャーレアン(現・イディルシャイア)へと流れ着く。
暫くは同地で過ごすものの、リセが9歳の時に「大撤収」によりシャーレアンは本国に撤退。イダはアラミゴ解放軍に身を投じ、本編開始の6年前、難民を逃がす任務中に帝国軍と交戦、死亡した。
この時の顛末は「黎明秘話」第三話「茜の空に華と散る」にて語られており、イダが助けようとした少女の正体が初めて明かされ、多くのヒカセンが頭を抱える事になった。
当時イダの相棒をつとめていたパパリモは遺品としてリセに姉が使っていた仮面を渡し、リセは姉の名を名乗った上でパパリモに同行、救世詩盟へと参加。
さらに第七霊災後は暁の血盟に参加している。
「紅蓮のリベレーター」開始前、神龍を封じるべく秘術を発動したパパリモが死亡。
「お前にしかできない役目がある」というパパリモの言葉に従い、リセは自らの過去と向き合うために仮面を外し、光の戦士らと共にアラミゴへと向かうことを決意する。
「紅蓮のリベレーター」冒頭ではタタルから旅装束をプレゼントされてイメージチェンジ。
終盤には決意の表れとして、祖国アラミゴの赤い伝統衣装に着替えた。トレイラーやタイトルカットで描かれているのはこちらの衣装。
本編では、同じアラミゴ人でさえ帝国と祖国に分かれて相争う現況や、帝国軍に虐げられる民を見ても状況的に手出しを出来ない事に歯噛みする場面が描かれた。
そうした中でアラミゴを解放する為に「自分に何が出来るのか」を考え、一旦は壊滅したアラミゴ解放軍が力を蓄える時間を稼ぐ為、東方のドマ解放に向けて動く。
同地で出会ったヒエンから学ぶ事は大きく、後の彼女の行動に影響を与えた。
アラミゴ解放運動の最中、ラールガーズリーチを拠点とする解放軍部隊のまとめ役のコンラッドが死亡するが、今わの際に部隊のリーダーとしてコンラッドから指名を受け、アラミゴ解放軍の指導者を引き継ぐ。
アラミゴの奪還が成った後はラウバーンらと共に新たな国作りに専念するため、暁の血盟からは脱退。距離を置くこととなった。
しかし「困ったときは遠慮せずに声をかけなさい」とヤ・シュトラに言われ、涙ぐむ一幕もあった。
以後は新たなる国「共和制アラミゴ」の一人として、またギラバニア辺境方面隊隊長として、「アラミゴ代表者会議」による合議に参加している。
帝国による属州化の後の生まれのアラミゴ人であり、帝国軍に身を投じてアラミゴへの非道な行為を繰り返していたフォルドラに対しては何とかして歩み寄ろうとする。
アラミゴ奪還後はフォルドラは捕虜としてアラミゴ王宮の地下に幽閉されていたが、度々訪れては説得を繰り返す。
フォルドラ率いる髑髏連隊に非道な仕打ちを受けていたことから彼女を死刑にすべきと叫ぶ民衆は多く、詰め寄られた時は返す言葉を用意できず詰まってしまう場面も見られたが、最初のアラミゴ代表者会議の場で蛮神ラクシュミが召喚されてしまった時は、半ば独断ではあるもののフォルドラを牢から連れ出す。
結果、各代表者をラクシュミから守りラクシュミを討伐するのに一役買わせ、各代表者たちにフォルドラの存在をある程度認めさせ、頑なに心を閉ざしていたフォルドラに歩み寄る事ができた。
「漆黒のヴィランズ」では暁の賢人が次々と人事不省になる中、彼らを心配しながらも膠着状態に陥った帝国軍とのにらみ合いを余儀なくされた。
なお第一世界と原初世界の時間の流れは大きく異なる為、原初世界側ではそれほど長く時間はかかっていない事が示唆されている。
その後パッチ5.3にて賢人達が原初世界に復帰。パッチ5.4冒頭で石の家に駆けつけ、回復した仲間達を前に喜びを露わにした。
「暁月のフィナーレ」では、崩壊したガレマルドの調査と人道支援を目的とした「イルサバード派遣団」が結成され、そのメンバーとして参加。
バブイルの塔攻略ではピピンと組んで突入。マグナイやサドゥと共に、テンパード化された帝国軍兵士や魔導兵器を引き受け、光の戦士一行を玉座の間へと向かわせた。